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Yamareco

記録ID: 1615627
全員に公開
ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

北鈴鹿のマイナーピーク:狗留尊山【長楽寺から登り、巡視路を辿って鞍掛峠登山口へ】

2018年10月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
onetotani その他3人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:12
距離
8.2km
登り
1,038m
下り
728m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:13
休憩
1:17
合計
6:30
7:17
9
7:35
7:36
4
7:40
7:42
46
8:28
8:29
7
立田小学校方面分岐
8:36
8:42
17
8:59
9:02
41
7号鉄塔
9:43
9:45
15
篠立林道
10:00
10:15
47
南谷出合い
11:02
11:05
63
コバ
12:08
12:40
20
R21号鉄塔
13:00
13:05
42
R21・L21号分岐
天候 曇り後晴れ
【気温】
長楽寺:18℃  狗留尊山:15℃  R21鉄塔:21℃  鞍掛峠登山口:18℃
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
下山口:鞍掛トンネル東口に集合(6:40)し、
登山口:長楽寺へ移動。
その他周辺情報 コグルミ谷登山口下のガードレール脇の駐車スペースは
鍵付きの鎖で閉鎖されていますので、利用できません。
《長楽寺》
看板には「竜王杉 さむ空に伸びて 里守る」とありますが見上げる巨木はもみのようです。
2018年10月14日 07:11撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
10/14 7:11
《長楽寺》
看板には「竜王杉 さむ空に伸びて 里守る」とありますが見上げる巨木はもみのようです。
石垣の脇から三谷川左岸の小尾根に入り林道をショートカット。
2018年10月14日 07:14撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
10/14 7:14
石垣の脇から三谷川左岸の小尾根に入り林道をショートカット。
三谷川を横切る林道に合流。「龍王さんの大杉」は右岸にお助けロープの下がる険しい谷を40分ほど上がった場所に有るようです。
2018年10月14日 07:30撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
10/14 7:30
三谷川を横切る林道に合流。「龍王さんの大杉」は右岸にお助けロープの下がる険しい谷を40分ほど上がった場所に有るようです。
《狗留尊山登山口?》
2018年10月14日 07:35撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 7:35
《狗留尊山登山口?》
支尾根の山腹へ取り付く。
2018年10月14日 07:35撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 7:35
支尾根の山腹へ取り付く。
北上する主尾根に合流したようだ。
2018年10月14日 08:01撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
10/14 8:01
北上する主尾根に合流したようだ。
「くるそん道 ファイト!」のプレートに励まされて。
2018年10月14日 08:06撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 8:06
「くるそん道 ファイト!」のプレートに励まされて。
立田小学校方面への分岐に到着。
2018年10月14日 08:26撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 8:26
立田小学校方面への分岐に到着。
分岐からは快適な尾根に。
2018年10月14日 08:27撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 8:27
分岐からは快適な尾根に。
【狗留尊山】
山頂に建つ電波反射塔。
2018年10月14日 08:34撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 8:34
【狗留尊山】
山頂に建つ電波反射塔。
頭陀ヶ平-丸尾-県境尾根-鞍掛尾根、そして広大な御池岳(東ボタンブチ〜丸山)を望む。
2018年10月14日 08:37撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 8:37
頭陀ヶ平-丸尾-県境尾根-鞍掛尾根、そして広大な御池岳(東ボタンブチ〜丸山)を望む。
三国岳(最高点と山頂)を望む。
2018年10月14日 08:41撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 8:41
三国岳(最高点と山頂)を望む。
【巡視路】
7号鉄塔から望む県境尾根と三国岳。
2018年10月14日 08:55撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 8:55
【巡視路】
7号鉄塔から望む県境尾根と三国岳。
巡視路らしい道は此処まで。
2018年10月14日 09:12撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 9:12
巡視路らしい道は此処まで。
ひどい荒れようだ。慎重に、慎重に!
2018年10月14日 09:24撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 9:24
ひどい荒れようだ。慎重に、慎重に!
道なき道を下る。
2018年10月14日 09:35撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 9:35
道なき道を下る。
谷筋を頼りに下る。
2018年10月14日 09:35撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 9:35
谷筋を頼りに下る。
ひどい道だったな〜。
2018年10月14日 09:38撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 9:38
ひどい道だったな〜。
下り着いた篠立林道も荒れ放題。
2018年10月14日 09:39撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 9:39
下り着いた篠立林道も荒れ放題。
員弁川本流の上流で小休止。
2018年10月14日 10:06撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 10:06
員弁川本流の上流で小休止。
南谷出合いにて徒渉点に悩むメンバー。
2018年10月14日 10:11撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 10:11
南谷出合いにて徒渉点に悩むメンバー。
足元の紅葉
2018年10月14日 10:53撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 10:53
足元の紅葉
気持ちの良いコバが広がる。☜ここが「ミニダイラ」と呼ばれる場所かな?
2018年10月14日 10:57撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 10:57
気持ちの良いコバが広がる。☜ここが「ミニダイラ」と呼ばれる場所かな?
まだ紅葉には早いな〜。
2018年10月14日 11:09撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 11:09
まだ紅葉には早いな〜。
《好展望のR21鉄塔》
昼食にしましょう。
2018年10月14日 12:11撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 12:11
《好展望のR21鉄塔》
昼食にしましょう。
御池岳を望む。
2018年10月14日 12:27撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 12:27
御池岳を望む。
丸尾と冷川岳を望む。
2018年10月14日 12:28撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 12:28
丸尾と冷川岳を望む。
R22号鉄塔案内板から細谷へ下る。
2018年10月14日 12:39撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 12:39
R22号鉄塔案内板から細谷へ下る。
細谷を渡る。
2018年10月14日 12:52撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 12:52
細谷を渡る。
巡視路の尾根(細谷の右岸尾根)が見えた。
2018年10月14日 12:54撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 12:54
巡視路の尾根(細谷の右岸尾根)が見えた。
尾根に乗ると、うって変わって快適な巡視路に。(L21号鉄塔)この分岐で少し休みましょう。
2018年10月14日 13:00撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 13:00
尾根に乗ると、うって変わって快適な巡視路に。(L21号鉄塔)この分岐で少し休みましょう。
つい最近に付けられたようですね。
2018年10月14日 13:13撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 13:13
つい最近に付けられたようですね。
何度も枝谷を横切る。
2018年10月14日 13:40撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 13:40
何度も枝谷を横切る。
作業小屋跡かな?
2018年10月14日 13:40撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 13:40
作業小屋跡かな?
《鞍掛峠登山口》
河内谷に架かる小滝。
2018年10月14日 14:26撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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10/14 14:26
《鞍掛峠登山口》
河内谷に架かる小滝。
黄金大橋より狗留尊山の反射板を眺める。
2018年10月14日 14:45撮影 by  Canon IXY 180, Canon
7
10/14 14:45
黄金大橋より狗留尊山の反射板を眺める。
撮影機器:

感想

狗留尊山で展望を楽しみ、マニアックな道から鞍掛峠登山口へ下る
山行のお誘いが入った。
北鈴鹿でも烏帽子岳、三国岳と比べ狗留尊山は印象の薄い山だが、
非常に興味深い計画なので、メンバーに加えていただく。

大垣に入ったら雨がぱらついてきたが、天気の回復を願って
集合場所の鞍掛トンネル東口へ向かう。

長楽寺から三谷川左岸の小尾根で篠立林道をショートカットし
林道に合流すると、そこには「龍王さんの大杉」の看板が有り、
大杉への入口だと確認して、狗留尊山の登山口へ向かう。

僅かに認められる踏み跡を辿り支尾根の山腹に取付く。
薄い踏み跡と疎らなテープを追うと、概ね幅の広い尾根の凹面を
ルートにしているようだ。初めて立派な尾根に合流すると足元に
石柱と杭が埋められていた。

ここから北向きの尾根筋を辿り、しばらくして右側から合流する尾根が
目に入ってくると、快適な尾根に変わる。東へ流れる立田小学校方面へ
分れる尾根を確認し直進すると、僅かの時間で登りが緩み大きな反射板が建つ山頂、狗留尊山に到着だ。(山頂標識は見つからなかった。)

早速反射板の下へ出ると好展望が広がり、
木和田尾が尽きる頭陀ヶ平から冷川岳を経て御池岳に向かう県境稜線、
そして鞍掛尾根、双耳峰の様な三国岳が眺望できる。
早朝は雨を心配したが、どうやら天気は好転しそうだ。

