高御位山（↗市ノ池公園、↘百間岩）山ですき焼き【兵庫県、播州】

2018年11月10日(土) [日帰り]

• GPS: 05:46
• 距離: 11.1km
• 登り: 494m
• 下り: 479m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:26
• 休憩: 2:20
• 合計: 5:46

9:50 JR曽根駅
10:03 10:03 中所登山口
10:19 10:19 鹿島神社駐車場
11:25 13:27 高御位山
14:05 14:08 鷹の巣山
14:13 14:21 鷹ノ巣山(鹿島山西峰)
14:30 14:31 別所奥山
14:42 14:42 百間岩
14:52 14:56 鹿島神社
15:19 15:19 中所登山口
15:33 15:35 JR曽根駅
15:36 ゴール地点

● コースタイム
JR曽根駅 950 ― 大鳥居 1018 ― 市ノ池公園(トイレ前) 1025 ― イノシシ除けゲート 1028 ― 枝尾根上 1036 ― 頂稜尾根合流点 1051/1101 ― 長尾奥道合流点 1114 ― 高御位山山頂部 1125/1135 ― 北山道合流点 1139/昼食/1322 ― 高御位山山頂部 1327/1329 ― 長尾奥道合流点 1338 ― 市ノ池公園道合流点 1349 ― 桶井山合流点 1400 ― 馬の背合流点 1407 ― 鷹ノ巣山1413/1421 ― 百間岩上 1434 ― 百間岩下 1444 ― 展望台 1446 ― 鹿嶋神社1454/1456 ― 大鳥居地先 1502 ― JR曽根駅 1536

● 行動時間　5:46

天候

晴れ、快晴

アクセス

利用交通機関：

電車

● 今回の移動
11/10 ： (家 ＝ JR曽根駅)
曽根駅 ― 市ノ池公園 ― 高御位山 ― 百間岩 ― 曽根駅
(JR曽根駅 ＝ 家)

●登山口へのアクセス
○市ノ池公園奥の登山口
・大鳥居前から駐車場内を北東方向へと進むと、左手の丘と右手の貯水池に挟まれて小径がある。それを奥へと進むと市ノ池公園やキャンプ場がある。それを過ぎた頃にトイレがあり、トイレのさらに先、右手へと続く小径が登山口への道

○鹿嶋神社奥の登山口
・本殿に向かい左手にある「八秀稲荷」の鳥居をくぐり登っていくと、そのままいずれ頂稜尾根へと続く。出た尾根を左手へと進むと百間岩に至る

コース状況／危険箇所等

○メインの頂稜尾根
・メインの尾根道には、主たる分岐点ごとに方向地名が示されており、中には所要時間目安が示されているものもある
・道はよく踏まれており、わかりにくいところはないと思う
・百間岩の下、尾根から鹿嶋神社への道へと進む場合には、分岐が不明瞭かもしれない。ただし、神社側へと降りる道は、全て神社の付近に出ることとなるので、たいした問題ではない

○市ノ池公園から尾根への道
・市ノ池公園からの登山口は、公園内のメインの小径から右手に分岐し、山へと入っていく。イノシシ除けを越えると“登山口”と書いた小さな標示が木に括りつけてある

