ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 161173
全員に公開
トレイルラン
伊豆・愛鷹

愛鷹山塊(越前岳・位牌岳・鋸岳・黒岳)247分:トレランとトレッキングポール考

2012年01月09日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
04:11
距離
11.9km
登り
1,397m
下り
1,415m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

行動時間:247分
9:37 須山山神社出発 → 10:11 黒岳 → 11:13 越前岳 → 11:38 呼子岳 → 11:52 鋸岳 → 12:50 位牌岳 → 13:08 前岳 → 13:44 山神社帰着
備考:蓬莱山山頂にて小休憩
天候 快晴、気温高め。
過去天気図(気象庁) 2012年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 マイカーで須山 山神社まで移動、駐車。
コース状況/
危険箇所等
積雪なし、アイゼン不要。

蓬莱山から位牌岳までは、ロープ・クサリが多く危険地帯となります。
岩ももろい為、下りやトラバース時には要注意です。
危険箇所は、蓬莱山寄りと位牌岳への上り返しの一部のみで、それ以外は細い登山道となります。
ロープ・クサリは一部新設されてましたが古いものも残っており、
安易に全体重を任せるのではなく、自身の三点支持とバランスをフルに利用する事をオススメします。

越前岳山頂の登山者は5-6名程度。位牌岳は無人でした。
山神社の駐車場はこの通り広々としてます。
2012年01月09日 09:36撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 9:36
山神社の駐車場はこの通り広々としてます。
須玉の山神社よりいざ出発!
2012年01月09日 09:36撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 9:36
須玉の山神社よりいざ出発!
個人所有の愛鷹山荘に到着。宿泊時は事前に話を通しておく必要あります。
2012年01月09日 09:56撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 9:56
個人所有の愛鷹山荘に到着。宿泊時は事前に話を通しておく必要あります。
黒岳手前の展望広場にて富士山を望みます。
2012年01月09日 10:17撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
2
1/9 10:17
黒岳手前の展望広場にて富士山を望みます。
黒岳山頂到着です。
2012年01月09日 10:11撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1
1/9 10:11
黒岳山頂到着です。
再び富士見峠まで戻りここから越前岳までは終始上りです。トレッキングポールの出番です。
2012年01月09日 10:35撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 10:35
再び富士見峠まで戻りここから越前岳までは終始上りです。トレッキングポールの出番です。
急な段差はこうして上ります。
2012年01月09日 10:47撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 10:47
急な段差はこうして上ります。
鋸岳展望台から本日目指す稜線を臨みます。
2012年01月09日 10:52撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1
1/9 10:52
鋸岳展望台から本日目指す稜線を臨みます。
トレッキングポールに集中しているうちに越前岳到着。思ったより早かったです。
2012年01月09日 11:13撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1
1/9 11:13
トレッキングポールに集中しているうちに越前岳到着。思ったより早かったです。
越前岳山頂は霧氷に包まれてました。
2012年01月09日 11:14撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
4
1/9 11:14
越前岳山頂は霧氷に包まれてました。
登山者僅かの越前岳を早々に後にします。早速、急坂です。ここは、ポールを収納して先を目指します。
2012年01月09日 11:25撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 11:25
登山者僅かの越前岳を早々に後にします。早速、急坂です。ここは、ポールを収納して先を目指します。
急坂は呼子岳に近くなると落ち着いてきます。
2012年01月09日 11:32撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 11:32
急坂は呼子岳に近くなると落ち着いてきます。
先ほどの越前岳山頂もアッと言う間にこの通り。
2012年01月09日 11:37撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 11:37
先ほどの越前岳山頂もアッと言う間にこの通り。
呼子岳山頂到着。山頂は小ぢんまりとしてます。
2012年01月09日 11:38撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 11:38
呼子岳山頂到着。山頂は小ぢんまりとしてます。
更に先に進みます。また急坂が現れます。下った先は割石峠となります。
2012年01月09日 11:45撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 11:45
更に先に進みます。また急坂が現れます。下った先は割石峠となります。
割石峠を左に下らず蓬莱山に上ります。ここから先が岩稜帯の核心です。
2012年01月09日 11:52撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 11:52
割石峠を左に下らず蓬莱山に上ります。ここから先が岩稜帯の核心です。
蓬莱山から位牌岳の景色です。ちょっと休憩します。
2012年01月09日 11:57撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1
1/9 11:57
蓬莱山から位牌岳の景色です。ちょっと休憩します。
鋸岳は実際、巻き道を進みます。しかし、ところどころ落ちたらアウトという箇所があります。
