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Yamareco

記録ID: 1620154
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

高妻山【戸隠キャンプ場BS→高妻山→乙妻山→戸隠キャンプ場BS】

2018年10月21日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 長野県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:12
距離
16.4km
登り
1,702m
下り
1,702m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:05
休憩
1:06
合計
10:11
距離 16.4km 登り 1,703m 下り 1,704m
5:26
19
5:53
5:57
52
6:49
6:56
2
6:58
7:02
16
7:18
7:20
1
7:26
58
8:24
8:25
32
8:57
63
10:00
26
10:26
23
10:49
11:29
20
11:49
11:50
24
12:14
50
13:04
29
13:33
13:35
46
14:57
15:01
9
15:18
6
15:27
戸隠キャンプ場バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
■アルピコ交通 70急 ループ橋経由戸隠高原行
http://www.alpico.co.jp/access/nagano/togakushi/pdf/table_summer.pdf
■写真1 - 岳
いきなりのビールで失礼致します。
戸隠キャンプ場内の蕎麦屋にお邪魔しました。
2018年10月20日 14:35撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/20 14:35
■写真1 - 岳
いきなりのビールで失礼致します。
戸隠キャンプ場内の蕎麦屋にお邪魔しました。
■写真2 - 岳
地酒の戸隠乃舞は、珍しい錫の猪口が付きました。
錫は時間を置くと、とても滑らかな口当たりになります。
2018年10月20日 14:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/20 14:47
■写真2 - 岳
地酒の戸隠乃舞は、珍しい錫の猪口が付きました。
錫は時間を置くと、とても滑らかな口当たりになります。
■写真3 - 岳
秋らしく、キノコと山菜の天ぷらを頂きます。
左下はサツマイモと思いきや、リンゴで驚かせてくれます。
2018年10月20日 14:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/20 14:59
■写真3 - 岳
秋らしく、キノコと山菜の天ぷらを頂きます。
左下はサツマイモと思いきや、リンゴで驚かせてくれます。
■写真4 - 岳
締めは戸隠らしく蕎麦を頂きます。
十割は馬蹄を模した「ポッチ」盛りでないのですね。
2018年10月20日 15:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/20 15:41
■写真4 - 岳
締めは戸隠らしく蕎麦を頂きます。
十割は馬蹄を模した「ポッチ」盛りでないのですね。
■写真5 - 戸隠キャンプ場BS
翌日は夜明け前で撮れないので、今のうちに。
駅からピストンでも、フリーきっぷ利用が割安ですよ。
2018年10月20日 16:42撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/20 16:42
■写真5 - 戸隠キャンプ場BS
翌日は夜明け前で撮れないので、今のうちに。
駅からピストンでも、フリーきっぷ利用が割安ですよ。
■写真6
お早うございます。2日目の朝です。
登りは左折して一不動経由で高妻山を目指します。
2018年10月21日 05:48撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 5:48
■写真6
お早うございます。2日目の朝です。
登りは左折して一不動経由で高妻山を目指します。
■写真7
紅葉が進む沢筋を、忠実に詰めていきます。
何度も渡渉を繰り返すので、大雨後は避けたいルート。
2018年10月21日 06:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 6:31
■写真7
紅葉が進む沢筋を、忠実に詰めていきます。
何度も渡渉を繰り返すので、大雨後は避けたいルート。
■写真8 - 滑滝
すぐ右側の鎖を伝って遡上していきます。
思ったより滑らないので、手繰らなくても登れました。
2018年10月21日 06:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 6:47
