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Yamareco

記録ID: 167169
全員に公開
雪山ハイキング
丹沢

早戸大滝

2012年02月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
knot その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:42
距離
12.1km
登り
1,025m
下り
1,071m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

08:30 三日月橋
09:30 伝道
10:30 雷平(原小屋沢出合)
11:30 早戸大滝(滝壺)
12:30 雷平(ランチ)
14:00 伝道
15:00 三日月橋
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2012年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
雪や凍った個所はあるものの、
危ない所は無積雪期と同じなので、思い切って
家を飛び出してください。

特に膝の弱い方、雪のクッションで痛みも軽減されます。
積雪期こそ狙い目ですぞ。

三日月橋。手前に駐車する。

ネット情報などでは、ここから先が
きびしいとなっているが、
ハンターなど7〜8台の車が
通過して行った。

おまけに、チャリのおじさんまで・・・。

何か俺たちマヌケ?
三日月橋。手前に駐車する。

ネット情報などでは、ここから先が
きびしいとなっているが、
ハンターなど7〜8台の車が
通過して行った。

おまけに、チャリのおじさんまで・・・。

何か俺たちマヌケ?
橋を渡るとすぐに見えてくる
ツララ群。
橋を渡るとすぐに見えてくる
ツララ群。
第一のカーブを抜けると、
何とハンターの車両の一台が
スタックしていて、
先ほど通過して行った全車が
それに巻き込まれ、立ち往生していた。

良かった!
俺たちマヌケじゃなかったよ。
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第一のカーブを抜けると、
何とハンターの車両の一台が
スタックしていて、
先ほど通過して行った全車が
それに巻き込まれ、立ち往生していた。

良かった!
俺たちマヌケじゃなかったよ。
脱出した車には、再び抜かされたが、
皆、本間橋を限界域と見たのか、
橋を挟むように駐車していた。

結局、三日月橋から歩いた我々の方が
早かった。
脱出した車には、再び抜かされたが、
皆、本間橋を限界域と見たのか、
橋を挟むように駐車していた。

結局、三日月橋から歩いた我々の方が
早かった。
魚止橋。
今日の相棒、アキレス。

生まれも育ちも東京。
梨園とはまったく関係ないが、
いちいち仕草がなまめかしい。
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魚止橋。
今日の相棒、アキレス。

生まれも育ちも東京。
梨園とはまったく関係ないが、
いちいち仕草がなまめかしい。
伝道。

チャリンコおじさんは
ここまで入っていた。

タイヤはノーマルだった。
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伝道。

チャリンコおじさんは
ここまで入っていた。

タイヤはノーマルだった。
「あら、道はここまでなの?
いやーねぇ、
手袋しちゃおうかしら」

丹沢、すっかりなめられてます。
「あら、道はここまでなの?
いやーねぇ、
手袋しちゃおうかしら」

丹沢、すっかりなめられてます。
雷平へのランドマーク、造林小屋。
雷平へのランドマーク、造林小屋。
「落ちたら死ぬのよね、わたし・・・」
「落ちたら死ぬのよね、わたし・・・」
綺麗っていえば
綺麗なんだけどね。
綺麗っていえば
綺麗なんだけどね。
ストックは夏用。
スパッツは、富士登山砂走り用の
ショートの物。
よく見ると、手袋も別もん。
有り合わせで済ませてる。

丹沢、完全にナメられました。

「落ちたら死ぬかしら?」
知るかっ!
ストックは夏用。
スパッツは、富士登山砂走り用の
ショートの物。
よく見ると、手袋も別もん。
有り合わせで済ませてる。

丹沢、完全にナメられました。

「落ちたら死ぬかしら?」
知るかっ!
冷たそう・・・。
冷たそう・・・。
「ここも落ちたら死ぬのよねぇ」

知るかっ!
「ここも落ちたら死ぬのよねぇ」

知るかっ!
よく積もったよ。
よく積もったよ。
「えーっ、ヤダー、
この、木の根っこが橋なの?。。。」

大丈夫。落ちても死にませんから。
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「えーっ、ヤダー、
この、木の根っこが橋なの?。。。」

大丈夫。落ちても死にませんから。
まってー!
「何処か知らない遠くへ行きたい」

行ってください。
僕は止めません。
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「何処か知らない遠くへ行きたい」

