雲竜渓谷


- GPS
- --:--
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,045m
- 下り
- 1,050m
コースタイム
※1)往路は写真をパシャパシャしながらですので、普通にあるけばもっと短時間で行けます。
※2)暖かくなってくると氷柱が崩落してきますので早めの出発が望ましいでしょう(7時には明るくなってました)。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
林道ゲート-親切なご夫婦に送っていただいた-日光駅 ※ 登山客⇔タクシーの運転手、工事関係者(要するに地元の方々)の関係がうまくいってないのかな?行きのタクシーの運転手さんは登山客の駐車マナーが悪いとやたら苦言を申されていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道ゲートまでの道は暖かかったためか路肩以外はそれほど凍結していなかった。路肩には所々、自動車が停車してあった。 林道ゲート付近は自動車がたくさん駐車していたので、Uターンが大変そうだった。タクシーの運転手さんは苦言を申されていた。林道ゲートまでを往復するのは距離が長く大変だと思うので、今後の課題ですね。 JR日光駅の前にある日光ステーションホテルクラシック内の駅スパ(大人\600、フェイスタオル\150)で入浴しました。登山者の方は入り口でスリッパに履き替えて入館します。貴重品は貴重品専用のロッカーがあります。ザックはフロントで預かってもらえました。 |
写真
感想
最初に。詳しく書きすぎちゃったので、少し判らないことがあるほうが楽しいと思われる方は、読まないほうが良いかと思います。
昨年の「山と渓谷」2月号の扉絵を見て、来年の冬に行くと心の中で決めてました。
先週、寒波が押し寄せてきてたので、チャンス!!と思い、急遽有給休暇を頂き、夜行バスで名古屋から東京へ、東京からローカル線を乗り継いで宇都宮の安宿で一泊。
宇都宮に着いた日に宇都宮の好日山荘へ。
ワカンのサイズを悩んでいると、店員さんが教えてくれました。雲竜渓谷へ行くことを告げると、いろいろとアドバイスをしていただけました。
落石や氷柱が崩落してくるので頭上に注意。氷の下には行かないなど。結局、ワカンは必要ないことがわかり、代わりにグリベルのヘルメットを購入。宇都宮店の店員さんは気さくで色々とアドバイスをいただけるので、また宇都宮に行くときは寄りたいと思います。
翌日、宇都宮から日光線の始発で日光へ。
駅からはタクシーで林道ゲートまで。タクシーの運転手さんは登山客の駐車マナーについて苦言を申されていました。
確かにゲート付近は登山客の自動車がいっぱいでUターンするのも一苦労。林道ゲートまでの路肩にも同様に登山客の自動車が駐車してあり、中には道路にはみ出して停めているので通行の妨げになっていました。
林道入り口の神社の駐車スペースからの往復は距離がありますし、駐車可能台数もそれほど多くはなさそうでした。
工事の方々も通行されるので、通行の妨げにならないように駐車するよう気を付けたほうが良いですね。登山客と地元の方々が気持ちよく共存できる環境を築いていければと願います。
林道ゲートから洞門岩までは舗装された林道歩きが続きます。滑りやすくなっているのでトレッキングポールでバランスをとりながら進むと良いですね。僕は両手がフリーなほうが好きなので使わずに行きました。なくても特に問題はありません。
途中、落石注意の看板が何箇所かあります。震災後、崩れやすくなっているらしいので注意して進みます。
洞門岩で皆さんアイゼンとピッケルを装着してました。林道コースと谷沿いのコースがありますが、今回、谷沿いのコースを行くので、僕も皆に習って装着。
下に下りていくと谷沿いのコースです。
谷沿いは何度も渡渉するので踏み抜かないように注意して歩きます。トレースを辿っていけばほぼ問題なく行けます。暖かいせいか、所々氷が薄くなっているところもありましたから注意が必要です。
最初の氷柱は雲竜渓谷入り口までにありました。先には堰堤がありますので、左側から巻いていきます。巻き道は少し戻ったところにトレースがありました。
雲竜渓谷入り口は少し広いスペースになっていました。友知らずまでは10〜15分ほどの距離です。
写真で何度も見ましたが、実物を見ると「でっか!!」と思いました。
一番大きな氷柱の裏側が見たくて、頭上に注意しながら入っていき写真を撮っていると、「ドコン!!ゴトゴトッ!!」と鈍い音とともに「オオォォオー!!」というみんなの声が!!
氷の塊が落ちてました。結構おっきいのが!!
「あんなのあたったらヘルメットを被ってても唯じゃすまないな・・・」
そういえばヘルメット被るのを忘れてました。そそくさと安全な場所へ移動しヘルメット装着!!
雲竜瀑までは急な坂を登ってからトラバース。トラバースもすぐ横が急な斜面になっているので滑落しないように注意!!アイゼン、ピッケルは必須です。
多分、ここが一番危ないです。子供さんから35年ぶりに来たという山の先輩まで来られているので、十分な準備、装備、体力があれば問題なく来られると思います。
復路は往路をピストンで。最初の氷柱に寄っていこうと思ってましたが、気が付いたら通り越してました・・・
写真もほぼ撮らなかったので、往路より短時間で林道ゲートに到着しました。
携帯の電波が届くという看板の辺りで今朝のタクシーの運転手さんに連絡してみましたが、「Uターンできないし、貸切じゃないから!!、会社の方に電話して!!」と言われたので、Uターンできるところまで出てから連絡しようと思い、林道を歩きました。
40〜50分ほど歩いている途中で1台のタクシーにすれ違い、違うタクシー会社だったので、「ほかのタクシー会社は大丈夫なんだ」と思っていると、同じタクシー会社のタクシーもすれ違ったので、「あの運転手さんが来たくなかったんだ」と言うことに気付きました。
おかげで、親切な横浜から来られていたご夫婦に駅まで送っていただけました。
車内でも楽しい会話ができて楽しかったです。ありがとうございましたm(_ _)m
降ろしてもらった後、名前を訊いておけば良かったと少し後悔。
楽しい出会いのあった山行になりました。また行きたい場所です♪
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