愛鷹山塊(越前岳・位牌岳・鋸岳・黒岳)247分:トレランとトレッキングポール考
- GPS
- 04:11
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,397m
- 下り
- 1,415m
コースタイム
9:37 須山山神社出発 → 10:11 黒岳 → 11:13 越前岳 → 11:38 呼子岳 → 11:52 鋸岳 → 12:50 位牌岳 → 13:08 前岳 → 13:44 山神社帰着
備考:蓬莱山山頂にて小休憩
天候 | 快晴、気温高め。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪なし、アイゼン不要。 蓬莱山から位牌岳までは、ロープ・クサリが多く危険地帯となります。 岩ももろい為、下りやトラバース時には要注意です。 危険箇所は、蓬莱山寄りと位牌岳への上り返しの一部のみで、それ以外は細い登山道となります。 ロープ・クサリは一部新設されてましたが古いものも残っており、 安易に全体重を任せるのではなく、自身の三点支持とバランスをフルに利用する事をオススメします。 越前岳山頂の登山者は5-6名程度。位牌岳は無人でした。 |
写真
感想
ロングのトレイルランに臨む為には、どうしても脚だけでは限界がある事に気づきました。
今回は走ることよりもいくつか課題を準備して臨みました。
軽く遊びつつ、自分自身の勉強も兼ねて。
ガチガチに山ランに徹するだけでなく、道楽の「山」でこうして勉強する場があってもよいのだと思います。
本日の課題は、トレッキングポールを使用してトレイルランを身に付ける事。
ある程度であれば問題ないのですが、例えば100kmのトレイルであったりすると体の一部に大きな負荷が掛かってきます。
負荷が掛かる事自体は致し方ないのですが、走りきるためには極力負荷を抑えなければなりません。
正しく言うなら、負荷を体全体に分散させたいです。
そこで、トレッキングポールの使用を考えました。
ここのところ人気が出てきているノルディックウォーキングというのがありますとりあえず、脚への負荷を減らす為に見よう見マネでトライ。
やってみると、なかなか自然にこなせません。
しばらく格闘しながら、少しずつ要領を得ました。
印象としては、こんなところです。
・トレッキングポールを使用する場合、ポールを過度にあてにするのではなく握りも軽めに歩いたほうが良さそう。
・歩幅は欲張ってガンガン大幅で進むのではなく、ポールとの一体感を得る為に基本は小刻みが使い勝手も良いみたい。
・急な段差を上がる場合は、ポール両方を前面で決めてそれに乗り掛かるようにすると上がりやすい。
・右手のポールを前面に出す時、左足を前に出すスタイルがあるが、必ずしもこれにこだわる必要なく随時バランスを取りながら進めば楽。
・ポールが地面に決まらなくても気にせずいつも通り歩いた方がスムーズ。ポールと出足の関係も、随時、バランスとタイミングで修正していく。
ポールを使う事により脚モモの背部の筋肉への負荷が大幅に軽減されます。
(ただし、上り時のふくらはぎへの負荷は軽減難しいです。そして、最もヒザへの負担が大きい下りでもトレランの場合なかなかポールが生かせません)
全体的にはトレッキングポールは、あくまでも補助でテンポに合わせながら随時リズムを取る様に歩きました。
まだまだ練習が必要でしたが、登山口の山神社から越前岳まではおかげでかなり楽に歩けました。
ただし、問題もあります。
だいぶ前にトレランを始める前に山歩き用に購入したトレッキングポールなので、縮めても結構長めです。
バックパックに収納しても、ところどころ木々に引っ掛かる場合があります。
広めのトレイルであれば問題ないのでしょうけれど、きわどい下りでは危ないかもしれませんね。
また、急坂を下る場合、余り役に立ちません。
トレランの場合、急坂で最もヒザに負荷がきますが、これをうまく解消できる術は何度かトライしたものの見つかりませんでした。
トレッキングポールとは別に最近もうひとつ意識している事があります。
それは、上半身の姿勢です。
上りの場合は、基本的に前傾姿勢になりがちですが、極力直立を維持し腹筋と背骨を伸ばす感じで歩く方法です。
こうする事により体幹を駆使し、脚だけでなく上半身を使って歩くことができます。
色々と理屈っぽくなりましたが、何度か練習してポールを使っても時間的に稼げるようにしていきたいと思います。
それにしても、久しぶりの鋸岳 岩稜帯縦走でした。
相変わらずスリル一杯の岩稜帯でした。
ainuさん、今年もよろしくお願いします。
年明け9日で、山遊び3回
なかなかハイペースで楽しまれてますねぇ
今年も安全に山遊びを楽しみたいです
これからも参考にさせていただきますので、おねがいしま〜す。
今年もよろしくお願いします。
何よりも天気最優先でいきたいですが、やはり回数が多すぎたみたいで、
コース取りも想像力効かせてバランス良くやって行きたいです。
お互いケガ・故障なく無理せずいきましょう。
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