■写真8 - 滑滝
すぐ右側の鎖を伝って遡上していきます。
思ったより滑らないので、手繰らなくても登れました。
■写真9 - 帯岩
前半戦の難所は、岩稜のタテバイとヨコバイ。
序盤の鎖は手繰ったほうが楽だと思います。
2018年10月21日 06:58撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 6:58
■写真9 - 帯岩
前半戦の難所は、岩稜のタテバイとヨコバイ。
序盤の鎖は手繰ったほうが楽だと思います。
■写真10 - 帯岩
ヨコバイは見た目よりステップが広いです。
でも雨上がりは滑りそうで、要注意でしょう。
2018年10月21日 06:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 6:59
■写真10 - 帯岩
ヨコバイは見た目よりステップが広いです。
でも雨上がりは滑りそうで、要注意でしょう。
■写真11 - 氷清水
鎖場を通過したら、勾配を増しながら涸沢を詰めます。
氷清水は意外とジャバジャバ出ていました。
2018年10月21日 07:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 7:05
■写真11 - 氷清水
鎖場を通過したら、勾配を増しながら涸沢を詰めます。
氷清水は意外とジャバジャバ出ていました。
■写真12 - 一不動避難小屋
稜線に出ると、この山域で唯一の避難小屋が現れます。
便利そうに見えますが、計画利用不可なのでご注意を。
2018年10月21日 07:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 7:22
■写真12 - 一不動避難小屋
稜線に出ると、この山域で唯一の避難小屋が現れます。
便利そうに見えますが、計画利用不可なのでご注意を。
■写真13
稜線を北方に舵を取ると、小刻みのアップダウンが始まります。
低い雲をまとい、飯縄山が浮かび上がります。
2018年10月21日 07:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 7:36
■写真13
稜線を北方に舵を取ると、小刻みのアップダウンが始まります。
低い雲をまとい、飯縄山が浮かび上がります。
■写真14
反対側、西方には吊尾根の先に聳える高妻山の姿。
ここから見る分には、楽勝っぽく見えるんだけどなぁ。
2018年10月21日 07:37撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/21 7:37
■写真14
反対側、西方には吊尾根の先に聳える高妻山の姿。
ここから見る分には、楽勝っぽく見えるんだけどなぁ。
■写真15
北方は、複雑な尾根が連なる五地蔵山方面。
精一杯の紅葉と相まって、戸隠らしい雰囲気。
2018年10月21日 07:48撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 7:48
■写真15
北方は、複雑な尾根が連なる五地蔵山方面。
精一杯の紅葉と相まって、戸隠らしい雰囲気。
■写真16 - 五地蔵
祠があるピークと、山頂は別物らしいです。
かつては、ここに宿泊可能な小屋が建っていたのだとか。
2018年10月21日 08:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/21 8:17
■写真16 - 五地蔵
祠があるピークと、山頂は別物らしいです。
かつては、ここに宿泊可能な小屋が建っていたのだとか。
■写真17 - 五地蔵山
狭いながらも眺望の良い山頂です。
正面は飯縄山に代わって黒姫山になりました。
2018年10月21日 08:24撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 8:24
■写真17 - 五地蔵山
狭いながらも眺望の良い山頂です。
正面は飯縄山に代わって黒姫山になりました。
■写真18 - 五地蔵山
北方は頸城山塊の名峰たち。
右から妙高山、火打山、焼山、雨飾山のラインナップです。
2018年10月21日 08:30撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 8:30
■写真18 - 五地蔵山
北方は頸城山塊の名峰たち。
右から妙高山、火打山、焼山、雨飾山のラインナップです。
■写真19
最鞍部からの登り返しは、少しずつ険しくなります。
登りも下りも、ストックは仕舞ったほうが安全でしょう。
2018年10月21日 09:40撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 9:40
■写真19
最鞍部からの登り返しは、少しずつ険しくなります。
登りも下りも、ストックは仕舞ったほうが安全でしょう。
■写真20
稜線に出ると、そこは偽ピークで本物はまだ先。
ちょうど森林限界なのか、視界が開けて気持ちいいです。
