天保山から富士山へ【その26：二川駅〜神石山〜新所原駅】

2017年07月30日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.3km
• 登り: 416m
• 下り: 389m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:10
• 休憩: 0:30
• 合計: 4:40

10:40 二川駅
11:35 11:45 東山 （松明峠)
12:25 12:35 風越峠
12:55 0:00 二川TV中継所
13:15 0:00 船形山
13:25 0:00 普門寺峠
13:45 13:55 神石山
14:25 0:00 普門寺
15:20 新所原駅

天候

晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

出発点：二川駅
到着点：新所原駅

写真

10時40分、二川駅を出発してまずは松明峠を目指しましたが、この道標のある場所を左に進んだため、しばらく迷いました。おそらくここは右に行った方がすんなり登れたはずです。

住宅地を抜けてやっとそれらしい道を見つけましたが・・・

地図にない分岐？が出現しました。右のほうに進みました。

ルートの目印にしては明らかに多いテープたちです。その後は地図とコンパスで大まかに進む方向だけを見定めて行きました。

11時20分、なんとか登山道にたどり着きました。

11時35分、松明峠、またの名を東山に到着しました。

松明峠から二川駅方面を見下ろすと、新幹線が走っていました。画面の中央あたりです。

松明峠から稜線上を神石山方面に進むとこのような道標がありました。二川駅からは少なくとも2つはルートがあったようです。

さらに先に進むと見通しのきく場所に出ました。神石山方面を撮影しました。思っていた以上に先が長いと感じました。

同じ場所から西方、豊橋方面です。

さらに同じ場所から東方です。稜線越しに見えている水面は浜名湖のものです。

12時25分、風越峠に到着しました。NHK中継所と船形山方面の先に神石山があります。

12時55分、NHK中継所を通過しました。言われなければ携帯電話のアンテナとまちがうぐらいの鉄塔です。

13時15分、船形山を通過しました。この稜線上を高架線をたどって進みました。

この説明板によると、戦国時代ここには城があったそうです。国境の稜線ということを実感しました。

13時25分、普門寺峠を通過しました。この道標には神石山の表記がないのですが、石巻山・多米峠方面へ進みました。

望寺岩の看板です。船形山が普門寺の境内だったということで、岩にもいろいろと謂れがあるようです。

望寺岩の中でも一番目立っていた岩です。

13時45分、神石山に到着しました。

山頂にあった湖西連峰ハイキングコースの案内板です。これには登ってきたルートが書かれておらず、誰かが神石山の下にマジックで書き入れています。

神石山山頂から浜名湖方面の展望です。豊橋側は樹木で見えず、しかもこの日は高曇りでした。

山頂から普門寺の方にくだる途中、薬師岩という名の大きな岩の横を通過しました。岩の下の方に薬師堂があったらしいです。このほかにも経塚など、お寺に関係する岩が多くありました。

14時25分、普門寺の裏の方に出ました。

普門寺の山門です。国や県の指定文化財の仏像も多く所蔵しているお寺だそうです。

15時5分、お寺から車道をくだって、しばらく進むと県道334号線の標識に、静岡県湖西市の文字を発見しました。

三ヶ日という浜名湖の北岸の街を示す道標を見つけました。15kmも先にあることだけ確認して、今回は新所原駅に向かいました。

15時20分、新所原駅に到着しました。中央から右の大きな駅舎がJR東海のもので、左の小さな建物が天竜浜名湖鉄道の駅舎です。

新所原駅前にあった、豊田佐吉・喜一郎の案内板です。このお二人は、愛知県の人たちだと思っていました。

感想

3taniharuki

　天保山から富士山へのあるき旅26回目、二川駅から神石山を経て新所原駅まで。2017年の夏は、富士山に少しでも近づきたい、近くの山には積極的に登りたいと考えて、愛知県と静岡県の県境、神石山に登ることにした。
　取り付きからいきなり道に迷ったが、比較的短い時間でルートに戻ることができた。また松明峠から神石山への稜線上の道ではところどころに見通しが良い場所があり、浜名湖を見ながら歩くことができ、終わってみれば幸運であった。
　今回のゴール地点の新所原駅は、天竜浜名湖鉄道の起点の駅だった。この年の大河ドラマは『おんな城主直虎』で、この沿線の先が物語の舞台だった。回り道にはなるが、次回は東海道線ではなく天竜浜名湖鉄道に沿って歩くことに決めていた。