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Yamareco

記録ID: 1621328
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
祖母・傾

傾山(坊主尾根→山頂→九折越の周回)

2018年10月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:39
距離
14.0km
登り
1,640m
下り
1,635m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:38
休憩
0:47
合計
8:25
7:00
12
7:12
7:12
21
7:33
7:42
4
9:03
9:07
22
9:29
9:29
100
11:09
11:13
10
11:23
11:29
43
12:12
12:17
11
12:28
12:33
35
13:08
13:08
11
13:19
13:23
0
13:23
13:23
107
15:10
15:11
8
15:19
15:22
3
15:25
ゴール地点
天候 午前:曇時々晴れ
午後:快晴
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自宅から九折登山口までマイカー
約5時間かかるため前日出発して原尻の滝の道の駅で車中泊
コース状況/
危険箇所等
登山口→坊主尾根→山頂のルート
登山口から尾根沿いまでは急登が続きますが、危険な箇所はないと感じました。ただ、踏み跡が薄いので、ルートを外さないよう注意が必要でしょう。山頂までは、ピンクリボンが、たくさんあるので、注意深く進めば、迷うことはありません。
尾根沿いは最初は気持ちよく歩けますが、坊主尾根に入ると、アップダウンの繰り返しとなります。特に危険な箇所としては、尾根沿いの梯子下りと、鎖場の登りのところでしょうか。また、坊主尾根は、ルートが分かりにくいので、リボンを見逃さないよう特に注意深く進む必要があります。