2018年10月21日 09:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 9:52
■写真20
稜線に出ると、そこは偽ピークで本物はまだ先。
ちょうど森林限界なのか、視界が開けて気持ちいいです。
■写真21 - 高妻山
岩稜地帯の十阿弥陀を超えて、賑わう山頂に着きます。
戸隠の最高峰ながら、麓から山頂の姿は見られません。
2018年10月21日 10:02撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/21 10:02
■写真21 - 高妻山
岩稜地帯の十阿弥陀を超えて、賑わう山頂に着きます。
戸隠の最高峰ながら、麓から山頂の姿は見られません。
■写真22
休憩することなく、最終目的地の乙妻山に狙いを定めます。
手前の登り返し、本当に大丈夫なんだろうか…。
2018年10月21日 10:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 10:04
■写真22
休憩することなく、最終目的地の乙妻山に狙いを定めます。
手前の登り返し、本当に大丈夫なんだろうか…。
■写真23
その登り返しから高妻山を振り返って思う、案ずるより産むが易し。
むしろ、高妻山からの下りの方が神経を使いました。
2018年10月21日 10:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 10:14
■写真23
その登り返しから高妻山を振り返って思う、案ずるより産むが易し。
むしろ、高妻山からの下りの方が神経を使いました。
■写真24
VRながら笹薮は刈り払われ、踏み跡は明瞭です。
ルートロストすることはありませんでした。
2018年10月21日 10:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 10:25
■写真24
VRながら笹薮は刈り払われ、踏み跡は明瞭です。
ルートロストすることはありませんでした。
■写真25
何日か前に降雪があったようで、日陰は雪を纏っています。
もうすぐ雪で閉ざされた世界へと移ろい変わるのでしょう。
2018年10月21日 10:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 10:33
■写真25
何日か前に降雪があったようで、日陰は雪を纏っています。
もうすぐ雪で閉ざされた世界へと移ろい変わるのでしょう。
■写真26 - 十二大日
呼吸を整えて、最後の登り返しに挑みます。
登りの足も、下りの足も、だいぶ使ってしまいました。
2018年10月21日 10:35撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 10:35
■写真26 - 十二大日
呼吸を整えて、最後の登り返しに挑みます。
登りの足も、下りの足も、だいぶ使ってしまいました。
■写真27 - 乙妻山
山頂に建てられた、十三虚空菩薩の祠でゴールです。
かつて深田久弥氏が断念した山頂に、何とか登頂しました。
2018年10月21日 10:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 10:52
■写真27 - 乙妻山
山頂に建てられた、十三虚空菩薩の祠でゴールです。
かつて深田久弥氏が断念した山頂に、何とか登頂しました。
■写真28 - 乙妻山
高妻山と同じく、こちらも眺望に定評があるようです。
北方は、相変わらずの頸城山塊を一望できます。
2018年10月21日 10:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 10:53
■写真28 - 乙妻山
高妻山と同じく、こちらも眺望に定評があるようです。
北方は、相変わらずの頸城山塊を一望できます。
■写真29 - 乙妻山
晩秋の時期、澄んだ空気は北ア北部の山々まで見通せます。
中央に白馬岳、左端の方にはひっそりと剱岳の姿も。
2018年10月21日 10:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 10:53
■写真29 - 乙妻山
晩秋の時期、澄んだ空気は北ア北部の山々まで見通せます。
中央に白馬岳、左端の方にはひっそりと剱岳の姿も。
■写真30 - 乙妻山
さらに南方へと伸びていく雄大な北アと、手前は戸隠山。
紅葉は中腹から麓へと移ろい変わる頃合いでした。
2018年10月21日 10:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 10:53
■写真30 - 乙妻山
さらに南方へと伸びていく雄大な北アと、手前は戸隠山。
紅葉は中腹から麓へと移ろい変わる頃合いでした。
■写真31 - 乙妻山
南方には、東西で随分と表情の異なる高妻山の姿。
深田氏好みの、屹立したピナクルと言えるでしょう。
