冬山講習会2日目(アンヌプリ)


- GPS
- 02:14
- 距離
- 1.5km
- 登り
- 164m
- 下り
- 150m
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
HYMLの大魔神主催の冬山講習に行ってきました。
2月4日(土)から5日(日)の2日間。
参加者は、
yoshioさん、かすみ草さん、おとーちゃん、いさむちゃん、あっきさん、わかさん、イマさん、私の総勢9名(大魔神を入れて)。
2月5日(日)
2日目は、コンプレッションテストと雪崩跡見学。
当初の予定はイワオヌプリだったが、昨日からの降雪状況により、初心者も多い多人数では危険ということでアンヌプリに変更。
7時朝食、8時出発。
五色温泉の向こう側の駐車場に着いて登山準備。
朝礼にて本日の講習内容を聞く。
トレースは無いのでラッセル交代しながら登るということ。
駐車場から先のつきあたりから登り、大魔神を先頭に林の中を夏道に沿うように登っていく。
下の方は、上は柔らかいが、そのすぐ下にやや固めの雪、すぐ下がまた柔らかい雪となっていた。
ある程度登ったところでラッセル交代。
ひとりあたり5分ずつで交代しながら登る。
森林限界あたりまで来ると下は固くなり歩きやすくなる。
森林限界あたりで一時停止。
ここでコンプレッションテストを行う。
まずは大魔神がお手本を見せてくれる。
堀り方は右利きの人は左から掘った方が掘りやすいとのこと。
約1メートルくらいまで掘り下げる。
掘ったところで、まずは人差し指1本使って上から刺していく。
固いところがあったら2本、3本と加えて固さを見る。
上から30センチくらいのところに固い層が有り、その下はまた新雪。
評価4ぐらいとのこと。
斜度を測ると18度。
18度ぐらいなら大丈夫とのこと。
35度以上なら危ないのでその斜面は諦める。
取り出した分度器は100円ショップで購入だとか、あとで探しに行こう(^^)
次に両側と後ろを掘り出す。
スノーソーを使った方がこの作業は早いが、まずはスコップを使っての方法を教えてもらう。
後ろを掘り出すときに、すでに30センチのところで崩れました。
こういうのはもうダメ、論外。
とりあえず崩れた物を戻して、スコップを使ってのコンプレッションテスト。
スコップを乗せて手首のスナップを使って10回たたく。
4回ぐらいで崩れる・・・
崩れなかったとして、次はひじを使って10回としていくわけだが。
今回はすでに垂直に掘っただけで層が分かれているのが見えた。
ここまでのところで各自自分で掘って実践!
私は少し上に上がって確認。
1メートル掘ったところで指で確認。
上から30センチは新雪、その下に3センチほどの固い層、さらに下に30センチ柔らかい新雪、その下はかなり固い。
スコップ使ってのコンプレッションテスト。
やはり3回たたいただけでもろく崩れた。
評価4。
だけど、私から10メートル下がったところ(斜度はほぼ同じ)では途中の固い層は無くて評価1〜2だったらしい。
わずかな距離でもこれだけ違うのは驚きでした。
次に標高900メートルあたりまで登り、昨年正月に起きた雪崩遭難現場が見えるところに移動。
こちら側にも雪庇があるのであまり先まで行かずに現場を見る。
現場の上にも雪庇有り。かなりの急斜面のようでした。
今日の登りはここまで。
記念撮影をしてシールをはずして滑走準備。
雪崩地点での滑り方を学ぶ。
まず先行者が行って、合図をしたら次の人が滑り始める。
先行者の下に行かず、必ず上になるように停止する。
雪の状態は、滑り始めは下が固くて滑りやすいがすぐに吹きだまりがあるらしく、そこからはなかなか進まない。
次は斜めに長くトラバース。
おとーちゃん転倒、いさむちゃんが助けに向かう。
緩斜面なので大丈夫だが、ザックが重いので転倒すると起きあがるのがたいへんです。
下の方は深い雪、時折腰まであって、かすみ草さん板が刺さったのか転倒してなかなか起きあがれず。
あっきさんも颯爽と滑ってたところで、刺さった〜と叫んで一回転して転倒(^^;
あとは林の中をまったり進行。
トレース無いところに入ると進まないのでトレース通りに進む。
駐車地点まで下りてお疲れ様でした。
終礼をして・・・
全員で湯心亭で温泉&食事して解散となりました。
やっぱりスノーソー必要だなと感じました。
そのうち・・・買いに行こう!
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