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記録ID: 162236
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ハイキング
丹沢

熊木沢から蛭ケ岳

2012年01月14日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:40
距離
29.6km
登り
2,282m
下り
2,396m

コースタイム

大倉7:05-搭ノ岳8:48-熊木沢出合9:40-西沢分岐10:15-蛭ケ岳11:40-搭ノ岳13:05-大倉14:15-14:45渋沢
天候 曇り時々雪
過去天気図(気象庁) 2012年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
渋沢6:48-7:00大倉
コース状況/
危険箇所等
予想に反して雪の舞う天気となり、搭ノ岳に登る途中からルートの大部分は雪に覆われていた。しかし新雪で積雪もわずかだったのでコンディションは無雪状態とほぼ変わらず。
熊木沢は、林道が通っていたころのルート(沢の右岸から2つ目の堰堤の手前で左岸へ」を押さえておけば、効率的にルートがとれる。途中左岸に行く地点が分からず無駄に迷ってしまった。(国土地理院の地図閲覧サービスには記載があるが、電子国土Webでは林道は消されている)
蛭ケ岳への取り付きは東西の沢の分岐点に流された橋の橋脚が残っていたので、そこから登り始めたが、しばらくテープも無くコースは違っていた様子(もう少し西沢寄り)。ただし踏み跡(鹿道かもしれないが)はあり、手掛かりも多かったので危険は感じなかった。途中でテープを見つけてからはルートは結構明瞭になり蛭が岳山頂まで迷うことなく進むことができた。
搭ノ岳の水場を過ぎると鹿の足跡だけが新雪に続いていた。
2012年01月14日 09:12撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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搭ノ岳の水場を過ぎると鹿の足跡だけが新雪に続いていた。
2012年01月14日 09:43撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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橋に梯子が掛かっている!林業観察員用ということで一時的なものか?
2012年01月14日 10:03撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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橋に梯子が掛かっている!林業観察員用ということで一時的なものか?
熊木沢から蛭が岳。結局雲は切れなかった。正面の堰堤には蛭が岳→と書いてあった。しかし堰の先のルートが分からずしばらく迷うことに。
2012年01月14日 10:16撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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熊木沢から蛭が岳。結局雲は切れなかった。正面の堰堤には蛭が岳→と書いてあった。しかし堰の先のルートが分からずしばらく迷うことに。
2012年01月14日 10:07撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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熊木沢左岸の林道ははっきり残っており、なかなか歩き易かった。
2012年01月14日 10:31撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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熊木沢左岸の林道ははっきり残っており、なかなか歩き易かった。
蛭が岳南斜面取りつき。右手上部に向かう踏み跡が明瞭。
2012年01月14日 10:42撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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蛭が岳南斜面取りつき。右手上部に向かう踏み跡が明瞭。
しばらく直登の後、振り返って撮影。登りやすい斜面だが足元は結構ザレている。
2012年01月14日 10:55撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
1/14 10:55
しばらく直登の後、振り返って撮影。登りやすい斜面だが足元は結構ザレている。
下手にトラバースすると足がとられそうな斜面。なるべく木の根が張っているところを直登する。
2012年01月14日 10:55撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
1/14 10:55
下手にトラバースすると足がとられそうな斜面。なるべく木の根が張っているところを直登する。
ザレた樹林帯を越えるとやせ尾根に。このあたりからテープが出てきて、踏み跡のトレースもわかりやすくなる。
2012年01月14日 11:08撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
1/14 11:08
ザレた樹林帯を越えるとやせ尾根に。このあたりからテープが出てきて、踏み跡のトレースもわかりやすくなる。
少し傾斜が緩くなると樹齢が高い木々も目立つようになる。落ち着いた樹林帯。南斜面なので暗さはない。
2012年01月14日 11:16撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
1/14 11:16
少し傾斜が緩くなると樹齢が高い木々も目立つようになる。落ち着いた樹林帯。南斜面なので暗さはない。
緩斜面を越えると再び急斜面へ。ただし大きい岩も増え手掛かりは問題なし。(けもの道か、トラバース道がときどきあったが、とにかく直登を心がける)テープは最後まで続いている。
2012年01月14日 11:35撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
1/14 11:35
緩斜面を越えると再び急斜面へ。ただし大きい岩も増え手掛かりは問題なし。(けもの道か、トラバース道がときどきあったが、とにかく直登を心がける)テープは最後まで続いている。
ガスの向こうに主のように聳える廃木が目に入る。この木が生きていたころはどのような姿だったろうか。
2012年01月14日 11:42撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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ガスの向こうに主のように聳える廃木が目に入る。この木が生きていたころはどのような姿だったろうか。
樹林帯を越えると再びザレた斜面。ザイルが張られておりそれに沿って登る。斜面は大したことがないのでザイルに体を預けることはなかったが、いずれにせよ古そうなので使わないに越したことは無い。
2012年01月14日 11:51撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
1/14 11:51
樹林帯を越えると再びザレた斜面。ザイルが張られておりそれに沿って登る。斜面は大したことがないのでザイルに体を預けることはなかったが、いずれにせよ古そうなので使わないに越したことは無い。
茨の群生を越えると蛭が岳頂上の広場に。雪が降りしきり人気のない山頂だった。
2012年01月14日 11:59撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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1/14 11:59
茨の群生を越えると蛭が岳頂上の広場に。雪が降りしきり人気のない山頂だった。
撮影機器:

感想

ユーシンが静かなうちに、ユーシン拠点の登山ルートで登ってなかった熊木沢から蛭が岳を押さえておこう思い立ち計画する。ビバークや積雪があっても大丈夫なように準備したうえで、山に向かった。
小雪が降りしきる天気で視界もイマイチだったが、幽玄な深山の雰囲気を十二分に堪能することができた。今度は新緑の季節に行ってみたいものだ。

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コメント

1sttrailさん、初めまして、こんにちは。
ricalojpと申します。

目を疑いました。健脚の方は多数知っていますが、信じられないコースタイムですね。

確か昭文社のコースタイムで12時間以上だと思うのですが、、、。7時間で、しかも蛭ヶ岳南稜を含んで。

言葉がありません。
(たぶん大倉尾根で行き違ってると思います。)
2012/1/16 10:48
ricalojpさん、こんにちわ
確かにコースタイムより早いですが、今回のようなミニバリエーションでは、安心とゆとりを持つための手段と考えています。午後になるとどうしても焦りが出やすくなるので・・
安全を優先して、充実した山行を続けましょう!
2012/1/17 12:33
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