展望を楽しんだ後は目の先に見える7号鉄塔を目指して、
茂みの切り開きから山頂を下り、南下する尾根下を捲くようにして
隣の尾根に乗って下ると裸のザレ場に建つ7号鉄塔に出た。
足元には巡視路らしい階段が急坂に付けられているが、土砂に埋まったり
崩れたりしており、避けた方が安全だ。

急なザレ場から樹林帯に下ると尾根は曖昧に広がる。
分岐する尾根に悩まされ、微かに巡視路の形態を保つコースを
探しながら尾根筋を離れ、谷に近づく辺りから巡視路は完全に消えて
しまった。
谷筋を頼りに、枯れ枝が堆積し荒れて危険な斜面を慎重に下り、
やっとの思いで下り着いた篠立林道も落石や枯れ枝が散乱し、
荒れ放題だった。

蛇行する林道をショートカットし員弁川本流の水辺でザックを降ろし、
一息入れる。それにしてもひどい道だった、誰もがもうコリゴリだと
口を揃えて言う程で、自分史上ワーストワンは間違いないだろう。
おかげで予定を超過してしまい、リーダー判断で三国岳は諦め
直接、焼尾山から東へ延びる尾根(細谷の左岸尾根)へ上がる事に
変更する。

勢いよく流れる南谷を右岸へ徒渉し尾根へ取り付く。
アキレス腱が伸びそうな急登だ。紅葉が進めば慰めてくれるのに等と
考えながら200mほど標高稼ぎに専念すると徐々に傾斜が緩み、
広いコバが現れた。緑と木漏れ日に演出された寛ぎの空間を見渡しながら
広い尾根を乗り換えるように左へトラバースして近づいた尾根筋を
しばらく登り、合流した明確な尾根を西へ向かうとR21鉄塔で
好展望の休憩適地となる。

すっかり回復した青空の元でゆっくりと昼食タイムと展望を楽しみ、
下山にかかる。

微かに残る踏み跡について尾根筋を離れ、山腹をトラバース状に絡み、
細谷を詰めるように右岸の尾根に上がると、巡視路分岐となり
一転して良く踏まれた道が続いていた。
切株に腰を降ろし最後の休憩を取り、間違えようのない踏み跡を下って
何度も谷を横切ると、やがて鞍掛峠登山口のポストが目に入ってきた。

【スムーズに下れると思った巡視路が、予想外の荒れ方だったようだ。
南谷出合いから三国岳最高点へ延びる尾根を上がり、焼尾山へ縦走する
コースを省略しての山行に変わってしまったが、こんな事が無ければ
歩く機会も無かったであろう。読図の訓練も含め、未知の巡視路を辿る
貴重な山行だった。】

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訪問者数:664人

コメント

狗留尊山
otnetotaniさん、こんにちは。

なかなか楽しそうなマニアックルートですね
荒れ具合が、興味を誘います
最近は、こんな道を歩いていないので、ワクワクしながらレコ拝見しました。
三国や烏帽子は、それなりに訪れる人もいますが、こちらは少ないように思います。
それだけに荒れていくのでしょうね
でも、そんなルートにロマンを感じます
2018/10/16 16:06
Re: 狗留尊山
totokさん 今晩は。

「荒れ具合が、興味を誘います」だなんてマニアックな感想ですね。

土砂と枯葉に埋もれ、完全に巡視路が無くなりました。
滑落必至の急斜面を慎重に谷筋まで下り、やっとの思いで
林道まで到達できました。

紛らわしい分岐や癒しのコバなど、広い尾根は地図読みの訓練にもなった
ワイルドな巡視路を辿る一日でした。
2018/10/16 19:03
onetotaniさん、こんにちは。
onetotaniさんが、ワースト1と言われるほどの
難路、さぞや荒れ方が偲ばれます。
以前、巡視路を、整備されてる方と
すれ違いましたが、すごい重装備でした。
道の整備は、ありがたいものですね。

きれいなものを、愛でに登ることが
ほとんどな、自分の登山ですが
こういった機会も、一度体験して
みたいなと思いました。
2018/10/17 23:29
Re: onetotaniさん、こんにちは。
komakiさん 今晩は。

全く踏ん張りが効かず一旦滑ったら谷まで行きそうで、一歩一歩を慎重に
下るというワイルドな巡視路でした。
その後は静かな水辺や、緑に囲まれたコバで安らぎを味わいながら
地図を片手に楽しく歩けましたが、狗留尊から林道への下りは
もう勘弁してほしいですね。
2018/10/18 21:41
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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