2018年10月21日 10:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/21 10:54
■写真31 - 乙妻山
南方には、東西で随分と表情の異なる高妻山の姿。
深田氏好みの、屹立したピナクルと言えるでしょう。
■写真32
ランチ休憩で足を休めたら、長い下山に取り掛かります。
戸隠側からガスが上がってきてしまいました。
2018年10月21日 11:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 11:52
■写真32
ランチ休憩で足を休めたら、長い下山に取り掛かります。
戸隠側からガスが上がってきてしまいました。
■写真33
切れ落ちた崖の端を、左折しながら下りていく緊張感。
ステップは充分なので、緊張感を持って歩けば大丈夫です。
2018年10月21日 12:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 12:08
■写真33
切れ落ちた崖の端を、左折しながら下りていく緊張感。
ステップは充分なので、緊張感を持って歩けば大丈夫です。
■写真34
下るよりは登るほうが楽ですよね。
三点支持さえ出来れば余裕でクリアできます。
2018年10月21日 12:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/21 12:11
■写真34
下るよりは登るほうが楽ですよね。
三点支持さえ出来れば余裕でクリアできます。
■写真35 - 高妻山
まだ賑わう山頂へと、呼吸を荒げて帰ってきました。
ここからが、本当の下山との戦いです。
2018年10月21日 12:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/21 12:16
■写真35 - 高妻山
まだ賑わう山頂へと、呼吸を荒げて帰ってきました。
ここからが、本当の下山との戦いです。
■写真36
カメラは仕舞ったので、九勢至まで写真なしです。
霜が溶けた泥濘と急坂の、意地悪なことと言ったら。
2018年10月21日 12:58撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 12:58
■写真36
カメラは仕舞ったので、九勢至まで写真なしです。
霜が溶けた泥濘と急坂の、意地悪なことと言ったら。
■写真37
六弥勒から、弥勒尾根で下山します。
こちらも泥濘の急坂なので、一歩一歩に集中を要しました。
2018年10月21日 13:42撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 13:42
■写真37
六弥勒から、弥勒尾根で下山します。
こちらも泥濘の急坂なので、一歩一歩に集中を要しました。
■写真38
二度の急坂エリアを抜けると、あとは紅葉ハイク。
雰囲気のある尾根道を、緩やかに牧場へ辿ります。
2018年10月21日 14:51撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 14:51
■写真38
二度の急坂エリアを抜けると、あとは紅葉ハイク。
雰囲気のある尾根道を、緩やかに牧場へ辿ります。
■写真39
登山口に近い沢の渡渉で、靴を洗います。
ついでに顔なども洗ってしまいました。
2018年10月21日 15:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 15:04
■写真39
登山口に近い沢の渡渉で、靴を洗います。
ついでに顔なども洗ってしまいました。
■写真40
牧場の先、いつの間にか見上げるようになった飯縄山。
山全体を美しく覆う紅葉が見事です。
2018年10月21日 15:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/21 15:04
■写真40
牧場の先、いつの間にか見上げるようになった飯縄山。
山全体を美しく覆う紅葉が見事です。
■写真41
すぐ脇を人間が通っても、我関せずの牧場のヌシたち。
しかし、草でよくこんな大きな身体を作れるものだ。
2018年10月21日 15:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
10/21 15:08
■写真41
すぐ脇を人間が通っても、我関せずの牧場のヌシたち。
しかし、草でよくこんな大きな身体を作れるものだ。
■写真42 - 戸隠キャンプ場BS
さらにイースタンキャンプ場まで戻り、テントを撤収です。
帰りのバスは1時間毎にあるので、時間の制約が少ないのもいい山でした。
2018年10月21日 15:29撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10/21 15:29
■写真42 - 戸隠キャンプ場BS
さらにイースタンキャンプ場まで戻り、テントを撤収です。
帰りのバスは1時間毎にあるので、時間の制約が少ないのもいい山でした。
撮影機器:

