西丹沢地学教室・枕状溶岩の観察と実物図鑑作り(門田先生と歩いて学ぶ Tanzawa Geography)
- GPS
- 02:25
- 距離
- 3.1km
- 登り
- 172m
- 下り
- 173m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
移動:玄倉12:19-和田12:41(420円・自費) 復路:西丹沢自然教室15:40-新松田駅16:49 ■富士急湘南バス(春秋ダイヤ) http://www.syonan-bus.co.jp/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山道ではない河原での観察・採集となるため、登山靴よりも長靴の方が便利。 |
その他周辺情報 | ■地学教室(8:40〜15:40) 講師:門田真人さん(神奈川県立生命の星・地球博物館外来研究員、神奈川地学会会員) アシスタント:里見豊さん、須藤清さん 西丹沢VCスタッフ:沢田さん、遠藤さん、杉本さん ■地学教室は毎年11月下旬ごろに開催されるようです。 西丹沢ビジターセンターのサイトを確認ください。 http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/ |
写真
感想
山に呼ばれない・・登山を開始してから、今年の夏ほどそう思ったことはありませんでした。ならば敢えて行かなくてもいいかと、高山が山じまいする頃からは晴れの週末が多くなって来ましたが(その絶妙なタイミングもまた腹立たしい)、完全に都会生活にシフトしていました。そっちはそっちで中々楽しいことが続き、このまま山に行くこともなくなってしまうのかしら、と思っていたのですが。
ついに、山に呼ばれた・・9月ごろに応募していた西丹沢ビジターセンター主催、地学教室の当選通知(倍率不明)が、開催まで1週間を切ったタイミングで届きました。
以前行かれた方のレコを拝見して興味を持ったこの企画、実際に自分で岩石を採集してみると、遙か南の海底での噴火で出来た枕状溶岩をはじめ、その起源や変成といった岩石の成り立ちについて、それなりに理解が深まります。石を見分けるのはやはり大変ですが。そして岩のひとつひとつがつながって丹沢の山並みを形成している様が、おぼろげに想像できるようになります。主脈の山頂部や、とりわけ急峻で知られる大笄が、叩くと金属のような音のする、硬い接触変成岩のホルンフェルスで形成されていると聞くと、丹沢登山への興味をまた新たな角度から呼び起されたりもします。
今年ならではの出来事として、例年は(加入道山手前の白石沢以外では)採集できない大理石(石灰岩の接触変成岩)が、西丹沢ビジターセンター脇の中川川の河原で、しかも特大サイズのものが簡単に見つかりました。これは白石沢が台風24号で大きな被害を受けたことが原因と考えられるそうです。複雑な心境ですが、ひと際目立つその石を図鑑に収めて完成させました。
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