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記録ID: 1614340
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ハイキング
京都・北摂

貴船山・魚谷山(二ノ瀬ユリ〜樋ノ水峠〜細ヶ谷〜芹生峠)

2018年10月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:41
距離
14.6km
登り
1,358m
下り
1,241m

コースタイム

日帰り
山行
7:30
休憩
0:12
合計
7:42
9:27
45
10:12
10:12
87
11:39
11:39
174
14:33
14:34
6
14:40
14:51
7
14:58
14:58
66
16:04
16:04
40
16:44
16:44
17
17:01
17:01
8
17:09
貴船バス停
倒木のひどい箇所を含む区間は以前の自分の記録と比べて倍近い時間がかかってしまいました。手の付けられる部分はルート工作した結果でもあるので山慣れた人ならもっと早く歩けると思います。
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き: 叡山電車
出町柳 (9:00) → 二ノ瀬 (9:25)
\380

帰り: 京都バス33系統+叡山電車
貴船 (17:08) → 貴船口 (17:12)
貴船口 (17:21) → 出町柳 (17:50)
\160+420
コース状況/
危険箇所等
台風21号による倒木多数。

二ノ瀬ユリ〜樋ノ水峠分岐: 大部分は問題ないですが、谷の詰めにあたる樋ノ水峠分岐付近で杉の倒木多数。
樋ノ水峠分岐〜貴船山: 最初の分岐付近の倒木を越えれば問題なし、樋ノ水峠〜貴船山三角点間も倒木はありますが迂回は容易です。
樋ノ水谷: 荒れていますが倒木は処理されていました。
直谷林道: 車両は通行不可、徒歩は細ヶ谷渡渉地点まで問題なし
細ヶ谷〜魚谷山:今西錦司レリーフ手前まで倒木多く難渋します。それ以後は比較的まし。見落としかもしれませんが、滝谷峠へ向かう分岐が見つからなかったので倒木で埋もれているかもしれません。
柳谷峠〜芹生峠: 被害は軽微。
二ノ瀬から出発、夜泣峠へは通行止めの情報があるので二ノ瀬ユリを試してみます
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二ノ瀬から出発、夜泣峠へは通行止めの情報があるので二ノ瀬ユリを試してみます
序盤に何本か倒木をまたぎ、一箇所完全にふさがっていますが、右に迂回の踏み跡あり
序盤に何本か倒木をまたぎ、一箇所完全にふさがっていますが、右に迂回の踏み跡あり
その後は順調です
その後は順調です
稜線に出たところ
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稜線に出たところ
道の状態は極めて良好、と思いきや
道の状態は極めて良好、と思いきや
樋ノ水峠分岐手前の、左手の谷が詰めあがってくるところで倒木多数でした
樋ノ水峠分岐手前の、左手の谷が詰めあがってくるところで倒木多数でした
今日はノコギリ持参です。
ユーエム工業 シルキーゴム太郎 荒目270mm
人の腕ぐらいの枝なら楽々切れて大活躍
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今日はノコギリ持参です。
ユーエム工業 シルキーゴム太郎 荒目270mm
人の腕ぐらいの枝なら楽々切れて大活躍
樋ノ水峠分岐、ここから樋ノ水峠へ向かう起点に倒木が山積していましたが、それを越えれば峠までは大きな問題なし
樋ノ水峠分岐、ここから樋ノ水峠へ向かう起点に倒木が山積していましたが、それを越えれば峠までは大きな問題なし
大きなモミの木は無事でした
大きなモミの木は無事でした
ここが樋ノ水峠? と倒木のせいで初め分かりませんでした
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ここが樋ノ水峠? と倒木のせいで初め分かりませんでした
貴船山三角点へ、広い緩斜面なので倒木は避けて行ける
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貴船山三角点へ、広い緩斜面なので倒木は避けて行ける
山頂は平穏です
峠に戻って、懸案の樋ノ水谷へ。源頭部は平和な感じです
峠に戻って、懸案の樋ノ水谷へ。源頭部は平和な感じです
植林に入ると荒れてくる
植林に入ると荒れてくる
これはまずいと思いましたが
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これはまずいと思いましたが
山仕事の方か、登山者か分かりませんが、この谷は既に手入れが入っているようで降りていけそうです。ありがたい
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山仕事の方か、登山者か分かりませんが、この谷は既に手入れが入っているようで降りていけそうです。ありがたい
荒れた谷ですが時にはこのような風景も
荒れた谷ですが時にはこのような風景も
林道へ渡る木橋は無事
林道へ渡る木橋は無事
林道は倒木や土砂で車両通行不可ですが、歩きなら問題ありませんでした
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林道は倒木や土砂で車両通行不可ですが、歩きなら問題ありませんでした
以前から崩壊している直谷山荘
以前から崩壊している直谷山荘
麗杉荘は健在
細ヶ谷への渡渉地点ですが、植林の倒木がひどい。渡渉自体は今まで通り、ここの木橋は腐っているので使用は推奨しません
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細ヶ谷への渡渉地点ですが、植林の倒木がひどい。渡渉自体は今まで通り、ここの木橋は腐っているので使用は推奨しません
マムシグサの実
北山らしい、静かな沢でお気に入りのルートの一つなのですが、ひどい有様です。可能な限り通りやすくなるよう手入れしましたが、杉の成木本体はどうしようもないです
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北山らしい、静かな沢でお気に入りのルートの一つなのですが、ひどい有様です。可能な限り通りやすくなるよう手入れしましたが、杉の成木本体はどうしようもないです
荒れた場所ばかりではない
荒れた場所ばかりではない
左岸の倒木がひどく、滝谷峠への分岐も埋もれてしまったかもしれません。単に見落としならいいのですが…
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左岸の倒木がひどく、滝谷峠への分岐も埋もれてしまったかもしれません。単に見落としならいいのですが…
今西先生のレリーフは無事でした
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今西先生のレリーフは無事でした
周辺の広い谷も昔のままでほっとする
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周辺の広い谷も昔のままでほっとする
北山山荘への分岐手前に一箇所だけ倒木が集中していました。迂回はできます
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北山山荘への分岐手前に一箇所だけ倒木が集中していました。迂回はできます
柳谷峠へ
谷道は踏み跡が分かり辛くなっていたりもしますが、大きな問題はなし。始まったばかりの紅葉を楽しみつつ進む
谷道は踏み跡が分かり辛くなっていたりもしますが、大きな問題はなし。始まったばかりの紅葉を楽しみつつ進む
柳谷峠は被害軽微
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柳谷峠は被害軽微
魚谷山へはゆるい谷を詰めて登っていきます
魚谷山へはゆるい谷を詰めて登っていきます
山頂到着、ここも被害なし
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山頂到着、ここも被害なし
三角点の傍のコハウチワカエデが個人的に魚谷山山頂のシンボルになっています。大きな木ではないですが
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三角点の傍のコハウチワカエデが個人的に魚谷山山頂のシンボルになっています。大きな木ではないですが
峠へ戻り、芹生峠への尾根道へ進みます。この尾根道は荒れておらず歩きやすかったです
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峠へ戻り、芹生峠への尾根道へ進みます。この尾根道は荒れておらず歩きやすかったです
日が差してきましたが、稜線上の落葉樹は葉がもぎ取られて冬枯れのようです。紅葉は期待できないですね
日が差してきましたが、稜線上の落葉樹は葉がもぎ取られて冬枯れのようです。紅葉は期待できないですね
北斜面は葉が残っている
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北斜面は葉が残っている
芹生峠手前の展望地まで来ました
芹生峠手前の展望地まで来ました
滝谷峠へ向かおうとしましたが、時間を考えてやむなく引き返し芹生峠の車道へ降りることに。ちょっと歩き始めが遅すぎでした
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滝谷峠へ向かおうとしましたが、時間を考えてやむなく引き返し芹生峠の車道へ降りることに。ちょっと歩き始めが遅すぎでした
通行止めが続いていますが、道路自体は車が通れる状態でした。斜面に残っている危険な倒木の撤去や、倒木でひしゃげたガードレールの補修などが必要なのだろうと思います
通行止めが続いていますが、道路自体は車が通れる状態でした。斜面に残っている危険な倒木の撤去や、倒木でひしゃげたガードレールの補修などが必要なのだろうと思います
アソガ谷道の状況は見るからにひどそうです。今日はどうも疲れたのでバス利用で貴船口駅へ向かいました
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アソガ谷道の状況は見るからにひどそうです。今日はどうも疲れたのでバス利用で貴船口駅へ向かいました

