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Yamareco

記録ID: 163956
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積雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

春山入門 湯殿山

2004年03月31日(水) 〜 2004年04月01日(木)
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samoa synusium その他7人

コースタイム

3月30日:ポレポレファーム周辺をXCスキーで散策
3月31日:カルチャーセンター→湯殿山中腹
4月1日:湯殿山中腹〜湯殿山〜湯殿山中腹〜志津上の駐車場
天候 3月30日:晴れ
3月31日:曇りから小雪交じり
4月1日:晴れ
過去天気図(気象庁) 2004年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
西川バスストップー(徒歩&タクシー)ーポレポレファーム
帰りは天童まで車で送っていただく
雪玉でニヤニヤ
by  E775, NIKON
雪玉でニヤニヤ
キツネの足跡
春の山々
フクジュソウ
ピークで集合写真
by  E775, NIKON
ピークで集合写真
真鍋さん
ちょっとお疲れ
by  E775, NIKON
ちょっとお疲れ
ウサギの足跡
はるかな山々
くだりはぐんぐん
by  E775, NIKON
くだりはぐんぐん
雪洞あと
今日は天気が良い
by  E775, NIKON
今日は天気が良い
黒くなったsamoa
エコプロ事務所
by  E775, NIKON
エコプロ事務所
スノーシュー
木に残る蜂の巣
by  E775, NIKON
木に残る蜂の巣
テン?の足跡
山をバックに
ガイドの白田さん
by  E775, NIKON
ガイドの白田さん
雪洞を2つ掘る
掘るのは一苦労
by  E775, NIKON
掘るのは一苦労
メンバー
ガイドのお二人
by  E775, NIKON
ガイドのお二人
ピークを後にする
by  E775, NIKON
ピークを後にする
セッチュウカワゲラ
by  E775, NIKON
セッチュウカワゲラ
雪に埋まるネイチャーセンター
by  E775, NIKON
雪に埋まるネイチャーセンター
テンバの様子
夕食はチェルトの中で
by  E775, NIKON
夕食はチェルトの中で
ガイドの真鍋さんと仔パンダ
by  E775, NIKON
ガイドの真鍋さんと仔パンダ
ピットチェック中
by  E775, NIKON
ピットチェック中
ピークははるか向こうへ
by  E775, NIKON
ピークははるか向こうへ
撮影機器:

感想

3月30日
天童から山形へ行き、西川バスストップに到着するまでは順調だった。
西川バスストップの側溝はもう雪解け水がすごい勢いで流れており、O鹿弟の午
後の紅茶が流される。

なかなかバスがこない。よくよく調べてみると、シャトルバスが夏季の時刻を調べていたことが判明。
予定していたバスは存在しなかった。
これはマズイ。歩かなければならない。今日の宿舎ポレポレファームまで歩くと30キロ以上ある。

山菜を摘みつつ長い旅が始まった・・・
と言いたいところだが、途中でタクシーを発見、誘惑に負けてタクシーに乗る。
よって午前中のうちに到着。

というわけで月山域に入ったが、どうも雪が少ない。ワケを聞いてみると、雪は3月に入ってから全然降っていないそうだ。
とはいっても3mはあるだろう。

今日の宿舎ポレポレファームについたのは昼過ぎ。
で、楽しみにしていたクロスカントリースキーを借りて初のヒールフリーのスキーに挑戦。
意外にラクラク歩ける。だが、普通のスキーが得意なS田は慣れないらしく、転びまくっていた。

昼食は明日案内してもらうガイドの事務所の所で食う。
一年ぶりにガイドの白田さんと再会することができた。

スキーを楽しみ、雪合戦をし、宿舎の犬と遊び、美味しい晩飯を
喰って就寝。

3月31日
後発組と今朝合流。
今日から本格的に山歩きらしいことを開始する。
ポレポレファームから車で体育館へ移動。
用具一式を借りて、いざガイド登山開始。

スノシューでブシ沼へ移動する。
雪はザラメなのが残念だったが、見事なブナ林中を2時間くらいで宿泊地到着。
昼食にしようとしたら、なんとメインディッシュの乾麺がない。パンでやり過ごす結果となった。

小雪交じりの天候の中、午後一時からは雪山講習と雪洞掘り。雪洞というのはカマクラみたいなやつ。
山の斜面に彫るのだが、雪洞を掘るのは思っていたより非常に大変で、服はぐっしょり、体はヘトヘトになりながら3時間かけて完成。
これは遭難した時にするそうですが、こんな労力かかってたら死
んでしまいそう、と思った。

ツェルトでつくった簡易食堂で晩飯。
晩飯はマーボ丼で、非常に美味しかった。

しかし寝るのがこれまた大変。
作りが悪かったため、天井がゴツゴツしていて、水滴がポトポト落ちてくるのです。
とりあえず眠れたが、荷物が殆ど濡れた。

4日目
朝4 時起床。しかし物を仕舞うのが大変(濡れてて)で1 時間かかる。

夜は荒天だったらしく、パウダースノーが10 cmくらい積もっていて最高。食堂を掘り起こし、メシは6 時過ぎから。

朝飯もなぜか忘れたが、昼飯用のアルファ米を食う。またトムヤムクンを喰う。

その後荷物整理。初めて雪の稜線に出れると思うと気がはやる。
8 時30 分湯殿山に向け出発新雪を踏みしめつつ登る。

森林限界手前で耐風姿勢を教えてもらい、いざ憧れの雪稜へ。
森林限界に出ると、風で新雪が飛ばされていて、凍っているところもあった。

尾根はなだらかで、荒天だったら、道が分からなくなりそうだ。
全体になだらかな斜面を右手に姥が岳を見ながら一登りで湯殿山山頂到着。

湯殿山はこの時期から2週間くらいしか登れない貴重な山だそうだ。
なぜなら冬は雪がありすぎ、また時期が遅くなると雪が解けてクレバスができたり、雪崩たりするそうだからだそうだ。
夏も登山道はない。

山頂は一面真っ白。標高1500メートルくらいなのに、すごい高山にいる気分だ。

風が強いので、早々に山頂を後にする。
くだりは所々怖いところもあったが、最後はシリセードでブナ林へ戻ってきた。

雪洞で軽食をとった後、往路を戻る。
途中でずっと前ブナ林を案内していただいた関さんに遭った。これから湯殿山に登るそうだ。

帰り際振り返る湯殿山はとても大きく綺麗で、あんな所に登れたと思うと、感慨深いものがある。

パークプラザで借りていた用具を返し、車で麓の食堂へ。しかも白田さんに昼食をおごってもらい大感謝。

そこから白田さんと別れ、もう1人のガイド真鍋さんと月山名水館で温泉へ。
更に真鍋さんは天童まで送ってくれた。
本当に感謝です。
これでガイド代は1日3000円くらいですから本当安すぎです。

その後天童の公園で遊んだりしつつ、翌日列車にゆられ家路につくのでした。

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