甲州道中2(内藤新宿→横山宿)
- GPS
- --:--
- 距離
- 39.8km
- 登り
- 88m
- 下り
- 12m
コースタイム
- 山行
- 12:20
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 12:20
天候 | 雨のち曇り(20/13) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
都営新宿線新宿駅 ★帰り JR八王子駅 |
写真
感想
先月(9月)、娘2人(次女はベビーカー)と中途半端に内藤新宿まで歩いた甲州道中。今回は長女と、一挙に横山宿(八王子)まで歩いてきました。ちょうど十里(約40キロ)の長丁場です。
6時過ぎに内藤新宿のはずれ(新宿駅南口)を出発。あいにくの小雨でしたが、気になるほどではありません。娘の笠が大活躍。
国道20号線と、頭上を塞ぐ首都高新宿線のせいでしばらく殺風景な道が続きますが、下高井戸宿で首都高と分かれ、上高井戸宿で20号線から外れます。
高井戸宿は、上下が15日交代で宿場の業務を行っていました。一村では宿場業務を担いきれなかったわけですね。
仙川を渡ると再び20号線に合流。少し行くと、馬宿川口屋の前から滝坂の旧道に入ります。滝坂は、渋谷の道玄坂に向かう滝坂道や、深大寺への道が近くから伸びる交通の要衝でもあります。
「旧甲州街道入口」で20号線と分かれると、国領、下布田、上布田、下石原、上石原と続く「布田五宿」に入ります。5つの村が6日交代で宿場の業務を行っていました。大名が休泊する本陣はありません。
しかしながら、調布のお不動様と親しまれている常性寺、三代将軍家光公から御朱印地と赤門の設置を許された連慶寺、新撰組を中心とする甲陽鎮撫隊が甲府に向かう折に休息した西光寺など、見所が点在します。
府中宿では蕎麦屋で昼食を摂り、六所宮(大國魂神社)に参拝。
律令時代に武蔵国の国府が置かれていただけあって、ここを起終点とする古代からの街道も多いです。
立日橋で多摩川を渡る(かつては渡し船)と日野宿。新撰組と所縁の深い、日野宿本陣の建物が現存しています(本陣建築としては都内唯一)。
ここで、ヤマレコを通じてやりとりをさせていただくようになった方(初対面)にお出向かえいただき、わずかでしたが楽しいひとときを過ごしました。
夕闇迫る中、予定通り横山宿着。昭和29年創業の老舗「竹の家」で「オートボイル式ラーメン」(!)を食べて帰宅。
ひさびさの40キロ級、充実した一日でした。
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