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Yamareco

記録ID: 167857
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

三頭山

2006年09月30日(土) [日帰り]
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GPS
05:00
距離
11.2km
登り
1,161m
下り
1,208m

コースタイム

郷原バス停     08:55
西原峠       10:05
大沢山       11:10-11:15
三頭山       11:30-11:45
ヌカザス山     12:30-12:35
イヨ山       13:10-13:15
小河内神社前バス停 13:55
天候 曇り時々晴れ。
過去天気図(気象庁) 2006年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(行き)
上野原駅 08:08-(富士急バス)-08:55 郷原バス停
(帰り)
小河内神社前バス停 14:06-(西東京バス)-14:35 奥多摩駅
コース状況/
危険箇所等
コース全体が、登山地図で赤実線表記の一般登山道で、良く整備された道に終始します。
三頭山からの下りでは、ヌカザス山とイヨ山の間がかなりの急坂となりますが、路面が乾いていれば、特に問題となる箇所はありませんでした。

このコースで最も危険なのは、奥多摩周遊道路に降りた後で、麦山の浮橋への取り付きまで、その道路を歩いていく間ではないでしょうか。

交通量が意外に多いばかりか、頻繁にカーブがあるにもかかわらず、どの車もバイクもかなり飛ばしているのですが、それなのに歩道が全くないのです。
スピードを求めてここを走りに来たような車も混ざっているような所で、車道上を歩くのですから、もう生きた心地がしません。
こちらから働きかけられることは全くなく、ただひたすらドライバーがハンドル操作を誤らないのを願うのみでした。
この区間は、安心して歩ける安全な歩道の整備が必要なのではないでしょうか。

※デジカメを持ち歩くようになる以前のため、写真はありません。
※GPS導入前なので、ルートは推測です。

感想

郷原バス停からの登りは、時折傾斜が強くなることがあるものの、概ね歩きやすい道です。歩きながら振り返ると、何箇所かでは谷を挟んだ向かい側にある権現山方面を望むことができました。
1時間ほどで、樹林に囲まれて見晴らしのない西原峠にたどり着き、笹尾根に入って僅かに登ると、すぐに槇寄山の頂上です。ベンチがあって南側の展望が開けていました。

槇寄山から先の笹尾根は、しばらくの間はほとんどアップダウンがありません。かなり歩いてからようやく坂道が始まると、今度は一転して大沢山までの長い登りが続きました。
大沢山から一旦下って、立派な避難小屋の脇を通ると、三頭山への最後の登りとなります。比較的短い登りですが、木段なので少々こたえました。

三頭山は、笹尾根から最初に到達する西峰が一番広くてそれらしい頂上です。
まずその西峰を踏んだ後、最高点の中央峰と、展望台のある東峰も踏んで、「三頭」を揃い踏みとしました。
3つのピークそれぞれに展望がありますが、今日は薄い雲がたれこめていて、遠くの山並みは霞んでしまい、あまり展望は楽しめませんでした。

三頭山からの下りは、入小沢の峰までは、気持ちよく歩ける緩やかな尾根道です。
入小沢の峰を過ぎると急な下り坂に変わりますが、木の根を階段代わりにできるような区間が多く、地面が滑りやすそうな箇所には補助ロープが張られているなど、問題なく歩くことができます。

しかしヌカザス山を越えると、イヨ山までの間はかなりの急坂となりました。雨後などで地面が湿っていると歩きにくそうな箇所も見られます。
また、ヌカザス山とイヨ山の間には登り返しも結構ありますが、その登りもなかなか急でした。

イヨ山を過ぎると、いくらか傾斜が収まって緊張感から解放され、木々の間からは時折奥多摩湖が見られるようになってきます。
とはいえ、グングンと下る感じはまだ続きますが、もう歩きにくい箇所はなく、あとは安心して普通に歩けました。

奥多摩周遊道路に降りてからは、猛スピードで走り抜ける車やバイクに脅威を感じながら、歩道のない道で麦山の浮橋へ向かいます。
その浮橋への下降点は、「ガードレール越しに踏跡を探す」とするガイドブックがある一方で、それとは別のきちんとした道があるというネット上の記事も見ていました。

このうちガードレール越しの踏跡については、周遊道路をしばらく進むと、浮橋の着岸点のほぼ真上ですぐに見つかりました。
しかし、何の標識類もない上に、ガードレールをまたいで越えるような所が正しい登山道とはあまり思えません。
このため、もう一方の道を探してさらに道路を進んでみましたが、どうも少々の距離を歩いたくらいではそこに至らない模様です。
それよりも、危険極まりない道路上から早く逃れるほうが先決と、足早に踏跡の所まで引き返して、ガードレールをまたいで路肩に逃げ込みました。

そこから湖岸への斜面は、ほんの短いものですが、傾斜がかなりある上に地面が赤土で滑りやすく、ぶら下がっている太いロープに頼らないととても降りられません。
ロープ伝いに下って浮橋の袂に着くと、自分が来た方面は「立入禁止」の掲示とともにロープが入口を塞いでいて、もっとずっとなだらかな道が反対方向に延びていました。
あの危なっかしい周遊道路を一体どこまで歩けば、そのなだらかな道に入れたのでしょうか?

あとは浮橋を渡って対岸の車道に上がれば、すぐ前に小河内神社前のバス停があります。
ただし、まず見えてくるのが丹波方面への乗り場で、奥多摩駅方面のバス停は少し上流側に歩いた別の所にあるのが要注意でした。

詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2006_07_09/mt2006_07_09.html#20060930

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