山頂→九折越→登山口のルート
山頂の傾山から後傾までは、ちょっとした岩登りや急登がありますが、さほど危険ではないかと思います。そこから九折越までは、とても気持ちの良い尾根歩きで、両サイドの風景を見ながらの最高のルートで、歩き易く、登りだと、傾山と後傾を見ながらの登山となります(今回は下りなので、度々振り返ってました)。九折越からは、急登で一気に下り、標高を下げます。ルートは坊主尾根と違い分かりやすいです。途中、崖沿いのようなトラバースや岩登り(今回は下りなので岩下りでしょうか)がありますが、坊主尾根ほど危険ではないでしょう。また、標高700メートル付近では、渡渉が数カ所ありますが、岩の上を移動する感じなので、水に浸かる心配はありません。その先から坊主尾根ルートの分岐の合流地点までは、横移動が多いです。
その他周辺情報 登山口の近くに温泉がないため、長湯温泉に入りました。
長湯温泉御前湯500円
http://www.gozenyu.com
そのほか 道の駅おづる がある(下山が遅く時間が遅かったので、今回、残念ながら立ち寄らず)
https://www.visit-oita.jp/spots/detail/4466
出発
2018年10月20日 06:54撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
10/20 6:54
出発
いきなり林道が崩壊しています。巻道が用意されていますが、下山時は疲れていたので、辛かったです(T ^ T)
2018年10月20日 07:00撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
10/20 7:00
いきなり林道が崩壊しています。巻道が用意されていますが、下山時は疲れていたので、辛かったです(T ^ T)
林道が終わるとコンクリート道の急登です。登りも辛いですが、下りも疲れた脚には辛いです >_<
2018年10月20日 07:04撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
10/20 7:04
林道が終わるとコンクリート道の急登です。登りも辛いですが、下りも疲れた脚には辛いです >_<
分岐。右に行くと、九折越ルート。左に行くと、坊主尾根ルート。坊主尾根ルートは、水場の方から迂回するルートもあるようです。
2018年10月20日 07:12撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
1
10/20 7:12
分岐。右に行くと、九折越ルート。左に行くと、坊主尾根ルート。坊主尾根ルートは、水場の方から迂回するルートもあるようです。
坊主尾根へのルートはここを左。間違って、まっすぐ進みそう。
2018年10月20日 07:16撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
10/20 7:16
坊主尾根へのルートはここを左。間違って、まっすぐ進みそう。
急登を終え、尾根沿い間近。
2018年10月20日 08:54撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
10/20 8:54
急登を終え、尾根沿い間近。
尾根沿い。真っ直ぐで歩きやすい(^o^)
2018年10月20日 08:58撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
10/20 8:58
尾根沿い。真っ直ぐで歩きやすい(^o^)
坊主尾根の取り付き
2018年10月20日 09:29撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
10/20 9:29
坊主尾根の取り付き
紅葉🍁
2018年10月20日 09:40撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
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10/20 9:40
紅葉🍁
紅葉🍁
2018年10月20日 09:44撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
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10/20 9:44
紅葉🍁
この岩の先を行くと…
2018年10月20日 10:25撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
10/20 10:25
この岩の先を行くと…
このようになっています。この梯子を下ります。
左はほぼ垂直の崖で、滑落すると、どこまででも落ちていきそうです。ルートは梯子を下って直ぐ右に進むのですが、そちらも用心しないと、落ちたら怪我は免れないでしょう。
今回、一番恐怖した箇所です(^^;; 岩の上から見たとき一瞬引き返そうかなと思ったくらいです。
一応鎖もありましたが、錆びてます。また、下りだったので見えずらく、梯子まで足が届きにくかったです。登りなら、あんまり問題ないのでしょうが。
2018年10月20日 10:26撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
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10/20 10:26
このようになっています。この梯子を下ります。
左はほぼ垂直の崖で、滑落すると、どこまででも落ちていきそうです。ルートは梯子を下って直ぐ右に進むのですが、そちらも用心しないと、落ちたら怪我は免れないでしょう。
今回、一番恐怖した箇所です(^^;; 岩の上から見たとき一瞬引き返そうかなと思ったくらいです。
一応鎖もありましたが、錆びてます。また、下りだったので見えずらく、梯子まで足が届きにくかったです。登りなら、あんまり問題ないのでしょうが。
鎖場の登り。ここは楽しかったです。でも、最後に、木の枝にズボンを引っ掛け、破ってしまいました(T_T)
2018年10月20日 11:01撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
10/20 11:01
鎖場の登り。ここは楽しかったです。でも、最後に、木の枝にズボンを引っ掛け、破ってしまいました(T_T)
山頂まで、あと少し。さすが傾山、標識が傾いてます(笑)
2018年10月20日 11:39撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
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10/20 11:39
山頂まで、あと少し。さすが傾山、標識が傾いてます(笑)
登頂。頂上の標識は傾いてませんでした(笑)
2018年10月20日 11:42撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
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10/20 11:42
登頂。頂上の標識は傾いてませんでした(笑)
頂上からの景色
2018年10月20日 11:47撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
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10/20 11:47
頂上からの景色
2018年10月20日 11:50撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
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10/20 11:50
下ります。右に行くと、九折越ルート。左に行くと、坊主尾根ルート。
2018年10月20日 12:22撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
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10/20 12:22
下ります。右に行くと、九折越ルート。左に行くと、坊主尾根ルート。
後傾からの景観。多分、祖母山方面。
2018年10月20日 12:30撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
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10/20 12:30
後傾からの景観。多分、祖母山方面。
後傾から、傾山の山頂。ちょうど日が差した時に撮影しました📸
拡大すると、登頂している登山者も見えます。
2018年10月20日 12:30撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
10/20 12:30
後傾から、傾山の山頂。ちょうど日が差した時に撮影しました📸
拡大すると、登頂している登山者も見えます。
後傾を下ったところ
2018年10月20日 12:37撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
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10/20 12:37
後傾を下ったところ
最高の景色
2018年10月20日 12:39撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
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10/20 12:39
最高の景色
尾根歩き。ここが一番気持ちよく歩けました( ^ω^ )
2018年10月20日 12:55撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
10/20 12:55
尾根歩き。ここが一番気持ちよく歩けました( ^ω^ )
振りかえると傾山が見えます
2018年10月20日 13:00撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
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10/20 13:00
振りかえると傾山が見えます
紅葉と青空
2018年10月20日 13:11撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
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10/20 13:11
紅葉と青空
九折越の分岐。九折越方面に曲がらず、真っ直ぐ進むと、山小屋があります。
2018年10月20日 13:19撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
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10/20 13:19
九折越の分岐。九折越方面に曲がらず、真っ直ぐ進むと、山小屋があります。
傾山と九折越の分岐。
2018年10月20日 13:23撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
10/20 13:23
傾山と九折越の分岐。
九折越ルートには、100メートルごとに標高を示す標識があります。登っているときは目安となって良いかもしれませんが、下りで疲れてると、まだ下らないといけいないのかと落ち込みます。
2018年10月20日 13:44撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
10/20 13:44
九折越ルートには、100メートルごとに標高を示す標識があります。登っているときは目安となって良いかもしれませんが、下りで疲れてると、まだ下らないといけいないのかと落ち込みます。
無事下山。下りは疲れて、ほとんど写真を撮る余裕がありませんでした。
2018年10月20日 15:22撮影 by  HX-WA30 , Panasonic
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10/20 15:22
無事下山。下りは疲れて、ほとんど写真を撮る余裕がありませんでした。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 コンロ ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ ヘルメット
備考 ストック

