水平歩道のつぎは 下ノ廊下 黒部ダム〜欅平

2018年10月18日(木) 〜 2018年10月19日(金)

• GPS: 32:00
• 距離: 24.7km
• 登り: 1,251m
• 下り: 2,128m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:48
• 休憩: 1:39
• 合計: 8:27

7:50 黒部ダム駅
9:07 9:16 内蔵助谷出合
11:02 11:02 黒部別山谷
11:36 11:38 白竜峡
12:19 13:21 十字峡
14:03 14:03 半月峡
14:41 14:47 東谷吊橋
14:58 15:11 仙人谷ダム
15:15 15:15 仙人谷駅
15:26 15:33 関西電力人見平宿舎
15:56 15:56 権現峠
16:17 阿曽原温泉小屋

2日目

• 山行: 4:25
• 休憩: 0:19
• 合計: 4:44

4:53 阿曽原温泉小屋
6:23 6:28 折尾ノ大滝
6:40 6:45 オリオ谷
7:28 7:36 大太鼓
8:18 8:19 蜆谷トンネル
8:48 8:48 水平歩道始・終点
9:37 欅平駅

天候

1日目　はれ一時あめ
2日目　はれのちくもり

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

＜ゆき＞
マイカーで大町市営仁科町駐車場　大町市大町3340-1　無料

立山黒部アルペンルート
バス　アルピコ交通　扇沢ゆき
　　　信濃大町駅前　6：15　→　扇沢駅前　6：55　1360円

バス　関電トロリーバス　黒部ダムゆき
　　　扇沢　7：30　→　黒部ダム　7：46　1540円

＜かえり＞
トロッコ電車　黒部峡谷鉄道　宇奈月ゆき
　　　　　　　欅平　10：01　→　宇奈月　11：20　1980円

電車　富山地方鉄道　電鉄富山ゆき
　　　宇奈月温泉　13：18　→　新黒部　13：51　630円

電車　JR北陸新幹線　はくたか566号　東京ゆき
　　　黒部宇奈月温泉　14：32　→　糸魚川　14：45　　　
　　　JR大糸線　南小谷ゆき
　　　糸魚川　15：14　→　南小谷　16：16
　　　JR大糸線　信濃大町ゆき
　　　南小谷　16：20　→　信濃大町　17：15　2800円（自由席特急券　860円）

運賃合計　8310円

宇奈月で温泉に入ったので、そのぶん時間があいています。すぐに乗り継げば、16：26に信濃大町に到着できます。ただし、途中の連絡がよくありません。欅平11：25発に乗車しても信濃大町着17：15は変わりません。

