秋の玉村宿と例幣使街道、史跡巡り
- GPS
- 04:34
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 16m
- 下り
- 16m
コースタイム
- 山行
- 4:35
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:35
天候 | 晴れ(薄曇り) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
主要道には路肩に歩道がありますが、ガードレール等なく狭いので車の往来に注意しましょう。 |
その他周辺情報 | JR高崎線倉賀野駅から倉賀野宿、史跡古墳、群馬の森、玉村宿、水辺の森公園を経て新町駅まで歩くと、さらに充実感が増すと思います。(神流川古戦場跡、ラスクのハラダ工場見学なども絡めると楽しいかも)なお、水辺の森公園は、落葉の季節には鳥見の聖地となります。 |
写真
感想
全国的に秋晴れ予報の週末なのに、関東圏はなぜか曇り空。群馬県は辛うじて晴れマークが付いていたので山行くつもりだったけど、雲は多いし、赤城山や榛名山の山頂部は雲に覆われています。やる気失うも、とりあえずメシと玉村町のカレー屋へ。
食事を終えて外に出ると秋らしい涼風が吹いているので、今日は下界のロングウォークに変更。せっかく玉村町にいるのだからと、町の中心を通る例幣使街道から、国重文の本殿がある玉村八幡宮、国史跡の観音山古墳、鳥見公園を繋いで歩きます。
玉村町は高崎、前橋のベッドタウンとして若い人の多い町ですが、旧市街は江戸時代に天皇の勅使が日光へと向かった例幣使街道沿いに発展しました。そんな街道筋の古い家並みは道路拡張などで失われつつありますが、往時を彷彿とさせてくれます。
街道は西に向かうとしばらくで高崎市に入り、ちょっと北側には国史跡観音山古墳があります。未盗掘の石室が残されていたのがここの凄いところで、発掘された歴史資料は近くの県立歴史博物館に保管されているので、さっそく見学に向かうことに。
博物館では1室まるまるこの古墳の資料で埋め尽くされています。たいてい、古墳時代の大事な文化財は上野に拉致されているかわいそうな群馬県ですが、発掘地の近くで大切に保管されているのは素晴らしいこと。他の時代の資料も楽しく見学します。
上毛かるたの企画展や美術館でサラベルナール展も見てから、冬にはバードウォッチングの聖地となる烏川沿いの公園へ。田んぼ道は距離感が分からず、結局1時間歩いて辛うじて日没前に到着するも、まだ葉っぱが多くて鳴いてる鳥は撮影できず。
水平線の厚い雲の上に浮かぶ夕日が赤く照らす角渕八幡宮を経て、暗くなり始めた県道をトボトボと出発地に向かいます。暑くて生命に危険が及ぶ季節も過ぎ、そろそろ里歩きも楽しい頃。下界の紅葉ももうすぐ、冬に掛けてあちこち出掛けねば。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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yamaonseさん、こんばんはー 。
かれぇ工房から始まる玉村お散歩シリーズ、いいですねー。今回もカレーライスの写真を見て思い出し、まだ行けてないので今度こそ行ってこないとと思いを新たにしました。(笑) 先日、観音山を歩いたときも群馬の森とどちらにしようかと悩んだのですが、群馬の森も歩くのにはよい場所ですよね。私も歴史博物館で昭和の暮らしの展示を見たことがあります。玉村の例幣使街道もいつも車でさっと通り過ぎてしまい写真を見てこんな建物あったかなと、今度はゆっくり見てみたいと思います。それにしても20キロを超えるロング歩き、私も土曜日谷川縦走してきましたがそれより長いです。(笑) 所要時間で計算すると結構早歩きなんですね。お疲れさまでした。
iwanobさん、こんばんわ。長年温めてきた玉村ロングですが、ようやく実現することが出来ました。かれぇ工房から始まったこの日のお散歩、高校生のときに見たのに記憶がまったくない古墳と群馬の森を絡めて歩きました。歩いて歴史発見、おもしろかったです。
谷川岳縦走は高低差が凄いですが、玉村ロングは標高差なし。平地では早歩きなのが、暑い急登だと一気にブレーキが掛かります。田んぼは距離感が掴めなくて、気付いたら20キロ超え。天気いまいちな今年の秋ですが、空模様と起床時間で平地と山を使い分けたいです
yamaonseさん、こんにちは。
のんびりなコメントで失礼いたします。
(1)上毛かるた展
四万温泉の札は、私の地域でも同様でした。
取ると、はやし立てられてしまいます(笑)
この上毛かるた展は、ぜひ見に行こうと思っています!
(2)出羽三山
出羽三山の記録は(「も」ですね!)、とても楽しかったです。
いつも楽しい記録を、ありがとうございます。
(3)旧六合村
今年はpisai5さんとエビ山を歩いたり、先日は白砂山を
歩いたり、旧六合村方面に行くことが度々あります。
以前記録で紹介してくださったトリエンナーレだったでしょうか、
それを思い出しながら運転しました。
今後も、興味深い記録を楽しみにしております。
それにしても、あの玉村の景色を、よく歩きましたね!
ramisukeさん、こんばんわ。ヤマレコならぬ里レコにお付き合い頂き、ありがとうございます。田んぼのなかを歩くのは距離感も狂わされるし夏は暑くて大変ですが、単調な繰り返しが段々とハイな気分にさせてくれます。山の緊張感とは対極の悦びかも
(1)上毛かるた展
ウォーキング途中で駆け足での見学でしたが、かるたの原画や発案の動機、かるたの札に書かれた風土等の背景等が詳しく説明されていました。四万温泉の札はどこでも最強なんですね(笑)なんだか安心?しました
(2)出羽三山
久しぶりの東北の山歩き、ふれ合う人たちのおおらかな人柄や景色に感動しました。今再びの百名山巡りでしたが、若い頃とは違う景色が見えることにも感動。体力&気力の衰えは抗えませんが、今の自分を愛おしく生きていきたいですね。
(3)旧六合村
実は生まれてから満一歳になる頃まで六合村で生活していました。当然記憶にはありませんが、野反湖界隈のレコを見ると自分のルーツを感じたりします。遠くて行くのは大変ですが、ramisukeさんのレコも参考にチャレンジしたいと思います。
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