紅葉全開奥武蔵破風山
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 635m
- 下り
- 634m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
圏央道入間ICからR299で秩父市経由皆野へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
満願の湯の少し上の登山者用駐車場は思ったより広かったです。トイレあり。駐車場に登山案内図もあるので、登山口までは迷うことはなさそう。登山口は満願の湯源泉販売所が見えたら、左側の尾根をたどる道があり、入り口に道標あり。あとは分かれ道にはしっかりとした道標があるので、迷うところはないかと。破風山までは危険箇所は特になし。ただし猿岩はてっぺんまで登る場合は、岩場なのでそれなりの経験は必要かと。3点支持で登れば難しいところは無く大丈夫ですが、高度恐怖症とか、経験無い場合危険はあります。大前山〜天狗山は一部やせ尾根や岩場あり。慎重に進めば特に問題ありません。天狗山〜華厳の滝は良い道です。華厳の滝から満願の湯までは全部舗装道で車も結構通るので、すこし登山から俗世へ戻った感あり。50分ぐらいの緩やかな下りですが、疲れた足には地味にだるい道ですね。 途中沢筋の道なので登りも下りも沢水取れる場所はありますが、水質判らないので、水は下から持っていった方が無難。トイレは山中には無く、華厳の滝駐車場にトイレあり。 |
その他周辺情報 | 満願の湯は三連休で快晴ということもあって、とてもにぎわっていましたね。200台収容の駐車場が3時過ぎでほぼ満車状態でした。最寄のコンビニは満願の湯に分かれる3差路のローソンですね。道の駅は秩父と芦ヶ久保と皆野があります。 |
写真
感想
かねてから気になっていた破風(はっぷ)山。読み方も聞かないと判らなかった。皆様のレコに触発され、小春日和の秋の1日、のんびり紅葉狩りしたいなあと狙ってました。ついにその日を迎えることができた。つれあいを誘って今回は、コースもそれほど厳しくないことに気をよくして、余り文句もでずに、計画に乗ってくれたので、ほっとしました。
自宅を5時出発めざしてたが、何だかんだで、30分遅れでスタート。秦野はどんより雲が多かったが、北に行くにしたがって、雲はなくなり快晴になった。これは幸先いい出だし。道路も圏央道入間ICまでは、余り渋滞にもはまらず、1時間ほど到着。ここからR299も順調で1hほどで道の駅芦ヶ久保にてトイレ休憩。降りたら寒い寒い!放射冷却で、気温は氷点下になったかもしれないね。ここでナビに目的地をセット。さらに30分ぐらいで秩父を抜けて、皆野町へ。ナビに導かれ、駐車場ついたのは、8時半でなんだかんだ3時間ぐらいかかった計算。
駐車場は5台ぐらいしか停まっておらず、ちょっと拍子抜け。もっと激込みのシチュエーションを危惧していたが問題なく駐車できた。ここも快晴で申し分ないお天気だ。山支度をして、ここでもトイレですっきりして出発。あたりはすっかり秋めいて、紅葉ジャストタイミングの予感。これから登る尾根は目の前に見えてるが、駐車場から一旦下ってケア施設の脇を抜け、左へ折れると、まもなく尾根の取り付きの登山口。満願の湯源泉販売所が見えるが、そこまで行かず、左へ登る道にはいる。道標あるので注意してれば大丈夫。
ここから尾根に取り付くが、いきなりカエデの紅葉が出迎えてくれる。のっけからすばらしい紅葉にテンション急上昇!カエデの種類が多いとは聞いていたが、イロハモミジ、オオモミジ、エンコウカエデ、イタヤカエデ、ダンコウバイ・・いろんなかえでがすばらしい色づきだ。まさに紅葉の一番良いときに来れた事、そしてこの快晴のお天気の中を歩けることに感謝。一旦農道に出て、道なりに進むと、風戸の鏡肌の案内板。断層運動に伴う摩擦によって生じる鏡のように磨かれた断層面のことを言うらしい。近くの畑の中にはウェハースのような変成をうけた結晶変岩がころがってるので、これからその一端が伺える。
少し行くと再び山道になって、植林帯をぬけると皆野アルプスの尾根に出た。尾根上は雑木林でモミジの紅葉が真っ盛り!ここから破風山までが紅葉核心部かな。猿岩付近は特にモミジが多くて、燃えるような紅葉に圧倒された。猿岩は右のまき道から辿るが、一部右下の崖が切れ落ちた気の抜けない箇所あり。最後のピラミッド形岩のてっぺんまでは、怖そうに見えるが、傾斜は緩く、ホールドたくさんあるので、びびらなければ、特に問題はない。岩の上からは眺望バッチリ。奥武蔵の山々が360度見渡せる。行く手の破風山が直ぐ届きそうなところに見える。
頂上付近は傾斜も緩くなって、大木がいっぱいあるので、深い山の雰囲気。あずま屋があって、悪天時など休憩には便利だが、ここに見晴らしがない。しばらく緩く登ると、破風山の標識、頂上に着いた。秩父盆地側が開けて180度は見晴らしが良い。特に武甲山のピラミダルなスカイラインが良いですね。無風快晴で暖かく、11時とすこし早いが、ここで昼食にする。カップメンとスキヤキメシ、最後はレギュラーコーヒーで〆ます。
札立峠まではモミジが多いが、その先はミズナラ、コナラ系の紅葉ロードに変わり、赤系はもみじからドウダンツツジ系へと移っていく。武蔵展望台あたりは痩せ尾根やら岩稜が出てきて、ちょっと注意が必要。一部クサリ場もあり。大前山をこえて、天狗山はスルーしてトラバースでショートカットする道もあるが、ここまできたら、やはり天狗山はピークハントしたくなりますよね。天狗山はコナラの山で眺望はなし。頂上に祠が安置されてる。ここから一気に下っていく。
途中昼でも暗い植林帯を抜けすぐ集落にでるが、道標にしたがって、直角に右へと下っていくので要注意。あとは迷うところは無く、歩きやすい道を20分もいくと、県道にでます。右は風戸へ、左が秩父華厳の滝。ここは滝を見ない手はないでしょう。秩父華厳の滝、全国滝100選の10番目にランクされてるそうな!どんな滝??とおもいきや、端正なオーソドックスな滝でした。ここは赤色チャートの岩盤に出来たものらしく、河床は赤いチャートで覆われてました。紅葉の真っ盛りの滝の図は美しく、良いもの見れた気がします。
滝から駐車場までは舗装道歩きで、ここだけ長いですね。多少下りなのがせめてもの慰めです。1時間たらずで駐車場にたどり着きます。
快晴の中を紅葉三昧で思う存分紅葉写真も撮れて、つれあいは鏡肌や赤色チャートの滝など石に満足し、win-winの山で終われてめでたし、めでたし!
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