感想

祖母・傾は、九州の中でも、標高差のある手強い山であることから、鍛錬に持ってこいの山である。また、祖母・傾と称される山域の、祖母山は百名山達成を目指すにあたり登ったが、傾山はまだ登ったことがない。傾山を登らずして、九州の山は語れないと感じていた。

百名山達成に向けた登山遠征(九州本土以外への登山)は、今年は終了としたので、この秋からは、九州の山を登ることに。この週末の天気予報では、傾山の天気は快晴であったので、金曜から出発。コースは、事前の下調べ段階で興味を持った、坊主尾根を登り、九折越から下るルートで実行。

坊主尾根ルート、九折越ルートとも、樹林帯は暗かった。特に午後は快晴なのに、九折越ルートは北方面を向いているせいか、登山口付近に下りてくるまで快晴の感じが全くしなかった。
尾根歩きは楽しくて、特に後傾の取り付きから九折越の分岐までの尾根沿いは、振りかえると傾山が見えるし、横には久住山が見えるし、青空で最高の山行であった。

坊主尾根は、登っては下りの繰り返しで体力を奪われるし、かつ、登山ルートが分かりにくく、精神的にも疲れる。それに、ピンクリボンを探しながら進むので、意外と時間がかかった。一番恐怖を感じた梯子の下り部分を過ぎた時には、滑落せず無事に生きていることを感謝したくらいで、坊主尾根はもう登らなくていいかなと思った。
悔やむのは、木の枝にズボンを引っ掛け破ってしまったこと。ショックだったが、怪我がなくて幸いである。

九折越ルートは、標高差100メートル間隔で現在位置の標高を示す標識があり、登る際には目安となり、良いのだろうが、坊主尾根で奪われた体力と疲れた脚には、辛く感じる。九折越分岐からの下りでは、急登で一気に標高を下げたので、早く下山できると思ったのだが、標高700メートル付近で、渡渉が出てきて登り返しが出てきた時は、相当疲れていたこともあり、愕然とした。また、そこから先は横移動が多くて、なかなか標高を下げれず、時間がかかったし、左ヒザが痛くなった。登山口に着く頃には、両ヒザ痛になった。

次に登る時は、楽しい九折越ルートで、と尾根歩きの時には思ったが、甘かった。このルートも結構手強い。よくよく考えれば、単純標高差が約1200メートルあるわけなので、どのルートでも体力と気力を要する山である。
まぁ、樹林帯が暗い登山道である点が気にはなるが、いずれまた、傾山に登りたい日が来ると思うので、その時は、一応、九折越ルートのピストンを選択しようと思う。

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