海沢探勝路から大岳山へ、下りはサルギ尾根(鳩ノ巣駅〜城山〜大岳山〜高岩山〜養沢神社)
- GPS
- 06:25
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,446m
- 下り
- 1,412m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鳩ノ巣駅〜城山〜大楢峠… 駅から青梅街道を渡り、「民宿雲仙屋」の看板に従って小道を下ると橋がある。 この橋を渡って少し先の右側に石垣の階段があり、ここが城山への登山口。 山地図では灰色の細い破線の道だが、踏み跡は概ね明瞭で古い道標もいくつかある。 途中で1つ鉄塔の下を通り、その先で二手に踏み跡が分かれますが、右は東電の巡視路、直進の尾根急登が城山への道です。 海沢探勝路… 山地図では破線路になってますが、踏み跡は概ね明瞭で新しい道標も2〜3箇所にあり。 今の時期、滝周辺の岩場は凍結している所もあるので注意。 サルギ尾根… ここ数年で整備されたようで要所要所に立派な道標がありました。 またそれなりに歩かれているらしく、踏み跡もかなり明瞭です。 水場なし。 トイレは海沢園地、大岳山荘、養沢神社にあり。 |
写真
感想
今年の正月は遊び過ぎたため、本当はこの3連休はどこにも行かず他の方のレコを見ていたり、今後の計画を考えたりしながら過ごすはずだった。
しかし初日に早くもウズウズ。2日目になるとソワソワしてきて、結局その日の夜にはパッキングを始めていた(笑)
とはいっても、なるべく出費は抑えたい。となると、行くとしたら奥多摩か奥武蔵か。
ちょうどshowsさんが最近行かれた海沢探勝路のレコを見ていて、まだ凍結してないことから歩けることを知り、場所はここに決定!更にShuMaeさんのレコを参考に、海沢園地までは城山を経由するとなお面白いだろうと、ここも歩くことにした。
そして下りは近年整備されたと聞くサルギ尾根を使ってみることにして、行程は決まった。
翌朝、鳩ノ巣駅で下りた登山者風は私1人だけ。駅から国道を渡り、建物の奥にあって少し分かり難い雲仙橋を渡って登山口へ。
道はすぐに植林帯の急登となります。踏み跡はしっかりとしていて、迷うことなく高度を上げていく。やがて道が平坦になると、東電の巡視路を示す黄色い標識がありました。
ここから鉄塔の下を通って行くと正面には急な尾根、その右にも踏み跡があります。右の踏み跡の方が明瞭だが、こちらには先ほどと同じく東電巡視路の標識があるので尾根を直登して行きます。
急な斜面をひと登りで城山の山頂へ。植林の囲まれ展望にも乏しいので、すぐに先へと向かいます。
少しの急下りの後、道がなだらかになると程なくして一般道と合流して、やがて大楢峠に到着です。ここから海沢園地までは30分ほどの林道歩きですが、下り一辺倒なのでキツくはありません。
ここまで誰とも会いませんでしたが、林道の中間地点辺りで前からおばあさんがやって来ました。まさに第一村人発見です(笑)このおばあさん、大楢峠まで散歩だそうで、杖を突きながらですが逞しく歩いて行かれました。
海沢園地に着き、ここから憧れの海沢探勝路に入ります。山地図には3つの滝しか示されていませんが、標識には海沢の四滝と書かれています。
すぐに最初の滝である三ッ釜の滝。ここはその名の通り、3つの釜を湛えたなかなか立派な滝です。
滝脇の階段を上がると、またすぐに小さな滝が現れる。これが地図に記載のない四滝の1つでしょうか。
この滝からすぐの所で大滝との分岐があり、ネジレノ滝へは左へと下って行きます。少し沢筋を歩き、もう1箇所ある大滝との分岐を右に見ながら進むとネジレノ滝の標識が立っています。
滝は標識から右に回りこむと見えますが、道の一部が氷に覆われていてやや気を遣いました。ここで三脚を持った初老の男性が後からやって来ました。結局この先大岳山まで人に会うこともなく、大変静かな歩きとなった。
先ほどの分岐に戻って、今度は大滝へ。大滝も登山道から一段下った所にあります。こちらもなかなかの滝ですが、個人的には三ヶ釜の滝が一番良かったかな。
大滝からは一旦沢筋を離れ、道はなだらかなトラバースが続きます。再び沢と合流し、丸太橋で渡り返し源頭部辺りまで行くと、あとは単調な急斜面をひたすら登って行けば大岳山手前の縦走路に出ます。
大岳山の山頂は結構賑わっていました。さて、ここですぐに下って行けば14:57発のバスに間に合いそうだが、昼食を取れば微妙になる。その次のバスは16:36発。
少し考えましたが風も弱く暖かい日差しにも誘われてしまい、ユックリと休憩することにしました。到着した時は賑わっていた山頂も13時を過ぎると次々と下りていってしまい、私が発つ頃には4人ほどになっていた。
下りは芥場峠から更に東へ進んでサルギ尾根です。尾根道はここ数年でかなり整備されたと聞いていましたが、実際歩いてみるとなるほど良く整備されていました。要所要所に道標は立てられ、その影響から人もそれなりに入っているのか、踏み跡もしっかりとしています。
ただこの日に限っていえば、下山まで誰とも会うことはなかったです。登山道自体は展望もそれ程なくやや単調かもしれませんが、バリルートと思って歩けば気分的にはチョットしたワクワク感はありそうですね。
思いのほか早く下山できてしまい、陽の差さない集落に建つ神社の一角で1時間ほどコーヒーを飲みながらバスを待っての帰宅となりました。
今回は結局計3090円の交通費で1日楽しめ、まさに奥多摩様々といった感じの山旅でした〜。
今度の週末は雪山の予定ですが、こちらも例年より全然雪が少なそうです(涙)
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