行ってください。
僕は止めません。
見えてきた早戸大滝。

本谷沢出合から。

雪が邪魔で、
氷と雪の区別がつきにくい。
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見えてきた早戸大滝。

本谷沢出合から。

雪が邪魔で、
氷と雪の区別がつきにくい。
「すっごーい!
アタシ、もっと近くで見たーい」

ええっ?
「すっごーい!
アタシ、もっと近くで見たーい」

ええっ?
しょーがねーな、
ちょっと見てくんけど
オレ、長靴だかんね。。。

二人して丹沢ナメてます。
しょーがねーな、
ちょっと見てくんけど
オレ、長靴だかんね。。。

二人して丹沢ナメてます。
と云うわけで、
右岸尾根を登って、滝壺に向かう。

と云うわけで、
右岸尾根を登って、滝壺に向かう。

尾根上から大滝。
2
尾根上から大滝。
アップ。

先週は一条の流れが確認されたという
中間部。
まずまず凍っているようだ。
アップ。

先週は一条の流れが確認されたという
中間部。
まずまず凍っているようだ。
滝壺へのトラバースは
見た目以上に危険。

アキレスの目が「アタイも行きたい」
と訴えてたので連れて行くことにした。
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滝壺へのトラバースは
見た目以上に危険。

アキレスの目が「アタイも行きたい」
と訴えてたので連れて行くことにした。
写真からは分からないが、
左側は大滝沢へ流れるように
落ち込んでいる。

最後のちょっとハングした
岩場を抜けた所が一番いやらしく、
ピッケルでステップを切って通過した。
写真からは分からないが、
左側は大滝沢へ流れるように
落ち込んでいる。

最後のちょっとハングした
岩場を抜けた所が一番いやらしく、
ピッケルでステップを切って通過した。
念願の大滝直下。
下部はまだ水流があるものの、
まぁまぁ、こんなもんでしょう。

アキレスは大喜び。
科を作っての写真撮影。
しかし、全体像の写真はかなわない。
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念願の大滝直下。
下部はまだ水流があるものの、
まぁまぁ、こんなもんでしょう。

アキレスは大喜び。
科を作っての写真撮影。
しかし、全体像の写真はかなわない。
中間部から落ち口。
全体的には筋が細いって感か。
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中間部から落ち口。
全体的には筋が細いって感か。
落ち口アップ。
まだ撮ってる。
気分は高揚。
トラバースでスキップ?
気分は高揚。
トラバースでスキップ?
尾根に戻り、さらに上を目指そうと
少し登ったが、トレースも消えており
時間も時間なので引き返すことにする。
尾根に戻り、さらに上を目指そうと
少し登ったが、トレースも消えており
時間も時間なので引き返すことにする。
帰りのアキレスは早かった。

帰りのアキレスは早かった。

往きはおっかなびっくりの
根っこ橋も、
テレマークでK点越え。
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往きはおっかなびっくりの
根っこ橋も、
テレマークでK点越え。
ここでやや遅い昼食に。
ここでやや遅い昼食に。
メインは
アキレスお手製のクリームシチュー。

アキレスは料理が趣味。
さしずめ山の川越シェフ(顔はぜーんぜん)

歩きながらの食事山行のknotにとって、
温かいシチューは
三ッ星レストラン以上だ。
(行った事ないけど)
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メインは
アキレスお手製のクリームシチュー。

アキレスは料理が趣味。
さしずめ山の川越シェフ(顔はぜーんぜん)

歩きながらの食事山行のknotにとって、
温かいシチューは
三ッ星レストラン以上だ。
(行った事ないけど)
今日は遠路はるばるお疲れさんでした。

最後に、女形としての
決め台詞をお願いします。

「あちきは廓の中の鳥でありんした」
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今日は遠路はるばるお疲れさんでした。

最後に、女形としての
決め台詞をお願いします。

「あちきは廓の中の鳥でありんした」

感想

アキレスから冬の丹沢を見てみたいとオファがあった。

すぐ頭に浮かんだのが早戸大滝。

県外者に、
冬の風物詩で、インパクトがあり、ネームバリューがあり、
しかも、それなりの感動を与えられる所と云ったら
早戸大滝しかないでしょう。

ただ、問題は雪の量。
今年は多いようだ。

少なければ、
大滝〜瀬戸沢ノ頭〜煩悩ノ頭(正式名ではない)〜魚止橋と
周回コースを考えていたが、情報からは相当のアルバイトを
しいたげられそうなので、今回はパスした。
様子見の状況次第では、大滝上から瀬戸沢左岸尾根に乗っかって、
早戸川に下りるというコースも一応視野に入れておいた。