コース状況／危険箇所等

整備行き届いています。感謝しかありません。

その他周辺情報

＜幕営＞　
阿曽原温泉小屋　800円

＜入浴＞
阿曽原温泉　露天　700円
宇奈月温泉　湯めどころ宇奈月　500円

写真

10/18 6:01

4時間ほどしか寝られなかった。

10/18 6:02

駅前で始発のバスを待ちます。

10/18 6:05

来ました。

10/18 6:11

発車直前にバス停横のきっぷうりばが開きました。

10/18 6:44

扇沢に到着。

10/18 6:44

天気上々。

10/18 6:59

こちらも始発で。

10/18 7:01

10/18 7:01

色づきがいいですね。

10/18 7:08

乗り場へ向かう階段横にあります。

10/18 7:15

10/18 7:25

10/18 7:26

はじめてでわくわくです。

10/18 7:27

最初で最後。

10/18 7:31

お姉さんすいません。思いっきり乗り出していたので、思いっきり映っていますが使わせていただきます。

10/18 7:36

破砕帯通過。

10/18 7:43

15分ほどで着きました。

10/18 7:44

お別れがさみしい。

10/18 7:44

観光客の方は右へ。登山者は直進します。

10/18 7:45

すぐに出口。トイレと水場があります。

10/18 7:45

みなさん一斉にスタート。

10/18 7:50

いよいよです。

10/18 7:53

立山でしょうか。

10/18 7:56

ここを右です。

10/18 7:57

旧日電歩道の看板に従って下りてゆきます。

10/18 8:07

コース全体でこのあたりが一番紅葉がきれいだった気がします。

10/18 8:09

橋のすぐ手前です。

10/18 8:09

10/18 8:11

渡ると。

10/18 8:12

放水が見えました。

10/18 8:14

今放水しているのは、観光放流とどう違うんだろう。

10/18 8:14

きれい。

10/18 8:20

10/18 8:24

10/18 8:25

さっそくそれらしい雰囲気が出てきました。

10/18 8:27

10/18 8:28

10/18 8:30

10/18 8:33

10/18 8:37

本格的に突入です。

10/18 8:41

落ち葉も好きです。

10/18 8:42

この岩の大きさ。

10/18 8:45

10/18 8:46

10/18 8:49

10/18 8:51

10/18 8:52

10/18 8:57

10/18 8:58

これが一番好き。

10/18 9:05

ここの分岐、よく間違われるそうですね。

10/18 9:05

それほど迷いそうになさそうですが。

10/18 9:07

10/18 9:14

分岐のすぐ先が広い岩場でした。ここで朝ごはん。

10/18 9:16

10/18 9:17

10/18 9:22

10/18 9:26

10/18 9:27

10/18 9:32

10/18 9:35

10/18 9:45

10/18 9:54

10/18 9:58

10/18 10:05

10/18 10:06

ちょこんとかわいい。

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10/18 10:09

10/18 10:10

10/18 10:14

10/18 10:15

10/18 10:16

温泉だったらいいのに。

10/18 10:18

滝壷を上から。

10/18 10:23

10/18 10:31

10/18 10:33

10/18 10:34

10/18 10:37

何のしるしだろう。

10/18 10:40

10/18 10:45

まだ新しそう。

10/18 10:46

10/18 10:49

波も岩も白い。

10/18 10:50

ほんとうにエメラルドグリーンですね。

10/18 10:51

かなり上ります。

10/18 10:53

ここが一番怖かったです。

10/18 10:53

特に下りるとき。

10/18 10:58

10/18 10:58

10/18 11:00

渡渉します。

10/18 11:00

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10/18 11:02

10/18 11:03

10/18 11:05

10/18 11:06

10/18 11:14

豪快です。すごい音。

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10/18 11:36

10/18 11:36

10/18 11:38

ところどころに広めのスペース。

10/18 11:44

クモさんに。

10/18 11:54

トカゲさん。

10/18 12:13

ミストコーナー。

10/18 12:14

10/18 12:17

10/18 12:22

十字峡手前に休憩スペース。

10/18 12:28

5分ほど下った岩から展望できます。みとれました。

10/18 12:33

滝の上に吊り橋が見えます。

10/18 12:39

休憩スペースの奥の矢印方向が岩への下り口です。

10/18 13:21

10/18 13:21

10/18 13:22

10/18 13:24

ビビってます。

10/18 13:25

吊り橋の上から十字峡。

10/18 13:25

10/18 13:26

10/18 13:33

10/18 13:47

10/18 13:53

10/18 14:00

10/18 14:02

この割れ目崩れないのかしら。

10/18 14:03

10/18 14:03

10/18 14:04

ビバークできます。こんな場所じゃきっと落ちつかないけど。

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10/18 14:11