感想

実質的に日帰りしかない上に、アップダウンが激しいと悪い意味で評判の高妻山。
どうせ登るなら、折角だし終点の乙妻山まで登ってやろう。

前日にバスで戸隠に入り、戸隠イースタンキャンプ場で前泊。
バス利用なら、翌日夕方撤収でも追加料金なし700円ポッキリですよ!


■戸隠キャンプ場BS→一不動→高妻山→乙妻山
5時に出発しようと計画するも、寒くて身体が動かずに20分遅れ。
マイカー組も続々と登り始めるようで、案外みなさん早いんですね。

登りは一不動経由にして、都営大江戸線のような周回ルートを描きます。
序盤は渡渉を繰り返して沢筋を詰めるので、大雨後は控えたいルートか。

沢筋を離れると、滑滝と帯岩の鎖場が現れます。
帯岩はタテバイがホールド少なく厄介ながら、ヨコバイはステップ広く問題ないかと。

稜線に出ると傍に一不動避難小屋が見えますが、計画宿泊は不可です。
ここが使えたら、戸隠山と高妻山の山域を一気に縦走できるのですが。


一不動から稜線を北上して、取り敢えず六弥勒まで目指します。
ここから各ピークあたりに、仏教の信仰対象の祠が安置されています。

小さなアップダウンを繰り返して弥勒尾根の合流地点、六弥勒に至ります。
ここからアップダウンは調子に乗って、さらに大きくなっていきます。

高妻山の稜線直下は、地図にも記載のある通りに急坂です。
霜が降りる時期、登りはサクサクなれど下りに牙を剥くのは予感していました。

思わぬ岩稜地帯の十阿弥陀を超えて、高妻山の山頂へと至ります。
そんなに広くないながらも眺望はよく、ランチ休憩に打って付けでしょうか。


さて、折角ここまで来たのだから、北へと伸びるVRも踏みに行きましょうか。
整備は最低限に留まり、歩きにくさは一段と上がるので無理は禁物です。

個人的に厄介だと思ったのは、意外と笹藪のトラバースでした。
狭い上に谷側に傾きどこまで足場か分かりにくく、気を抜くと落ちそうです。

草原の十二大日から最後の登り返しを経て、そんなに広くない乙妻山に至ります。
眺望は360度パノラマが広がり、ここまで辿り着いたご褒美を戴きました。


■乙妻山→高妻山→戸隠キャンプ場BS
ランチ休憩で足を休めたら、考えたくもない下山に取り掛かります。
下山するにも時間を要するので、余裕のある計画を立てましょう。

まだ賑わう高妻山の山頂を超えて、いきなり難所と化した直下の泥濘に挑みます。
転びたくなければ、ストックは仕舞って手で枝や岩を掴んだ方が安全でしょう。

ホールドが多いので、落ち着いて攻略すれば危険は無いルートです。
下りきったら、怒涛の登り返しが待ち受けているので気を抜かずに。


六弥勒から弥勒尾根で戸隠牧場を目指しますが、こちらも難所と化しています。
落ち着けば大丈夫ですが、にしても波状攻撃は集中力を試されます。

中盤は緩やかですが、後半戦の差し掛かりは再び滑りやすい急坂が待っています。
泥で靴のグリップは消え去り、もはや木の根でも滑るほど頼りなくなる頃合い。

鎖やロープが垂れている箇所があるので、適宜使うといいかと。
弥勒尾根のゴールは渡渉なので、ここで靴の汚れを落としましょう。

バス停まで行っても、残念ながら缶ビールはありませんでした。
戸隠キャンプ場内でアルコールなり蕎麦なり補給するといいです。

イースタンまで戻りテントを撤収して、路線バスで長野駅まで戻ります。
紅葉の時期は、陽の短さと霜が厄介な事を思い出した山行でした。

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戸隠山・高妻山・乙妻山縦走
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
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体力レベル
3/5

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