小代から鉢伏山 帰りに熱田廃村へ


- GPS
- 06:51
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 923m
- 下り
- 933m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 6:50
天候 | 晴れ、やや雲多し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山届けや情報収集もココで。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
小代から鉢伏山は登山道がやや不明瞭な所もありますが危険な所はありません。 熱田集落へのルートは、四十曲がかなり急斜面で一部ルートファンディングが必要な箇所があります。 四十曲下部、熱田集落直前は既に道が消失し、滑落の危険はありませんが急斜面を適当に登り下りしなければなりません。 |
その他周辺情報 | おじろ温泉、おじろんがあります。 小代町内は食料品店が少ないので9号線沿いのコンビニやスーパーで食材を購入しておいたほうが良いです。 |
写真
感想
友人と吉滝キャンプ場コテージ合流の前に小代側から鉢伏山へ登る事にしました。
地図を見ると先日訪れた熱田廃村へ通じる林道があるようなので帰りに寄ってみる事に。
尼崎市立美方高原自然の家に車を駐車し登山届もここで提出します。
登山口までの地図を頂戴し登山道の状況も教えていただきました。
今日は直登コースで登り展望コースで下山予定なのでシャクナゲ公園方向に向かいます。
登山口に到着しましましたが標識はあるもののはっきりとした取りつきが判りません。
草の根元を見てみると木道の残骸が見えますが、それも途中で消失しています。
仕方なく踏み跡らしき道を暫く上ると明確な登山道に合流しました。
ここからはしっかりした登山道が山頂に向け続いています。
比較的歩き始めは傾斜が急ですが周りの展望が見えだすようになると傾斜も緩み歩きやすくなります。
稜線との中間地点にゆっくりと休憩できる東屋があります。
この東屋から上も少し藪となっており正しい登山道を探すのに苦労しますが、傾斜も急ではないので適当に藪をかき分けて進むと高丸山より若干鉢伏山寄りの稜線に飛び出します。
あとで地図を見ると本来の登山道の点線より南側を歩いていたので、もしかしたら見落としただけで正しい登山道があったのかもしれません。
稜線からアップダウンを繰り返し粘土質の滑りやすい急登を登りきると鉢伏山山頂に飛び出します。
山頂は鉢伏スキー場とハチ北スキー場の合流点となっており、大きな広場になっています。
やや雲が多いものの山頂からは360度の展望が望め、大山まで望むことができました。
少し休憩した後、同じ登山道を折り返し高丸山へ向かいます。
地図で見ると高丸山にも三角点があるはずなのですが見つけることができませんでした。
高丸山のピークを少し氷ノ山側に下ると小代越の標識が現れ、明瞭な登山道が続きます。
こちらの道は登山道と兼ねて作業林道にもなっているようで、轍や車のタイヤ痕が残っています。
紅葉も進んで綺麗な登山道を下ると車止めの柵のある展望コースの登山口に下りてきました。
ここからは尼崎市立美方高原自然の家と反対方向の熱田廃村へ向かいます。
暫くは明瞭な道が続きますが、首なし地蔵?を超えると四十曲にさしかかり急傾斜の道になります。
文献では熱田集落の人が養父方面に出掛ける際にはこの道を通っていたそうなので、その当時の苦労が偲ばれます。
四十曲の最初のうちは踏み跡程度の道が確認できますが、熱田集落手前からは踏み跡も完全に消失し、適当に草木をつかみながら下らなければならなくなります。
最初の廃屋に出てからは再び明瞭な道が出現し、熱田神社の前を通り集落中心部へと続きます。
この熱田神社も熱田の地名も、愛知県の熱田神宮と深い関わりがあり歴史の面白さを感じさせます。
熱田集落に関しては、神戸夙川学院大学 河本 大地 先生が書かれた「無住化前の兵庫県美方郡香美町小代区熱田集落にみられた葬送儀礼と四季の暮らし―田渕徳左衛門氏の語りを中心に―」という文献が詳しいので興味ある方はネットでも見ることができるので(一手間いるかも…)読んでみてください。
熱田神社にお参りした後、先日訪れた熱田分校跡へ向かいます。
分校跡は先日より紅葉が進みとても綺麗なのでここでお昼ご飯を頂くことにしました。
昼食後、できる事なら四十曲の急登を登り返さず帰りたいので、集落をそのまま下って国道に出て小代へ向かおうかとも思いましたが、地図を見ると四十曲を通るよりはるかに距離が長いのでやはり四十曲の急登を登り返すことにしました。
先ほど下るのに苦労した道なき急登ですが二度目になるとそれほど苦労なく踏み跡が出現する所まで戻る事が出来ました。
首なし地蔵まで戻るとあとは明瞭な林道が尼崎市立美方高原自然の家まで続きます。
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