鷲別岳[裏沢〜滝沢]


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 767m
- 下り
- 778m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
裏沢の2・3ある滝は簡単。 面白くなさそうという理由で上部、稜線に最速乗るルートではなく、少し直登気味の沢に入ってしまった。 斜度のあるナメ滝やその巻きなどはなかなかいやらしかった。またブッシュ漕ぎも長かった。 滝沢はコルからの下降部や滝に残置ロープがある。 3つくらいある滝は2つは懸垂下降、1つは残置ロープを使わせてもらう。 |
写真
感想
昨日の野塚岳に引き続き今日も沢登り。
鷲別(室蘭)岳の沢に行きました。
林道を車で入れるところまで行ってデポ。
ここから川又温泉への道を少し歩いて入渓。
少し行くと、この沢で一番美しいといわれる白いナメが迎えてくれる。
確かにきれいだ。久々にウォーターシュート。
その先は苔むした壁などを見つつ単調な沢を行く。
すると、4mくらいの滝が出てくる。
右岸を簡単に直登。少しササをつかみつつ行く。
滝上のナメもなかなか美しい。
このさきも簡単な小滝を2・3超える。
co400の二股を左にとって、co500二股。
これを左にとれば一番早く稜線に出れるのだが、
沢登りとしてはあまり面白くなさそうなので、ここは右に取り直登気味に行くことに。
そこからは、一枚岩のそこそこ斜度のあるところを登っていく。
ホールドスタンスともに細かめ。滑ったら結構な距離落ちそうで少し緊張する。
途中に段差も超えつつ行く。
難しいところ避けようとしても周りはもろく、草しかないので右に左に行くのも緊張を強いられる。
斜度が出てくるとさらに難しそうなので、そこは避けて樹林に突入。
ササブッシュをつかみながら急斜面を登っていく。
ちらほらアイヌネギが目につく。
もう花をつけていて食べれないが、こんな人が来れないところにこれだけあれば、絶滅はないだろうと確信する。
ミヤマハンショウヅルもあった。
途中、大きな岩をかわしつつ、山頂の鐘の音に導かれるように展望のある稜線の踏み跡へ。
水をくみ忘れたので喉がカラカラだ。
山頂まではすぐだった。晴れていて太平洋が一望できる。
家族連れの登山者も多くまさに地元の山といったかんじだ。
ピーク写真をとったらデジカメの電池が切れてしまった。残念。
ピークからササ原の道を下っていく。ハクサンイチゲがところどころに咲いている。
地元山岳会の方ともすれ違う。登山道の整備をしながら来たのだろう。頭が上がらない。
山岳会のかたから、裏沢〜滝沢はかつて国体コースでもあったことを知る。
.596手前のコルから沢に入る。
最初は泥で急だが、しっかりロープが張ってあり使わせてもらう。
裏沢よりも苔むした感じの美しい渓相。
デジカメの電池切れが悔やまれる。
大きな3つほど滝がある。
どれもロープが張ってあったが、使ったのは1つ。
あとはアップする。サブザイル(35m)で届く長さであった。
ほかにも小滝がちょこちょこ出てくるがどれも簡単。快適である。
最後は林道に乗って車を回収しておしまい。
簡単で快適、まさに初心者向きの沢といったところでしょう。
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