傾山(坊主尾根→山頂→九折越の周回)
- GPS
- 08:39
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,640m
- 下り
- 1,635m
コースタイム
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 8:25
天候 | 午前:曇時々晴れ 午後:快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
約5時間かかるため前日出発して原尻の滝の道の駅で車中泊 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口→坊主尾根→山頂のルート 登山口から尾根沿いまでは急登が続きますが、危険な箇所はないと感じました。ただ、踏み跡が薄いので、ルートを外さないよう注意が必要でしょう。山頂までは、ピンクリボンが、たくさんあるので、注意深く進めば、迷うことはありません。 尾根沿いは最初は気持ちよく歩けますが、坊主尾根に入ると、アップダウンの繰り返しとなります。特に危険な箇所としては、尾根沿いの梯子下りと、鎖場の登りのところでしょうか。また、坊主尾根は、ルートが分かりにくいので、リボンを見逃さないよう特に注意深く進む必要があります。 山頂→九折越→登山口のルート 山頂の傾山から後傾までは、ちょっとした岩登りや急登がありますが、さほど危険ではないかと思います。そこから九折越までは、とても気持ちの良い尾根歩きで、両サイドの風景を見ながらの最高のルートで、歩き易く、登りだと、傾山と後傾を見ながらの登山となります(今回は下りなので、度々振り返ってました)。九折越からは、急登で一気に下り、標高を下げます。ルートは坊主尾根と違い分かりやすいです。途中、崖沿いのようなトラバースや岩登り(今回は下りなので岩下りでしょうか)がありますが、坊主尾根ほど危険ではないでしょう。また、標高700メートル付近では、渡渉が数カ所ありますが、岩の上を移動する感じなので、水に浸かる心配はありません。その先から坊主尾根ルートの分岐の合流地点までは、横移動が多いです。 |
その他周辺情報 | 登山口の近くに温泉がないため、長湯温泉に入りました。 長湯温泉御前湯500円 http://www.gozenyu.com そのほか 道の駅おづる がある(下山が遅く時間が遅かったので、今回、残念ながら立ち寄らず) https://www.visit-oita.jp/spots/detail/4466 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
コンロ
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ヘルメット
|
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備考 | ストック |
感想
祖母・傾は、九州の中でも、標高差のある手強い山であることから、鍛錬に持ってこいの山である。また、祖母・傾と称される山域の、祖母山は百名山達成を目指すにあたり登ったが、傾山はまだ登ったことがない。傾山を登らずして、九州の山は語れないと感じていた。
百名山達成に向けた登山遠征(九州本土以外への登山)は、今年は終了としたので、この秋からは、九州の山を登ることに。この週末の天気予報では、傾山の天気は快晴であったので、金曜から出発。コースは、事前の下調べ段階で興味を持った、坊主尾根を登り、九折越から下るルートで実行。
坊主尾根ルート、九折越ルートとも、樹林帯は暗かった。特に午後は快晴なのに、九折越ルートは北方面を向いているせいか、登山口付近に下りてくるまで快晴の感じが全くしなかった。
尾根歩きは楽しくて、特に後傾の取り付きから九折越の分岐までの尾根沿いは、振りかえると傾山が見えるし、横には久住山が見えるし、青空で最高の山行であった。
坊主尾根は、登っては下りの繰り返しで体力を奪われるし、かつ、登山ルートが分かりにくく、精神的にも疲れる。それに、ピンクリボンを探しながら進むので、意外と時間がかかった。一番恐怖を感じた梯子の下り部分を過ぎた時には、滑落せず無事に生きていることを感謝したくらいで、坊主尾根はもう登らなくていいかなと思った。
悔やむのは、木の枝にズボンを引っ掛け破ってしまったこと。ショックだったが、怪我がなくて幸いである。
九折越ルートは、標高差100メートル間隔で現在位置の標高を示す標識があり、登る際には目安となり、良いのだろうが、坊主尾根で奪われた体力と疲れた脚には、辛く感じる。九折越分岐からの下りでは、急登で一気に標高を下げたので、早く下山できると思ったのだが、標高700メートル付近で、渡渉が出てきて登り返しが出てきた時は、相当疲れていたこともあり、愕然とした。また、そこから先は横移動が多くて、なかなか標高を下げれず、時間がかかったし、左ヒザが痛くなった。登山口に着く頃には、両ヒザ痛になった。
次に登る時は、楽しい九折越ルートで、と尾根歩きの時には思ったが、甘かった。このルートも結構手強い。よくよく考えれば、単純標高差が約1200メートルあるわけなので、どのルートでも体力と気力を要する山である。
まぁ、樹林帯が暗い登山道である点が気にはなるが、いずれまた、傾山に登りたい日が来ると思うので、その時は、一応、九折越ルートのピストンを選択しようと思う。
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