美しき島々谷の紅葉 島々〜徳本峠


- GPS
- 32:00
- 距離
- 30.2km
- 登り
- 1,630m
- 下り
- 1,618m
コースタイム
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 7:23
- 山行
- 4:07
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 4:49
天候 | 1日目 はれ 夜暴風 2日目 朝小雪 のち くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ゲートに二俣崩落箇所通行止めの告知がありますが、難なく土砂を乗り越えて通過できました。二股から先の道中にあるいくつかの崩落箇所の方が気を遣いました。古道を守る会の方々と岩魚留小屋の手前ですれ違い、一番上の橋を撤去したと教えていただきました。渡渉には問題ない水量で、橋のすぐ傍らを通過できますが、石はすべりやすいです。徳本峠小屋は営業終了しているので、幕営料金はかかりません。小屋のトイレは小屋の方のご好意で使えました。 |
写真
感想
信濃路自然歩道・上高地ルートを歩いてきました。
ほんとうは霞沢岳にのぼって、焼岳や穂高の山並みを見たいと思っていました。スタート時の天気は文句なしのはれ。徳本峠にテントを張って夜くつろいでいるとき、見上げると満天の星空。2日目も青空を期待して就寝しました。
ところが深夜、テントが浮き上がるのではというほどの風で起こされました。外をのぞくと星空はどこへやら。これで本格的に雪が降ってきたらどうしようと、一気に不安になってきました。カメラの温度計は−3℃。寒さも手伝って寝付けなくなり、泣きたくなりました。
うつらうつら幾度か寝起きを繰り返し、朝を迎えると風は収まっていたものの、小雪が舞っていました。これは登ってもほぼ景色は期待できないと思い、当初は登頂後上高地に下山を予定していたのですが、ピストンで島々に下りることにしました。
幸い下りるにつれてガスもとれてきました。くだりはくだりで、のぼりでは気づかない風景もあり、谷筋の美しさに見とれました。紅葉は岩魚留小屋よりも下が美しかったような気がします。
2日目は今ひとつの天気だったので、きょうは登山する人はいないのかなと思っていたら、外国人と日本人の男女各一組がのぼっていらっしゃいました。
のぼりですれ違った橋の撤去作業をされた方々は、古道を守る会(正式な呼び方はわかりません)のみなさんで、有志で活動し登山道の保全に尽力されているそうです。山と渓谷の2018年5月号で、その活動内容について特集されているとお聞きしたので、後日見てみたいと思いました。
霞沢岳はおあずけとなりましたが、静かな島々谷を堪能できてほんとうによかったです。
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