記録ID: 1612030
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ハイキング
甲信越
美ヶ原 王ヶ頭を訪れる
2018年09月16日(日) [日帰り]
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体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 03:33
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 190m
- 下り
- 182m
天候 | 曇り 一時ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
美ヶ原 王ヶ頭に訪れる 期日:2018年9月16日(日) 天気:曇り及びガス コース:道の駅「美ヶ原」登山口〜牛伏山〜山本小屋〜美しの塔〜王ヶ頭(2034)往復 退職間もない頃、ツアーで美ヶ原に訪れたような気がするのだが、どんな所だったのかさっぱり覚えておらず。前日は雨だったので松本城や旧開智学校を見学した後、イオンモールで食料などの買い出し。その後、美ヶ原へと向かう。ところが途中、道が分からず扉鉱泉方面へ迷い込んでみたり別ルートを走ったりしてUターンしながらも何とか道の駅「美ヶ原」へたどり着けた。 道の駅と言っても風が筒抜けの広い駐車場と博物館らしき建物があるだけ(トイレはきれいで美味しい天然水も水道の栓をひねればいくらでも出ていた)。朝起きてみると東側に雲海の中にあまり高くない山々が連なっている。残念ながら山名はさっぱり分からない。 朝食を済ませ山の準備にとりかかるが、連れは美術館巡りをするので山には行かないとのことで一人で出かける。 まずは登山口を下調べして最初の山である牛伏山(1990)に向かう。「牛伏山10分、美しの塔30分、王ヶ頭70分、王ヶ鼻90分」の案内標識があり、王ヶ鼻までは往復3時間。休憩や昼食時間を含めると4時間前後と言った所か。屋外に展示物が見える博物館らしき建物の脇にある木道を登ると15分余りで牛伏山へ。ピークは樹木の無い裸の山で石が積み重なった最初のピークが牛伏山かと思ったが、その奥の同じように石が積み重ねられたピークが牛伏山だった。晴れておれば何でもないが、ガスったりして展望が利かないと方向を見失ってしまうので気は許せない。 このピークに立つと美ヶ原の全貌が見渡せる。自分の抱いていたイメージとはかなり異なり全体が起伏の少ない草原状の山だった。牧柵沿いに下ると目の前には広い駐車場と大きな宿泊施設があった。どうも山本小屋らしかったが、どちらの方向に進んで良いのか判断に迷ったが、未舗装(小屋までは舗装路)道路に向かって歩いてみた。想像していたような低灌木帯の山ではなく周囲は全くの草原。おまけに登山道ではなく未舗装の車道が草原の中を延々と走る。時々マイクロバスにも出会う。登山ではなくまさにウォーキングの世界。牛やたまには馬までが放し飼いされたなだらかな牧場の中の散歩道。勾配は殆んどなく最後に少しばかり急な坂を登りきるとテレビの巨大電波塔が林立し、おまけにその最高点にはホテルまであったのは驚きであった。ホテルの脇を少しばかり進むと美ヶ原の最高点である王ヶ頭だった。ガスって周りは何も見えなかったが、珍しく登山者が10数人山頂標識の前に立ち止まって何やら楽し気に賑やかに喋りあっていた。 ここから20分程の先にある展望良好の王ヶ鼻まで出かけて見ようかと思ったが、ガスって何も見えない中、わざわざ出かけるまでもないと思って往路をそのまま引き返した。 それにしても美ヶ原と言うのは自分の思いとは大きくかけ離れていた。道の駅周辺には美術館や博物館が立ち並ぶ。何でこんな山の中に建てなければならないのか、全く理解に苦しむ。おまけに最高地点には巨大ホテルまで立ち、そのために牧場の中までに車道が走っているのである。自然破壊も甚だしく全く話にならない。 確かに歩き始めのころは変化に乏しく魅力に欠ける山だと思っていたが、あらためて振り返って見ると意外に良かったとも思い始めた。天気が良くて360度の大展望が得られてたらもっと素晴らしかったに違いない。それにしても山上になぜ博物館やホテルを建てなければならないのか全く理解に苦しむ。 (参考タイム) (往路)ハイキング道入口(登山口)(0.15)牛伏山(0.10)山本小屋(0.17)美しの塔(0.09)アルプス展望コース分岐(塩くれ場)(0.26)王ヶ頭ホテル(0.01)王ヶ頭 (復路)往路と所要時間はほぼ同じ 従って ハイキング道入口(登山口)〜王ヶ頭 約1時間20分 王ヶ頭〜ハイキング道入口(登山口) 約1時間15分位 (注)ハイキング入口(道の駅入り口)にある案内標識の歩行時間 は少しばかり早すぎるような気がする |
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