2012年01月09日 11:59撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
2
1/9 11:59
鋸岳は実際、巻き道を進みます。しかし、ところどころ落ちたらアウトという箇所があります。
上りのクサリも錆びまくってます。また、足場ももろく、ところどころ小石が落ちてきます。
2012年01月09日 12:06撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 12:06
上りのクサリも錆びまくってます。また、足場ももろく、ところどころ小石が落ちてきます。
縦走路の標識ありますが、明らかにメインコースではなくサブコースです。
2012年01月09日 12:16撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 12:16
縦走路の標識ありますが、明らかにメインコースではなくサブコースです。
蓬莱山側の核心を抜けました。トレイルが平坦になります。位牌岳も近くなってきました。
2012年01月09日 12:20撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1
1/9 12:20
蓬莱山側の核心を抜けました。トレイルが平坦になります。位牌岳も近くなってきました。
トレイルはこんな感じです。
2012年01月09日 12:26撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 12:26
トレイルはこんな感じです。
中間部を過ぎた辺りで山神社に下る分岐を発見。こちらから下った事はまだありません。
2012年01月09日 12:28撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 12:28
中間部を過ぎた辺りで山神社に下る分岐を発見。こちらから下った事はまだありません。
サブコースですが、またも道標発見です。
2012年01月09日 12:48撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 12:48
サブコースですが、またも道標発見です。
終盤の位牌岳側の核心部です。このトラバースも滑り落ちたら大ケガします。
2012年01月09日 12:34撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1
1/9 12:34
終盤の位牌岳側の核心部です。このトラバースも滑り落ちたら大ケガします。
さて、位牌岳山頂ももうすぐです。こうして獲得した距離感がやはりトレランの醍醐味ですね。
2012年01月09日 12:38撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1
1/9 12:38
さて、位牌岳山頂ももうすぐです。こうして獲得した距離感がやはりトレランの醍醐味ですね。
あれ、山頂が近くなりまた霧氷が現れました。
2012年01月09日 12:43撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 12:43
あれ、山頂が近くなりまた霧氷が現れました。
最後の上り返しを経て位牌岳到着です。無人でした。
2012年01月09日 12:50撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 12:50
最後の上り返しを経て位牌岳到着です。無人でした。
位牌岳側からも鋸岳方面への縦走を勧めてません。
2012年01月09日 12:51撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 12:51
位牌岳側からも鋸岳方面への縦走を勧めてません。
位牌岳からは東に進路を取ります。トレイルが細く走りにくいです。
2012年01月09日 12:55撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 12:55
位牌岳からは東に進路を取ります。トレイルが細く走りにくいです。
展望のない前岳到着です。休まず下ります。
2012年01月09日 13:08撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 13:08
展望のない前岳到着です。休まず下ります。
今日一番の急坂をこなします。ポールを出してみましたが、下りには全く使えずすぐ片付けました。ようやく、林道とぶつかります。
2012年01月09日 13:32撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 13:32
今日一番の急坂をこなします。ポールを出してみましたが、下りには全く使えずすぐ片付けました。ようやく、林道とぶつかります。
最後は林道を走ります。徐々に道が良くなっていきます。
2012年01月09日 13:33撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 13:33
最後は林道を走ります。徐々に道が良くなっていきます。
最後は舗装道となりフィニッシュ。お疲れでした!
2012年01月09日 13:44撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 13:44
最後は舗装道となりフィニッシュ。お疲れでした!
参考:今回の登山ルートおよび周辺地図
2012年01月09日 09:36撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 9:36
参考:今回の登山ルートおよび周辺地図
参考:ポール収納時のバックパック。ポールありでも十分走れました。
2012年01月09日 09:29撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 9:29
参考:ポール収納時のバックパック。ポールありでも十分走れました。
参考:上り時のポール(110cmに伸ばして使用)。
2012年01月09日 09:35撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1
1/9 9:35
参考:上り時のポール(110cmに伸ばして使用)。
参考:上り時のホールド。
2012年01月09日 10:22撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 10:22
参考:上り時のホールド。
参考:トレイルを走る際のポール持ち方。
2012年01月09日 10:22撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1/9 10:22
参考:トレイルを走る際のポール持ち方。