しかし、現実には滝壺へのトラバース分岐より先にトレースはなく、
時間もお昼近かったので、あっさりと引き返すことにした。

そもそも、僕は丹沢の雪はあまり好きではなく、
きっとバリをやられる方はそうだと思うが(思わない方がいられたらすみません)、
雪はただの厄介者という印象があるので、
この決断は本当に早かった。

帰途、雷平で食べたクリームシチューは美味かった。
冷えた体には最高だね。
またお願いします。

三日月橋からのピストンだけだったが、
アキレスにも楽しんでもらったし、
こんな楽チンハイキングもアリかなと思うknotでした。

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コメント

ゲスト
滝壺
knotさん

よくぞ、滝壺へ行かれました。
雪がなくても、急斜面なのに、素晴らしい。
それも長靴で!

前日、あきらめなければ良かった。
沢筋で登った方が楽なんですけれども、残念。
2012/2/7 12:55
一日違いでしたね
yamajinnさん、
早々のコメントありがとうございます。

長靴は僕の丹沢での基本的な山行スタイルなんで、
ほめられちゃうと少し照れますね。

確かに今までのトラバースの中では一番緊張しました。
昨年の2月にも行っていますが、雪はあるものの、
これほどではありませんでした。

前日に入っていれば、yamajinnさんにお会いできたかも
しれません。
でも、yamajinnさんもバリを愛する方。
どこかとんでもない所で邂逅するかもしれません。
その時はどうかよろしくお願いします。

まだまだ寒い日は続くと思います。
今度は滝壺へと出かけてみてはいかがですか?
2012/2/7 13:51
自分も行ってきました。
Knotさま、はじめまして。
Yaimatsuと申します。

この面白いサイトを見て、自分も本日、早戸大滝にチャレンジしてきました。
が、途中で沢(原小屋沢出会の手前の辺りだと思います)を渡ることができず、敗退してしまいました。

どう考えても、足場もなく、普通の登山靴ならば足を濡らすことなく渡ることは不可能と思われるのですが、どうすれば渡れるのでしょうか。
今日が特別、水量が多かったとも思えません。
自分は、凍った岩に気が付かず転んでしまいました。

なんとかリベンジしたいのですが、コツがあれば教えて頂けないでしょうか。
2012/2/11 20:08
訪問、ありがとうございます
はじめまして、yaimatsuさん。
knotです。

雷平まで行かれながら、引き返されたとのこと。
さぞかし断腸の思いだったんでしょうね。
お察しいたします。

以前、原小屋沢出合には仮橋がかかっていたのですが、
現在、その箇所には根付きの丸太があるだけで、
僕らはそれを手掛かりに渡ってきました。
もしかしたら、それも流されたのかもしれません。

この辺りの仮橋は、まさに流動的で、
昨日あった橋が今日あるとは限りません。
特に雨の降った翌日などは要注意です。

ただ現在、雷平にはヘツリの箇所手前に仮橋が一つ架かっていて、
それを使っての早戸川右岸移動はできますが、
その後の複数回の渡渉は必至な訳でして、
つまり、早戸大滝への道は渡渉との戦いと云っても過言ではないのです。

だから・・・、
残念ですが・・・、
コツは渡れる場所をコマメに探すことしかないのです。
「ここは俺のプライベート登山道だい」位の気持ちで探してみてください。
最悪、靴を脱いでの渡渉も考えていた方がいいかもしれません。

答えになっていないかもしれませんが、
今、僕に言えることはそれ位です。

yaimatsuさんのリベンジが成功されることを祈っています。
がんばってください、
2012/2/12 6:56
ありがとうございました。
Knotさま、お返事ありがとうございました。

渡渉との戦い、ですか...
そうですよね。

昨日、家に帰ってヤマコレのサイトを見て、反省会をしたのですが、確かに「靴を脱いでの渡渉」も考えないといけないですね。(足が凍ってしまいそうですが)

今年はもう無理かもしれませんが、必ずリベンジを果たしたいと思います。
2012/2/12 16:20
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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