10/18 14:18

くろよん。

10/18 14:19

なんだろう。

10/18 14:28

鉄塔の下まで来ました。

10/18 14:41

相当ビビってます。

10/18 14:46

後続者さんがわたしが渡っている最中に渡りはじめたので、かなり揺れて超怖かった。必死に合図して待っていただきました。

10/18 14:46

手すりを持たないで渡ろうチャレンジ成功。

10/18 14:49

定員1人が妥当だと思います。

10/18 14:50

渡ると林道に出ます。

10/18 14:51

墜道を通って。

10/18 14:58

仙人ダムが見えてきました。

10/18 14:58

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10/18 15:00

堰堤の上から。

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10/18 15:13

10/18 15:13

蒸し暑いです。

10/18 15:15

10/18 15:15

10/18 15:17

ここから出ます。

10/18 15:19

滝が見える。

10/18 15:26

宿舎前で一息。

10/18 15:33

最期のひとふんばり。

10/18 15:40

急登です。

10/18 15:47

10/18 15:55

10/18 15:56

10/18 15:57

10/18 16:06

10/18 16:16

見えたー。

10/18 16:17

10/18 16:19

テン泊受付してお風呂の時間を待ちます。

10/18 16:47

10/18 16:48

10/18 16:50

10/18 17:20

この程度埋まっていました。

10/18 18:08

湯加減ちょうどよかったです。

10/18 18:26

10/18 19:01

10/19 5:33

5時スタート。

10/19 5:35

明けてきました。快晴です。

10/19 5:41

10/19 5:49

どこのピークだろう。

10/19 5:59

10/19 6:25

折尾谷の滝。

10/19 6:36

10/19 6:37

10/19 6:40

10/19 6:44

10/19 7:12

10/19 7:14

10/19 7:27

後半の核心部分。

10/19 7:28

10/19 7:34

10/19 7:36

10/19 7:40

延々と水平。

10/19 7:44

ヘッデンないと厳しいです。

10/19 7:49

10/19 7:54

10/19 8:10

自然の造形美。

10/19 8:19

10/19 8:23

鉄塔の下まで来ました。トロッコの音が聞こえます。

10/19 8:48

意外とここからが長い。

10/19 9:03

下界が見えてきた。

10/19 9:05

10/19 9:06

10/19 9:07

10/19 9:08

唐松方面。

10/19 9:09

毛勝山。

10/19 9:17

急坂です。

10/19 9:37

10/19 9:39

着きましたー！

10/19 9:48

達成感があります。

10/19 9:53

予定より早く着きました。

10/19 9:55

次に発車する便を指定しました。

10/19 9:56

10/19 9:57

10/19 10:00

フリース羽織ってもさむいです。

10/19 10:31

くろさん。

10/19 11:20

10/19 11:24

10/19 11:40

10/19 12:43

10/19 13:55

鉄オタです。

10/19 14:02

テンションMax。

10/19 14:17

10/19 14:33

むっちゃかっこいい。

10/19 14:34

わずか15分。ずっと乗っていたい。

10/19 15:01

10/19 15:18

大糸線で隣に乗り合わせた紳士の方に教えていただきました。

10/19 17:01

阿曽原の小屋でもお話させていただいた、静岡からのお二方。とても楽しかったです。お世話になりました。

10/19 17:16

歩く時間よりも、クルマを回収する時間の方が長い。

10/19 17:31

もはや日が暮れています。

10/19 19:55

松本市内で夜ごはん。これを上回る坦々麺に出会ったことがない。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ フリース ダウンジャケット アンダータイツ ズボン 靴 靴下 グローブ 雨具 帽子 ヘルメット ザック ザックカバー 地図 テント シュラフ シュラフカバー ロールマット 折りたたみ椅子 食料4食分 行動食 非常食 水 コッヘル バーナー ライター カトラリー ごみ袋 ビニールテープ 電池式ランタン ヘッドランプ 携帯ラジオ 予備電池 筆記用具 携帯 タオル カメラ

感想

IwIwab

昨年水平歩道を歩いたあと、下ノ廊下も歩きたいと思うようになりました。ただ、そのうち行けたらいいなくらいの気持ちで、今年行こうとは考えていませんでした。先日、偶然にトロリーバスが今シーズンで引退という情報を聞いたとき、猛烈に乗りたいと思いました。歩きたいというよりも、むしろ乗りたいという気持ちが強かったです。これは今年しかないということで、今回の縦走を計画しました。

黒部ではけがをしないと言われるそうですね。生きて帰るかもしくは死ぬか、ということなのでしょう。少し大げさかもしれませんが、それほど命の危険と常に隣り合わせなのが下ノ廊下。ただ、それを十分に理解したうえで落ち着いて行動すれば、抜群の渓谷美とスリリングなトレックを堪能できる魅力的なコースだと思います。

1年で1か月ほどしか人を寄せつけない豪雪地帯。轟音とともに巨大な岩をも穿つ勢いの渓流。川底からの高さ100m以上の歩道に立つ自分よりもさらに高い位置までそびえる一枚岩。奥深い大自然の中に身を置くと、ちっぽけな自分を感じずにはいられません。いつも謙虚であるべきだと思い知らされる、充実した2日間でした。