奥久慈男体山から袋田の滝へ
- GPS
- 07:21
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,127m
- 下り
- 1,101m
コースタイム
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 7:20
天候 | 曇/晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り)袋田駅⇒〈JR水郡線〉⇒水戸駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
西金駅からは舗装された長い林道を経て大円地に、そこから「男体山健脚コース」をとると急登が続く、中盤以降は男体山まで鎖場の岩場が連続する。 男体山から月居山までの縦走路は細かいアップダウンがあるものの歩きやすい登山道、月居山から袋田の滝までは急で縦幅の狭い石段が続き、最後は鉄階段となる。 袋田の滝から駅までは、ここも長い車道となる。 なお、袋田の滝からは袋田のタクシーを呼べるようだが、西金駅から大円地へは距離が短いとして配車を拒否される。 |
写真
感想
今回は紅葉名所の滝、袋田の滝から奥久慈の男体山を歩くコースとした。ちなみに茨城県の山は筑波山に続く2座目となる。
東京からの交通アクセスが悪いのでスタート時間が10時台半ばと遅くなる。日照時間を考えると袋田を後に持ってきた方が暗闇リスクが少ないと判断して袋田の滝(ライトアップもある)を後にする南から北へのコース取りとした。
水郡線西金駅からスタートする。のどかな山村風景や岩山の篭岩山を見ながら、たっぷり1時間かけて大円地に着く。駐車場には結構な数の車が止まっていて男体山が人気の山であることが分かる。
そして目の前に岩の山肌がむき出しになった迫力の男体山がそびえている。
健脚コースを直登気味に登っていく。尾根筋に達するとそこからは頂上まで急登の岩の道が続き、とても標高600m半ばの山とは思えない結構ハードな山登りを味わえる。
頂上からは大展望が広がる。近くの篭岩山から奥久慈の山々や点在する山麓の集落が見渡せ、イメージとは異なる山深さを感じさせる。
袋田の滝の日没時刻を考えると長居はできない。と言うよりすでに予定時間を過ぎていて先を急ぐ必要がある。
月居山への縦走路は多くは樹林帯の中、彩り豊かな紅葉の中を行く。これが素晴らしい。この中でモミジの赤が紅葉美のアクセントになっている。
そして適度なアップダウンもあって退屈せず気持ちよく歩ける。
道中にある2つの展望台ではどこまでも続く小さな山々の展望が楽しめる。
次の月居山で景観は一変する。あたり一面は紅葉の森、まばゆいばかりの赤がこの縦走路一番の紅葉ポイントであることを印象づける。
そして城跡や寺跡、朱色のお堂などが点在する道を行き、最後は急な石段で袋田の滝に下って行く。途中で紅葉に夕日が輝く生瀬富士が素晴らしい。
なんとか日没前に袋田の滝に着く。300円払って観瀑台から滝を鑑賞する。すぐ近くで見ると横に広がる大きな滝だと分かる。しかし水量が少ないせいか少々迫力不足は否めないようだ。
この後日没後のライトアップの滝を見てから袋田駅に向かった。
もう日は暮れていたが、道に灯りはあって駅までヘッドランプなしで十分に歩けた。
今回は岩の男体山と紅葉の縦走路、そして袋田の滝と様々に贅沢を味わえた山歩きになった。
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