感想

ようやく山へ行く機会を得て台風後の京都北山の様子を見に行くことができました。最近は関西百名山や近畿百名山選定の山に押されて人気がない気がしますが、かつては京都北山の銀座コースとも呼ばれ、私の北山登山の原点でもある貴船山・魚谷山です。

北山は植林が多いおかげで倒木の被害が甚大で、このコースも覚悟していましたが果たしてその通りで、二ノ瀬ユリの樋ノ水峠分岐付近や細ヶ谷の下流部ではかなり苦労しました。稜線上は倒木こそ少ないですが、強い風を受けた場所は葉が散ってしまっていて今年の紅葉は期待できないのも残念です。今西錦司レリーフ付近や柳谷峠のゆったりした場所が無事だったのは救いです。

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コメント

お疲れ様でした。
行ってこられたのですね!
やはり植林杉林の被害が甚大ですね…

細ヶ谷も林道から入った辺りは荒れているようですが
その奥の、北山らしいゆったりとした谷の風景は
そのままの様で良かったです。
整備してくださったようで、ありがとうございます。

もくもく号が動いてるので、
林道歩きばかりでもいいから、北山の空気を吸いに
来月くらい行こうかな、と思っていますが
今年は雑木の紅葉も期待できないか…
うーん…、哀しいというか、辛いというか…。
2018/10/14 7:01
Re: お疲れ様でした。
こんにちは。
整備といっても、杉の木がまとまって倒れている場所は小枝を落とすぐらいしかできず、頑張って乗り越えてもらうしかありません。時間も限られていましたし気休め程度です。

紅葉は沢沿いや南北方向の尾根ならまだ期待できるのではないでしょうか。細ヶ谷も大丈夫そうでしたので。行かれるならどうぞお気を付けて。
2018/10/14 16:52
プロフィール画像
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