武甲山

2018年10月13日(土) [日帰り]

• GPS: 07:57
• 距離: 14.9km
• 登り: 1,100m
• 下り: 1,087m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:40
• 休憩: 0:20
• 合計: 6:00

8:40 浦山口駅
8:50 8:50 札所28番 橋立堂／橋立鍾乳洞
9:20 9:20 橋立林道終点
10:30 10:30 長者屋敷の頭
11:20 11:20 シラジクボとの分岐
11:30 11:50 武甲山
12:20 12:20 大杉の広場
12:40 12:40 不動滝
13:10 13:10 一の鳥居（武甲登山道入口）
14:40 ゴール地点

橋立コースから入って横瀬駅へ。一の鳥居から横瀬までは何度歩いても長い…(笑)。でも武甲山を満喫できる良いコースです。

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

池袋(6:50)→西武秩父(8:15)…徒歩…御花畑(8:25)→浦山口(8:32)
横瀬(15:29)→西武秩父(15:33)　西武秩父(16:25)→池袋(17:45)

コース状況／危険箇所等

橋立コースには9月の台風の影響が見られる。長者屋敷の尾根へ取り付くまでの斜面の道は以前に比べて結構土砂が流出したような…。長者屋敷頭から山頂へ巻いていく道には可哀想な倒木がぽつぽつ。特に山頂直下は道を塞ぐように倒れている個所もあり、少し注意が必要。

写真

浦山口の不動名水。今日もこんこんと。自宅用に1リットル汲んで歩きだす。

ママコノシリヌグイの花。可愛いのにしょうもない名前で少し気の毒。群生していて綺麗。

ツリフネソウ。橋立堂から林道に入ってすぐの辺りに群生。

9月の風雨のせいか橋立川も水量豊富。あれほど削られていても武甲山の保水力はすごい。

登山口に近い林道脇の岩山には猿の群れが。吠え声が聞こえるな、と思ったらワラワラと顔を見せて逃げていく。まさにマシラの如く。

林道脇にはレモンエゴマ。葉をもむと爽やかないい香り。

シロヨメナ。花盛りであちこちに。

登山口を過ぎてすぐに倒れて宙づりの木がある。斜面を見上げると落石も来そうな感じの荒れ模様。

橋立川の流れを渡る。渓流はいつ来ても心和む場所。

長者屋敷の尾根へ。30分ほどの急なジグザグ登り。

アキノキリンソウ。長者屋敷頭へ向かう途中。

トリカブトの群落も。秋を感じる。

リュウノウギク。初めて見た。

倒木無残。

ヤマガラ。何かの種を一生懸命に枝に打ち付けて割ろうとしている。剃りを入れられたような頭頂部が可愛い(笑)。

山頂手前にて。「ここにあったなあ」と覚えている木も倒されていた。風の猛威と運の無さに言葉もない。

箱庭の様な秩父市街。この日はもう寒いくらいだった。

下山は生川方面へ。途中の幾本かの大杉は立派。

キノコもまだちらほらと。

一の鳥居へ。下山は1時間20分ほど。四頭いる狛オオカミ達がいかにも獰猛そうで素敵。

横瀬駅までの長い徒歩。途中にある延命水で自宅用に2リットル汲んで背負う。計3リットルのお土産。石灰岩よりもこうした美味しく清冽な水が古来から湧いていることこそが何より尊い資源だと思う。

セメント工場群を抜けて振り返る。かなわぬことながら、削られる前の隆々と岩塊を盛り上げる、永久に喪われた武甲山の往時の英姿を見てみたいといつも思ってしまう。

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

roatsu

猛暑で7月以来足が遠ざかっていた武甲山へ。武甲山は行けば必ず新しい発見があるので、大好きな山。今回は橋立往復ではなく横瀬までぐるりと歩く。山は微妙に色づき秋の様相。気温は低いが歩けば汗はかくので、汗っかきには服装選びがなかなか難しい時期。往路の不動名水と復路の延命水で計3リットルを汲んで持ち帰り、自宅で料理とお茶を楽しむ。下山後は横瀬からいったん西武秩父へ戻り、ラパンノワールで天然酵母パンと祭りの湯で秩父餅を買って帰宅。帰りの方が荷物が重くなる(笑)。