その他周辺情報

●買う、食べる
・コンビニは、JR曽根駅前、国道2号線沿いにある
・食べるところは、国道2号線沿いにファミレスなどが、大鳥居の近くには、蕎麦屋やカフェがある

●日帰り温泉
・姫路や加古川には日帰り温泉あり
（いずれも2018.11現在）

写真

11/10 9:50

趣のある木造駅舎。バリアフリー化工事などの影響で姿を消しつつあります【JR曽根駅にて】

11/10 10:06

障害物なく高御位山が見えるところまで来ました。反射板と大きな岩が山頂部の特徴です【JR曽根駅〜鹿嶋神社大鳥居】

11/10 10:06

のどかな道を行きます【JR曽根駅〜鹿嶋神社大鳥居】

11/10 10:09

今日歩く範囲を見渡します【JR曽根駅〜鹿嶋神社大鳥居】

11/10 10:20

大鳥居を横目に駐車場を横切り北東方向へ。そこにはこんな小径の入口があります【鹿嶋神社大鳥居〜市ノ池公園登山口】

11/10 10:28

先ほどの小径から、トイレの先で右手へと進みます。するとこの道【鹿嶋神社大鳥居〜市ノ池公園登山口】

11/10 10:28

程なく、イノシシ除けが現れます【鹿嶋神社大鳥居〜市ノ池公園登山口】

11/10 10:30

その先には、登山口の標記があります【市ノ池公園登山口にて】

11/10 10:32

道はこんなにか細いものですが、踏み跡はしっかりとしています【市ノ池公園登山口〜市ノ池公園道と頂稜の合流点】

11/10 10:37

そろそろ赤い葉っぱも目立つようになってきました【市ノ池公園登山口〜市ノ池公園道と頂稜の合流点】

11/10 10:37

頭上にも【市ノ池公園登山口〜市ノ池公園道と頂稜の合流点】

11/10 10:39

ツツジの咲き残りもいます【市ノ池公園登山口〜市ノ池公園道と頂稜の合流点】

11/10 10:39

植生の薄い一帯となるにつれ、枝尾根の登りがきつくなります【市ノ池公園登山口〜市ノ池公園道と頂稜の合流点】

11/10 10:40

カマキリを発見しました。茶色っぽいヤツですね【市ノ池公園登山口〜市ノ池公園道と頂稜の合流点】

11/10 10:43

かなり麓が見えるようになってきました。手前には赤い葉っぱも【市ノ池公園登山口〜市ノ池公園道と頂稜の合流点】

11/10 10:45

ツツジ系でいいのでしょうか、黒茶色の独特の枯れ方です【市ノ池公園登山口〜市ノ池公園道と頂稜の合流点】

11/10 10:48

ススキもあります【市ノ池公園登山口〜市ノ池公園道と頂稜の合流点】

11/10 10:52

頂稜に到着です【市ノ池公園道と頂稜の合流点にて】

11/10 10:52

目指す山頂が見えます【市ノ池公園道と頂稜の合流点にて】

11/10 10:52

麓がよく見えます。鹿嶋神社の参道が目立ちます【市ノ池公園道と頂稜の合流点にて】

11/10 10:54

南西方面を見ます。遙かと奥に見えるのは…【市ノ池公園道と頂稜の合流点にて】

11/10 10:54

前の写真を拡大。家島諸島が見えています【市ノ池公園道と頂稜の合流点にて】

11/10 11:02

分岐を出発します。一本松がこの地点の目印ですね【市ノ池公園道と頂稜の合流点にて】

11/10 11:14

次の分岐点です。長尾奥へと行く道のようです【市ノ池公園道と頂稜の合流点〜高御位山山頂部】

11/10 11:17

山頂下の一枚岩です。緩やかですが、足がかりが限られているので慎重に登ります【市ノ池公園道と頂稜の合流点〜高御位山山頂部】

11/10 11:20

振り返ると、帰りに向かう鷹ノ巣山などが見下ろせるくらいになりました【市ノ池公園道と頂稜の合流点〜高御位山山頂部】

11/10 11:21

山頂直下。あと一登り【市ノ池公園道と頂稜の合流点〜高御位山山頂部】

11/10 11:25

山頂部に着きました。まずは“天乃御柱”【高御位山山頂部にて】

11/10 11:25

加古川高砂のコンビナート、その先には淡路島が見えます【高御位山山頂部にて】

11/10 11:26

手前は加古川、背後には明石海峡大橋がうっすらと浮かび上がります。目立つ道路は加古川バイパス、右手の線路はJR山陽本線です【高御位山山頂部にて】

11/10 11:27

姫路市街方面です【高御位山山頂部にて】

11/10 11:31

