上忠別山

2012年01月20日(金) [日帰り]

• GPS: 05:31
• 距離: 7.5km
• 登り: 738m
• 下り: 735m

コースタイム

8:30出発-11:00P963-12:00頂上-14:00下山

天候

快晴!

アクセス

利用交通機関：

自家用車

今回尾根に取り付いた場所は、スノーシューの盛んな場所の為か道路脇に5台分ほどの除雪された駐車帯が作ってあります。

コース状況／危険箇所等

尾根に取り付き標高650m付近よりピーク963ぐらいまで、倒木が多くルート取り次第ではムダに消耗することも。またこの尾根の北東斜面は所々崖になっている場所もあるので寄りすぎに注意。

写真

スタート地点。
除雪スペースがあり5台ほどは駐車できそう。

尾根に取り付くまで、カツラの巨木の生える森を歩きます。

適当なところから尾根に取り付きます。

ん?
これは・・・

モモンガの食痕です。
下の普通のトドマツの葉に比べて、かじられているのがわかります。

モモンガのねぐらも発見〜。
フンの具合から見るとまだ使っていそうです。

630m付近から、登りも急になってきます。
ちょっと振り返って忠別湖を望む。

尾根上は倒木だらけです。
ルートの取り方次第で消耗に差が出ます(-_-;

さらに、一部崖のような場所もあるので、尾根歩き
の際はご注意を。

ピーク963を越えると急な登りも終わり、快適な
尾根歩きになります。

素晴らしい快晴!

頂上直下、最後の登りです。

そして山頂到着。

せまい山頂のすぐ向こうは断崖絶壁です。

くれぐれも登頂の際は気をつけましょう。

頂上より名無しピーク1247

頂上より旭岳方面

頂上より旭岳、白雲岳方面

頂上より化雲岳方面

頂上よりトムラウシ方面

頂上より十勝連峰

頂上付近よりトムラウシのアップ

頂上より天人峡と旭岳

天人峡の名瀑「羽衣の滝」

ついでに遠方、夕張岳

スノーシューでも滑降出来るんです

おっと、最後にちょっと古いクマゲラ食痕

感想

Liparis

今回はカムイミンタラを対岸から覗き見れる上忠別山にスノーシューで。

旭川の北側では最低気温-30℃を記録したというので、この辺りもさほど変わらない
気温なのだろう、かなり寒い。

道路脇の除雪スペースに車を止めてスタート。
しばらくカツラの巨木の生い茂る森歩きを楽しみつつ、楽に尾根を上がれそうな
場所をさがす。

まもなく適当なところから尾根に取り付くが、ここ数日まとまった降雪が無い上
この気温なので雪は軽く、歩くのにさほど苦にはならない。
動物の足跡など見ながら順調に登り一息ついたところで、630m付近からの本格的な
尾根登りを開始。

大きな倒木が多くコース取りに悩む上、小さな倒木もあるのか、雪面がボコボコしていて歩きにくい
一番楽そうな尾根の北東斜面側も低木が多く歩きにくかったり、所々崖のように
なっていたりで、どうにも真っ直ぐ歩いていくというのは難しい。

しかし、かなり寒い上に素晴らしい快晴、そして無風。
こんな日にはスキーで滑れる山にいけば、噂に名高いThe Dayとやらを体験できる
のかも知れないが、これだけ眺めの良い山を独り占め同然で歩けるんだったら
そっちもかなり良いかなと一人ほくそ笑む。
本当にスキーと同じくらいスノーシューが大好きなのだが、知り合いのスキー野郎
達からはあまり理解してもらえない(T_T)

ヒーコラ言いながらピーク963に到着。
行程の4割ぐらいだが、ここまで来ればほとんど終わったも同然、快適な
尾根上の森歩きが待っている。

ここから小1時間ほどで頂上直下へ。
最後に少し登るが、まもなくわかりやすい感じで目の前に頂上が現れる。
意外に狭そうな頂上に上り詰めると・・・3mほど先は地面がない(^^;
うれしさの余り駆け上がったりでもしたら大変な事になりそうな頂上です。

それにしても・・・
朝から変わらずの快晴無風。
そのせいもあってかの素晴らしい眺望。
こんな場所を独り占めして食べるごはんの美味いこと。

下山は尾根から左右の斜面を下ってしまうと後々面倒なだけなので
登りとほぼ同じルートで。
でも尾根下部ではお待ちかねのスノーシュー滑降。
スノーシューならではの急斜面や、行きには邪魔だった倒木の段差などを飛び越え
また滑る。
登りも下りも、本当はスノーシューはとてつもなく機動力の高い道具です。
熱く語りたいところですが、余談になるのでこの辺で。