樽前山(東山〜西山〜932峰)
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,007m
- 下り
- 707m
コースタイム
- 山行
- 2:30
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 2:44
7合目登山口の駐車場は数cmの積雪で覆われ、登山道も雪で真っ白で、東山分岐(外輪山取付)から上は、爆風に巻き上げられた雪がまるでブリザードのように巨大な白い煙幕状の雪煙となって猛烈に吹き荒れていました。
ところが一年後の今日は、典型的な秋晴れの登山日和となり、去年のことが、まるで夢だったような気すらしました。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な箇所は特にありません。 残念ながらすでに花は終わっていて、紅葉もやはり終わっていました。 山肌にごく少量の残雪がありましたが、登山道には全く雪がなく、夏山状態でした。 |
写真
感想
例年なら、もう間もなく市道樽前観光道路(5合目から7合目までの未舗装道路)も道道141号も冬期間の閉鎖に入る頃なので、その前に樽前山に登っておこうと思いました。
天気が良かったこともあり、午前8時半過ぎに到着した時には7合目駐車場はすでに満車でしたが、なんとかその下にある道路の端に誘導されて駐車することができました。
しばらく登山から遠ざかっていたので、今日はリハビリがてら、ゆっくり登ろうと思っていました。気温もこの時期としては高めでしたが、最近の樽前山は7合目付近では無風でも東山分岐(外輪山取付)の辺りから急に強風になっていることがしばしばあるので、念のため最初からウインドブレーカーを着込んで登山開始です。
森林限界を過ぎ、東山分岐(外輪山取付)から東山ピークを目指して登り続けます。風は少しありましたが、それほど強くはなく、やはり登山日和のようです。
東山ピークからは周囲の景色がきれいに見渡せました。残念ながら紅葉ははすでに終わっていて、広い山麓は所々にある常緑樹の緑を除けばほとんどが黄色〜茶色に染まっていました。
東山ピークからいったん東山分岐(外輪山取付)へと戻り、そのまま西山を目指して歩き続けます。風は少し強くなってきましたが、それでも体感的には6〜7m/sくらいで、登山に支障はありません。
途中にある樽前山神社奥宮に寄ってお参りをしてから、西山へと続く登山道を歩き続け、やがて西山が近づいてきて登山道が登り坂となって間もなくの辺りで錦岡コースへと合流するルートを辿って西山ピークへ登ることにしました。
ところがルートの入口の目印であるはずの登山道脇のケルンが見当たりません。
一度登りかけた西山方面への登山道を少し引き返して探すとようやくルートの入口が見つかりましたが、ケルンは壊れて(壊されて?)いて、その残骸が辺りに残されていました。
ルートを進んで行くと、道は7分ほどで錦岡コースと合流しました。合流点から下ると錦岡コースの一部である林道終点へと繋がり、登るとそのまま西山ピークへと続きます。
分岐(合流点)から、ほぼ直登となる登山道を登り詰めることおよそ10分ほどで西山ピークへ到着しました。
西山ピークからは再び通常の登山道を下って西山尾根突端を経由して外輪山登山道を歩いて932峰を目指しました。
932峰のさほど広くはない頂上は10人近くの登山者で賑わっていました。
樽前山や支笏湖はもちろん、羊蹄山もきれいに見えました。
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