要害山から八重山へ

2018年12月10日(月) [日帰り]

• GPS: 06:27
• 距離: 12.4km
• 登り: 981m
• 下り: 986m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:00
• 休憩: 1:29
• 合計: 6:29

7:59 新井バス停
8:13 8:13 鏡渡橋バス停(要害山登山口)
8:31 8:44 山ノ神神社
9:16 9:20 要害山
9:28 9:28 登下分岐
9:43 9:46 風の神様
10:07 10:16 コヤシロ山
10:28 10:28 実成山
10:44 10:45 尾続山
11:10 11:10 尾続バス停
11:18 11:19 聖武連橋
11:36 11:36 八重山ハイキングコース入口
12:21 12:26 能岳
12:36 13:20 八重山
13:34 13:34 八重山歌碑
13:38 13:42 八重山展望台
14:09 14:14 八重山登山口・駐車場
14:28 大堀バス停

天候

曇のち一時晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き）〈JR中央線〉⇒上野原駅→新井（富士急山梨バス）
帰り）大堀→上野原駅（富士急山梨バス）、⇒〈JR中央線〉

コース状況／危険箇所等

昭文社地図には記載されていないが、山梨県上野原市北部に広がる低山コース。地元作成のトレッキングガイドが用意されていて駅前観光案内所で入手可能。
今回、歩いたのは要害山コースと八重山コースの2本。前者はアップダウンのある山道だが、後者はよく整備された緩やかな道で、いずれも案内標識が充実していて道迷いの心配はない。
コースのセールスポイントは随所で望める富士山や周辺山々などの展望。

写真

12/10 8:31

山ノ神神社下の要害山登山口、ここから山道に

12/10 8:52

尾根に出て眺めが広がる、手前に御前山、高柄山、後ろは丹沢山、蛭ヶ岳、大室山など丹沢連山

12/10 9:19

要害山山頂、後ろの古い社は秋葉大権現

12/10 9:15

要害山から東南方面、上野原の町並みから中央に仏果山、左端に石老山

12/10 9:17

西南方面、右、三つ峠から富士山、中程は中央道談合坂サービスエリアも

12/10 9:20

北側にはコース上のコヤシロ山から実成山

12/10 9:43

風の神様、というおもしろい山名

12/10 9:44

風の神様よりの展望、富士は雲に隠れて見えないが、丹沢の山並みはクッキリと

12/10 10:18

その先、コヤシロ山からは富士が顔をのぞかせた。

12/10 10:28

実成山、標高609mとコース最高点だが、展望はない

12/10 10:34

実成山の先の展望所から南側、上野原の町並みを一望

12/10 10:45

尾続山に

12/10 11:11

尾続バス停付近、要害山コースから八重山コースに向かう

12/10 11:18

聖武連橋、新設された吊り橋を渡る

12/10 11:19

聖武連橋から見る鶴川の渓流

12/10 11:36

八重山ハイキングコース入口、2つのコースをつなぐ車道歩きが終わる

12/10 11:57

杉の植林帯が続く、少々欝陶しい

12/10 12:15

能岳直前、虎丸山分岐

12/10 12:21

能岳に着く

12/10 12:23

能岳から西側展望

12/10 12:26

ここでやっと富士の頭が見えた

12/10 12:36

八重山山頂に着く

12/10 12:36

八重山山麓に何とか残る紅葉、向こうに上野原から丹沢の山並み

12/10 13:17

西側、正面に要害山、奥に扇山から権現岳

12/10 13:34

八重山の歌碑、山名は八重さんという篤志家に由来するとある

12/10 13:39

八重山展望台から、富士と丹沢の山並み、手前には上野原中学校、秋葉山、虎丸山が見える

12/10 13:41

右、歩いてきた能岳から要害山まで望める、奥は右の高指山から扇山

12/10 13:44

最後に富士山を眺めて下山する

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M10 オリンパス

感想

kesera182

山梨県上野原北部の里山、要害山コースと八重山コースを歩いた。
要害山コースは要害山を含め山名のあるピークが5つ、この他にもいくつかピークがあって低山とも思えないアップダウンが連続し、尾根には自然林が多く、十分尾根歩きが楽しめるコースとなっている。
そして各所で見る眺望、この日は曇りがちで富士山は少々雲に隠れることがあったが、コース中の随所で上野原の町並みや周辺山々と丹沢の山並みがクッキリと見えて、時には息を呑む見事な景観を楽しめた。

要害山は戦国時代に山城があった所だが、もう一つの八重山は篤志家寄贈の山、その人の名をとって名付けられたようだ。地元自治体は「五感の森」と名付け、市民の憩いの場として力をいれて整備されている。
八重山コースは杉の植林帯を歩くことが多く、よく言えば穏やかな、悪く言うと変化に乏しい山歩きになる。この点では要害山コースに負ける。
ただ、八重山とその先の展望台には東屋もあって休憩するにはピッタリな所がある。この日は八重山で富士山を見ながらゆっくりとお昼の鍋料理を楽しんだ。
今回のコースは手軽に行ける冬場の低山ハイクとして万人向けにおすすめできるコースだと思う。