前の写真の右手には姫路城も見えます【高御位山山頂部にて】

11/10 11:31

山頂部の大岩などを横目に見ます【高御位山山頂部にて】

11/10 11:34

岩伝いに進みます。この祠の脇から一旦下降すると高御位神社横の大岩です。なお、おそらくこの祠の背後くらいが最高標高点ではないかと思われます【高御位山山頂部にて】

11/10 11:35

眺望の良い大岩の上には人が集まっています。その真ん中には鉄のバッテンが見えています。拡大すると…【高御位山山頂部にて】

11/10 11:35

こんなのが設置されています。パラグライダーで飛び立ったことの記録とのこと【高御位山山頂部にて】

11/10 11:35

大岩の影には高御位神社があります【高御位山山頂部にて】

11/10 11:35

神社の表です【高御位山山頂部にて】

11/10 11:38

山頂部から下り、分岐点に来ます。ハイキングコースの案内があります【北山・成井分岐点にて】

11/10 11:43

すき焼き準備にかかります【北山・成井分岐点にて】

11/10 11:46

肉を焼き、野菜を入れ…【北山・成井分岐点にて】

11/10 11:50

たれが煮立ってきました【北山・成井分岐点にて】

11/10 13:22

山頂部を見上げます【北山・成井分岐点にて】

11/10 13:23

北山方面を見ます。背後には瀬戸内海に面して高砂や加古川の工場地帯が見えます【北山・成井分岐点にて】

11/10 13:23

加古川市街と背後の明石海峡大橋です【北山・成井分岐点にて】

11/10 13:23

加古川の工場とその背後の淡路島【北山・成井分岐点にて】

11/10 13:24

こんな案内板がコース上には多数あります【北山・成井分岐点にて】

11/10 13:24

十六丁の石標。こんなのがあったとは知りませんでした【北山・成井分岐点にて】

11/10 13:26

アキノキリンソウでしょうか【北山・成井分岐点〜高御位山山頂部にて】

11/10 13:29

山頂部を去ります【高御位山山頂部にて】

11/10 13:31

これまたツツジの咲き残りでしょうか【高御位山山頂部〜市ノ池公園道分岐点】

11/10 13:37

頂稜部の木々を抜けていきます【高御位山山頂部〜市ノ池公園道分岐点】

11/10 13:49

市ノ池公園への分岐を過ぎます。行きは左より来て、帰りは直進です【市ノ池公園道分岐点にて】

11/10 13:53

鷹ノ巣山をバックにススキが並びます【市ノ池公園道分岐点〜鷹ノ巣山】

11/10 13:59

ここにも一枚岩の登りがあります【市ノ池公園道分岐点〜鷹ノ巣山】

11/10 14:00

鷹ノ巣山東峰に登り切る前に桶居山への分岐を過ぎます【市ノ池公園道分岐点〜鷹ノ巣山】

11/10 14:01

東峰の山頂です【市ノ池公園道分岐点〜鷹ノ巣山】

11/10 14:05

ここで馬の背道が分岐します【市ノ池公園道分岐点〜鷹ノ巣山】

11/10 14:06

馬の背を見ます。結構岩上の道が続くようです【市ノ池公園道分岐点〜鷹ノ巣山】

11/10 14:07

ここの標示です【市ノ池公園道分岐点〜鷹ノ巣山】

11/10 14:08

この先を見ます。遠くに見える反射板まで行って降ります【市ノ池公園道分岐点〜鷹ノ巣山】

11/10 14:14

改めて姫路城を見ます【鷹ノ巣山にて】

11/10 14:15

北側を見ます。遠くに見えるのは笠形山でしょうか【鷹ノ巣山にて】

11/10 14:34

高御位山山頂からの稜線を見ます【鷹ノ巣山〜百間岩上】

11/10 14:34

鉄塔の先から百間岩を下降することになります【鷹ノ巣山〜百間岩上】

11/10 14:39

際だって赤い葉っぱがあります【百間岩上〜展望台】

11/10 14:40

一気に下降します。でも慎重に慎重に【百間岩上〜展望台】

11/10 14:43

下から見上げます。結構な登りですが、降りるよりはマシな気がします【百間岩上〜展望台】

11/10 14:44

再度下から見上げます【百間岩上〜展望台】

11/10 14:46

上からも見えた赤い葉です【展望台にて】

11/10 14:46

大鳥居と竿池を見ます【展望台にて】

11/10 14:46

鷹ノ巣山を見上げます【展望台にて】

11/10 14:46

振り返って百間岩を見ます。やはりとても大きい岩です【展望台にて】

11/10 14:48

赤い葉にたどり着きましたが、際立つほどではなく、光やコントラストの加減だったのかもしれません【展望台〜鹿嶋神社】

11/10 14:53

ショートカットっぽい道を降りるといかにも神社境内のような階段道になりました【展望台〜鹿嶋神社】

11/10 14:53

やがてイノシシ除けです【展望台〜鹿嶋神社】

11/10 14:54

八秀稲荷の鳥居をくぐって降りてきました【鹿嶋神社にて】

11/10 14:56

鹿嶋神社にもおまいりします【鹿嶋神社にて】

11/10 14:57

鳥居を包む紅葉【鹿嶋神社にて】

11/10 14:57

背後は鷹ノ巣山【鹿嶋神社にて】

11/10 14:58

境内は、紅葉が色づき始めています【鹿嶋神社にて】

11/10 15:33

改めて曽根駅まで戻ってきました。お疲れさまでした【JR曽根駅にて】

感想

otoh

　以前所属していた山の会、そのメンバーから、山ですき焼きを食べようとの誘いをいただき、一も二もなく参加した。
　天気予報からは予想もしなかった好天で暑いくらいの中、JR曽根駅から鹿嶋神社を目指す。
　国道を離れると、沿道からも高御位連山が屏風のごとくに立ち並ぶ姿が眺められるようになる。
　鹿嶋神社の大鳥居前から北東方向の市ノ池公園方面へと進む。やがて、キャンプ場の先で右手へと進むといよいよハイキングコースとなる。イノシシ除けを開閉し、先にある登山口標示を見ながら急な斜面を登る。
　短い急斜面。登り切ってから少し進むと再び枝尾根の急登となり植生が変わる。低層灌木帯となり視界も開ける。やがて、頂稜尾根へと合流。見下ろすと、鹿嶋神社界隈をはじめとした街々が眼下に広がっている。
　禿げた斜面の登りとは異なり、頂稜部には樹木も含めた植生がある。低山だからこそであろうか。
　長尾奥登山口への分岐点など、案内標示のある分岐を過ぎていくつかのアップダウンを越えると山頂部。
　登り切ると、方向表示盤があり、西には姫路城が見える旨が示されている。じっくりと目をこらすがよくわからず、写真を撮って拡大したら発見することが出来た。表示盤よりもいくらか右手にあるようだ。
　鳥居付きの祠におまいりして、続く山頂部の大岩の上を進む。最高点と思しき辺りには鎹のような金物を交差させた“バッテン印”が打ち込まれてあるのが見える。これは大正時代に関西で初めてパラグライダーで空に飛び立った場所であることの印とのこと。その傍らには“飛翔の碑”もある。
　山頂部からやや下り、成井と北山を分けるあたりで昼食。先輩Y氏が手際よく肉を焼き、野菜を加える。結構あっという間にできあがる。市販のたれでの味付けでも、こんなにおいしいのかと思うほどの出来。山で食べるとおいしさは2段増しとはY氏の言だが、ほんとうにそうだと思う。ただし、今回も当方は“食べる役”なので、いささか申し訳ない気分にもなる。
　ここは眺望も素晴らしい。山頂部を見上げることができるばかりではなく、その背中には高砂の工業地帯や明石海峡大橋なども見える。
　帰りは鹿嶋神社へと向かう。再登頂の上、高御位神社でおまいりをして、暫く来た道を戻る。市ノ池公園からの道との合流点を過ぎて鷹ノ巣山、百間岩を目指す。細かな上り下りが続き、結構いい運動になる。晩秋の午後だが、まだまだ登りの人とすれ違う。低山ならではでもあるし、それほどに今日の天気が良いということだろう。
　鷹ノ巣山からはいよいよ下り主体となる。岩稜をだらりと下って、百間岩の上からは、巨大な一枚岩を一気に降りる。もちろん滑れば一巻の終わりなので慎重に降りるが、それでもさらに慎重なグループもあり、一群を抜かしていく。
　展望台や使用を止めたトイレを過ぎ、どれを降りても同様そうな道のうち、最短そうなルートを下降。ショートカットのような道で、一塊はある岩の上から参道らしき道へと出た。やがて階段道となり、先で鳥居をくぐるとやがて鹿嶋神社境内へと出てきた。出てきた鳥居には“八秀稲荷”とある。
　鹿嶋神社でも入念におまいりする。最近は仕事柄、神頼みも大事な一助のように感じる。表参道に出て、あとは大鳥居を経由して帰路へ。
　駅までは30分はあろうかという距離だが、行きよりすぐに着いたように感じた。
　短距離の低山ながら、意外にもワイルドな道、お城や橋の眺望、さらには旨いお昼と、申し分のない行程であった。