霰ヶ山でリハビリ・やぶこぎ？

2018年12月02日(日) [日帰り]

• GPS: 05:10
• 距離: 9.9km
• 登り: 713m
• 下り: 731m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:24
• 休憩: 0:58
• 合計: 5:22

8:36 スタート地点
10:46 10:47 霰ヶ山登山口
11:06 12:02 霰ケ山（真庭市/鏡野町）
12:17 12:18 霰ヶ山登山口
13:58 ゴール地点

ゆっくりスタートして，頂上まで約3時間半。道を間違えるところもあって，だいぶロスしてしまいました。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

岡山より米子道で湯原I．C．で下りて，湯原の社から霰ヶ山の登山口へ。

コース状況／危険箇所等

改訂版新ルート・岡山の山百選より霰ヶ山をチョイス。湯原の社から登山道が書いてあるものの，こっちはやぶこぎの道だった．．．。中腹の林道に出たら，山の反対側まで歩いて東から山頂へ登りました。帰路はピストン。

その他周辺情報

湯原の足温泉で櫃ヶ山を見上げながらくつろぎました。

写真

麓の道で話した猟師さんが，「林道のつきあたりから登れるよ。猟師はそっちへ行きょーる。」と教えてくれました。舗装されているものの細い林道を上って行って，途中の広いところに車を停めました。

登山口までは歩きます。つきあたりまで行くも登山口らしきものはなし。折り返して手前に作業用の林道を発見！

なんか．．．。草ぼうぼうでイヤな予感．．．。

林道が細かく分かれているが，どうも尾根に向かって進んでない。ここで今日1番目のやぶこぎ。斜面を上に登って，上の作業道に出ました。リハビリやぶこぎです。

その道も最後に行き止まって，いかにも獣道と化してしまったような踏み跡の続く道へ。でもGPSと本の地図を見比べると正しいルートのよう。あたりを見ながら2番目のやぶこぎ。

尾根の上に出る。ここはやぶがなくてちょっと快適♪コンクリートの標柱もあるし。それにしてもこの道，地図には載っているけど人が通らないようです。鹿のうん○はいっぱい見たけど。

谷の北側には笹原の稜線が美しい山が見えます。名前はないようだが，あっちの方が楽しそう．．．。

アップダウンを繰り返し尾根を進みます。ここは笹も低い♪

むむっ！だんだん笹の密度が増してきたぞ。

おおっ！やぶやぶ！3番目のやぶか？

倒木だらけで腰痛もちには堪える！

こんなところでも，イノシシは活躍しています。

上に行くほどやぶが激しさを増す！やぶのラスボスか？

で，やっと林道に出ました。振り返ると青い空の下にさっきのやぶ。

目の前には霰ヶ山の山頂が近くなる。ところが問題発生。林道出合から西側を登る登山口が分からない。

これ以上やぶこぎすると，服がズタズタになりそうなので，中腹の林道を北に巻いて山頂をめざすことに。

林道分岐まで来ました。ここは見晴らしがよくて，北の入道山やら。

富栄山の北側の山乗山？などもよく見えます。

林道には車のタイヤ痕がいっぱい。結構作業の人が入っているようですね。

大回りしてやっと霰ヶ山登山口に到着。

急登の階段。木が朽ちておいしそうな？キノコが生えています。

だんだん山頂が近くなってきました。天気もいいし来てよかった。帰りは気が重いが．．．。

山頂への最後の階段を登って。

お疲れ様でした。1074m，霰ヶ山山頂です。

360度の大展望というわけにはいきませんが，東には富栄山と大空山，その向こうにはかすんだ那岐山が見えました。東側の眺望はすばらしい。北や西は木が育って，あんまり見えません。うっすら大山が樹間に見えました。

一度，食べてみようと思ってたんです。

改訂版新ルート岡山の山百選には，こんな風に登山道が記されています。ところがヤマレコのログは，誰一人残されていない。西に下りる尾根道もどうもやぶの中でした。

富栄山には展望デッキがあって，大山も見えました。富栄山から不溜山に行くルート，楽しそうです。

山頂でちょっとまったり過ごして帰路へ。誰にも出会わない山の旅。出会ったのはキジ3羽だけ。

岩の切り通し。大きな落石がいっぱい転がっています。当たったら不運ですな。

帰路のやぶこぎ突入の前に林道から櫃ヶ山。あっちは今日は展望がよかったことでしょう。

では帰路のやぶこぎへ。さようなら霰ヶ山。

下りも難儀です．．．。倒木をくぐったり越えたり。

色の少ない初冬の山にあって，赤い実があると和みます。

上るときはとりあえず上に行けば間違いないんですが，下りはちょっと油断すると道を見失います。ヤマレコのGPSで取ったルートが，ルートファインディングに大活躍。地図だけだとこうは行きません。やっとやぶを抜けて作業道へ。

こんな季節に，作業道に咲く冬の花。ヘビイチゴ？分からん。

作業道も抜けて麓の林道へ。登山口表示も何もないので，分からない訳です。今日はやぶの旅になってしまいました。

社にある佐渡良の大杉。樹齢推定900年の大杉です。

かつて大河ドラマのロケ地になったらしい。

佐渡良の大杉の後ろに霰ヶ山。やぶやぶでちょっと地味でしたが，楽しい山の旅でした。

装備

備考

やぶこぎの道では，茨などで服がやられます！何カ所かとげにひっかかれて，繊維が飛び出してしまった。（出費が）痛い〜！

感想

satopan7

改訂版新ルート岡山の山百選を参考に，湯原からのアプローチを試みました。ところが湯原側には，霰ヶ山の登山口表示を見つけることができませんでした。どうやら霰ヶ山は，湯原より鏡野からの方が安心して登れるようです。今回は一部やぶこぎゾーンを耐えなくてはならないので大変でした。リハビリにしては厳しかったやぶこぎでした。