感想

ロングのトレイルランに臨む為には、どうしても脚だけでは限界がある事に気づきました。
今回は走ることよりもいくつか課題を準備して臨みました。
軽く遊びつつ、自分自身の勉強も兼ねて。
ガチガチに山ランに徹するだけでなく、道楽の「山」でこうして勉強する場があってもよいのだと思います。

本日の課題は、トレッキングポールを使用してトレイルランを身に付ける事。
ある程度であれば問題ないのですが、例えば100kmのトレイルであったりすると体の一部に大きな負荷が掛かってきます。
負荷が掛かる事自体は致し方ないのですが、走りきるためには極力負荷を抑えなければなりません。
正しく言うなら、負荷を体全体に分散させたいです。
そこで、トレッキングポールの使用を考えました。

ここのところ人気が出てきているノルディックウォーキングというのがありますとりあえず、脚への負荷を減らす為に見よう見マネでトライ。
やってみると、なかなか自然にこなせません。
しばらく格闘しながら、少しずつ要領を得ました。
印象としては、こんなところです。

・トレッキングポールを使用する場合、ポールを過度にあてにするのではなく握りも軽めに歩いたほうが良さそう。
・歩幅は欲張ってガンガン大幅で進むのではなく、ポールとの一体感を得る為に基本は小刻みが使い勝手も良いみたい。
・急な段差を上がる場合は、ポール両方を前面で決めてそれに乗り掛かるようにすると上がりやすい。
・右手のポールを前面に出す時、左足を前に出すスタイルがあるが、必ずしもこれにこだわる必要なく随時バランスを取りながら進めば楽。
・ポールが地面に決まらなくても気にせずいつも通り歩いた方がスムーズ。ポールと出足の関係も、随時、バランスとタイミングで修正していく。

ポールを使う事により脚モモの背部の筋肉への負荷が大幅に軽減されます。
(ただし、上り時のふくらはぎへの負荷は軽減難しいです。そして、最もヒザへの負担が大きい下りでもトレランの場合なかなかポールが生かせません)

全体的にはトレッキングポールは、あくまでも補助でテンポに合わせながら随時リズムを取る様に歩きました。
まだまだ練習が必要でしたが、登山口の山神社から越前岳まではおかげでかなり楽に歩けました。

ただし、問題もあります。
だいぶ前にトレランを始める前に山歩き用に購入したトレッキングポールなので、縮めても結構長めです。
バックパックに収納しても、ところどころ木々に引っ掛かる場合があります。
広めのトレイルであれば問題ないのでしょうけれど、きわどい下りでは危ないかもしれませんね。
また、急坂を下る場合、余り役に立ちません。
トレランの場合、急坂で最もヒザに負荷がきますが、これをうまく解消できる術は何度かトライしたものの見つかりませんでした。

トレッキングポールとは別に最近もうひとつ意識している事があります。
それは、上半身の姿勢です。
上りの場合は、基本的に前傾姿勢になりがちですが、極力直立を維持し腹筋と背骨を伸ばす感じで歩く方法です。
こうする事により体幹を駆使し、脚だけでなく上半身を使って歩くことができます。

色々と理屈っぽくなりましたが、何度か練習してポールを使っても時間的に稼げるようにしていきたいと思います。

それにしても、久しぶりの鋸岳 岩稜帯縦走でした。
相変わらずスリル一杯の岩稜帯でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2643人

コメント

こんばんは。
ainuさん、今年もよろしくお願いします。

年明け9日で、山遊び3回
なかなかハイペースで楽しまれてますねぇ

今年も安全に山遊びを楽しみたいです

これからも参考にさせていただきますので、おねがいしま〜す。
2012/1/10 21:42
yamayoさん、おはようございます。
今年もよろしくお願いします。

何よりも天気最優先でいきたいですが、やはり回数が多すぎたみたいで、
コース取りも想像力効かせてバランス良くやって行きたいです。

お互いケガ・故障なく無理せずいきましょう。
2012/1/11 6:29
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

雪山ハイキング 伊豆・愛鷹 [日帰り]
須山登山口から黒岳、越前岳、呼子岳周遊
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら