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記録ID: 1657869
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無雪期ピークハント/縦走
伊豆・愛鷹

天城 矢筈山(鹿路庭峠駐車スペースから往復)

2018年11月23日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
4.1km
登り
340m
下り
337m

コースタイム

日帰り
山行
2:09
休憩
0:10
合計
2:19
11:51
66
12:57
13:07
63
14:10
鹿路庭峠 ゴール!
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鹿路庭峠駐車スペース
コース状況/
危険箇所等
標識等:赤テープ類を頼りに歩く。要所に木製の(頂上⇒) 標識あり。
    杉林内等目印が途切れる場所あり要注意。
苔の生えた岩の上を歩く場所が多い。滑って転倒に注意。
鹿路庭峠の駐車スペースに車を停めて出発。
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鹿路庭峠の駐車スペースに車を停めて出発。
鹿路庭峠。
壊れた鹿路庭峠の看板がある所から、山道に入る。
壊れた鹿路庭峠の看板がある所から、山道に入る。
まずは杉林の中を歩く。
まずは杉林の中を歩く。
杉林を抜けるとブナの林。
杉林を抜けるとブナの林。
踏み跡は、あまりはっきりしない場所が多い。赤テープや赤紐が目印。
踏み跡は、あまりはっきりしない場所が多い。赤テープや赤紐が目印。
巨大な岩を横目に進んで行くと、
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巨大な岩を横目に進んで行くと、
小さな沢があり。渡渉する。
小さな沢があり。渡渉する。
沢の行く先には、小さな池。
沢の行く先には、小さな池。
左側には、孔の山の斜面に沿って苔生した岩が続く。この岩は孔の山の溶岩だ。
左側には、孔の山の斜面に沿って苔生した岩が続く。この岩は孔の山の溶岩だ。
杉林に出る。赤テープ等が見当たらないので、左側にある孔の山の斜面から離れないように進んでいく。地面は泥濘で、鹿以外の足跡は見当たらず。
杉林に出る。赤テープ等が見当たらないので、左側にある孔の山の斜面から離れないように進んでいく。地面は泥濘で、鹿以外の足跡は見当たらず。
杉林を抜けて、緩やかな登りになる。見上げると紅葉。
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杉林を抜けて、緩やかな登りになる。見上げると紅葉。
孔の山は、矢筈山と同じく溶岩ドームの火山。斜面には巨大が岩が織り成す。
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孔の山は、矢筈山と同じく溶岩ドームの火山。斜面には巨大が岩が織り成す。
孔の山の山裾に沿って歩を進める。
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孔の山の山裾に沿って歩を進める。
溶岩の割れた隙間から木が生えている。
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溶岩の割れた隙間から木が生えている。
孔の山を見上げる。斜面は全て岩(溶岩)だ。
孔の山を見上げる。斜面は全て岩(溶岩)だ。
少し開けた場所に出た。この雰囲気は、皮子平に似ている。同じ天城の火山だからだろうか。
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少し開けた場所に出た。この雰囲気は、皮子平に似ている。同じ天城の火山だからだろうか。
要所にこの手作りの標識がある。
要所にこの手作りの標識がある。
この先は矢筈山の溶岩の中を歩く。
この先は矢筈山の溶岩の中を歩く。
赤テープが頼りなので、見落とさないように。
赤テープが頼りなので、見落とさないように。
時々紅葉した木は見られるが、それ程多くない。
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時々紅葉した木は見られるが、それ程多くない。
急に視界が拡がる。伊東方面を望む。奥には箱根の山。
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急に視界が拡がる。伊東方面を望む。奥には箱根の山。
苔生した岩の中を更に登って行く。森が美しい。
苔生した岩の中を更に登って行く。森が美しい。
苔生した岩場歩きが続く。赤テープとこの標識を目印に登って行く。
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苔生した岩場歩きが続く。赤テープとこの標識を目印に登って行く。
時々足を止めて、紅葉を眺める。
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時々足を止めて、紅葉を眺める。
紅い色というより、柿色の紅葉。
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紅い色というより、柿色の紅葉。
岩と木の根が織り成す造形が面白い。
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岩と木の根が織り成す造形が面白い。
この大木(ブナだろうか?)の横を過ぎると山頂は近い。
この大木(ブナだろうか?)の横を過ぎると山頂は近い。
山頂直下の岩穴からは、温風が吹き出す。手を翳すと生温かい風を感じる。気温が低い時期だと、その温かな風を、肌で感じる事が出来る。
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山頂直下の岩穴からは、温風が吹き出す。手を翳すと生温かい風を感じる。気温が低い時期だと、その温かな風を、肌で感じる事が出来る。
一段高くなった所が展望ポイント。
一段高くなった所が展望ポイント。
展望ポイントからは、東側の展望が拡がる。大室山と手前に池の集落。
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展望ポイントからは、東側の展望が拡がる。大室山と手前に池の集落。
小室山(左)と大室山。
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小室山(左)と大室山。
矢筈山山頂。通称”げんこつ山”の名の通り、3つのピーク(グーの手の形で、人差し指・中指・薬指の状態。)があり、ここはその最高点(中指)。
矢筈山山頂。通称”げんこつ山”の名の通り、3つのピーク(グーの手の形で、人差し指・中指・薬指の状態。)があり、ここはその最高点(中指)。
山頂奥の岩穴からも温風が吹き出している。
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山頂奥の岩穴からも温風が吹き出している。
北側に、もう一つのピーク。
北側に、もう一つのピーク。
帰路は登って来た道を下るのみ。下りの方が滑り易いので要注意。苔の付いた岩は滑るし、綺麗な苔を踏みつけたくないので、足の置き場に注意してゆっくりと下る。
帰路は登って来た道を下るのみ。下りの方が滑り易いので要注意。苔の付いた岩は滑るし、綺麗な苔を踏みつけたくないので、足の置き場に注意してゆっくりと下る。
お椀型の孔の山を見下ろす。
お椀型の孔の山を見下ろす。
アブラチャンの木。正面に孔の山。孔の山との鞍部に向かって下って行く。
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アブラチャンの木。正面に孔の山。孔の山との鞍部に向かって下って行く。
鞍部を過ぎると、現れる岩は孔の山の溶岩。
鞍部を過ぎると、現れる岩は孔の山の溶岩。
以前、この辺りから孔の山山頂を目指して、岩を攀じ登った事がある。底の見えない深い岩穴が多くあり、落ちたら見つからないだろうと思った事を思い出す。
以前、この辺りから孔の山山頂を目指して、岩を攀じ登った事がある。底の見えない深い岩穴が多くあり、落ちたら見つからないだろうと思った事を思い出す。
孔の山の山際に沿って、更に下って行く。
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孔の山の山際に沿って、更に下って行く。
孔の山側は、苔生した溶岩。
孔の山側は、苔生した溶岩。
下りきった場所にある杉林を抜け、
下りきった場所にある杉林を抜け、
最後の岩場を通り過ぎると、
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最後の岩場を通り過ぎると、
鹿路庭峠駐車スペースにゴール!2時間余りの山歩きだったが、十分に楽しめた。
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鹿路庭峠駐車スペースにゴール!2時間余りの山歩きだったが、十分に楽しめた。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 行動食 飲料 サングラス タオル カメラ

感想

3連休の初日は快晴。
今日は山に行く予定はなかったのだが、3時間程空いた時間が出来たので、天城の矢筈山(通称 げんこつ山)へ。
自宅から車で15分程走り、鹿路庭峠の登山口に着く。
ザックは持たず、ショルダーバッグに防寒着と飲料・飴等を入れただけの軽装である。

矢筈山は隣の孔の山と共に、溶岩ドームの火山として知られる。
皮子平と同様に、溶岩と苔が織り成す森が美しい山だ。
登山路は、踏み跡がわからない場所もあり、赤テープ等の目印頼りとなる。

昼前の遅い時間から登山開始。
他に駐車している車は無く、登山者も全くいない。
泥濘のある場所で、鹿以外の足跡が見あたらなかったので、今日は誰も山には入っていないのだろう。

数年振りの矢筈山だが、森の美しさは変わらない。
孔の山の溶岩と矢筈山の溶岩。緑深く苔生す岩と森。
紅葉も眺めながら、一歩ずつ歩を進める。

山頂近くの展望ポイントからは、大室山や伊豆高原、小室山等が眺望出来る。
矢筈山山頂直下の岩場では、何箇所かの深い穴から温かい風が吹き出てくる。
気温の低い時期なら、手を翳すと温かい風を感じる事が出来る。

山頂は、”げんこつ”の中指の部分にあたる。
矢筈山 816m の標識があるだけで狭い山頂だ。
”げんこつ”の人差し指と薬指にあたるピークにも行けるのだが、今日は省いて下山することに。
苔がついて濡れた岩は滑り易いので、下りは特に慎重に足を置く。

2時間程の山歩きであったが、天城の美しい森を十分に堪能出来たと思う。
また、天城山がいくつもの火山で出来ている事を改めて認識した山歩きであった。
今日も、安全に楽しく山歩きをする事が出来た。ありがとうございます。

追記:天城山(万二郎岳・万三郎岳)に登る定番コースである天城シャクナゲコースを歩かれる方は、時間と体力に余裕があれば、帰路にでも是非この山を歩く事をお勧めしたい。

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