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Yamareco

記録ID: 1679055
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

米子山 雪の付いた笹薮でずぶ濡れ(T_T)

2018年12月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:15
距離
10.4km
登り
776m
下り
759m

コースタイム

日帰り
山行
5:00
休憩
0:15
合計
5:15
10:15
85
林道ゲート前
11:40
11:50
65
尾根取付き地点
12:55
13:00
80
米子山
14:20
70
林道合流
15:30
林道ゲート前
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
米子瀧山不動寺に参拝後
近くにある動物除け柵のゲートから尾根に取り付く予定でしたが、
ゲートが自力で開けられずに諦め
みのどうバス停まで下り、豊丘ダムを目指しました

採石場を過ぎ、クマスギ展示場と書かれた植林帯を過ぎると
右に林道分岐があり、奥に車両通行止めゲートがあります
分岐の路肩余地に駐車しました
コース状況/
危険箇所等
・林道ゲート〜尾根取り付き
雪の数cm付いた緩やかな登りの未舗装道路
カモシカ、キツネ等の足跡いっぱいでした
・尾根取り付き〜米子山
5分ほど植林帯を緩く登ると笹薮が現れ
以降は1mを越える笹薮が山頂まで続き、藪と格闘
獣道を見つければラッキーですが
山頂に向かいませんのでご注意ください
山頂付近は急坂、点々とある境界標識を頼りに登りました
・米子山〜林道合流点
のっけから南に僅かにそれて下り始めていました
境界標識を見失い、方向修正するうちに
左下に白く雪のついた林道が見え、
笹薮を強引に掻き分け、直下降(笹薮の下りは登りより楽)
しかしこの林道は自分の歩いて来た林道ではなく
南側の谷に下ってしまう様子でしたので(地図に記載なし)
引き返し、再び藪に突入、微かな踏み跡を辿り
尾根を少し下った後、等高線に平行に植林帯を横切っていると
獣道とも作業道とも分らない踏跡に合流
以後、自分の足跡のついた林道迄スムースに戻れ、幸運でした
その他周辺情報 湯〜ぱれあ
http://www.u-parea.jp/
自宅に近く、ちょこちょこ行くリーズナブルな日帰り温泉
60歳以上350円はお得感があります
妙徳山方面
2018年12月16日 09:09撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 9:09
妙徳山方面
振り返ると戸隠西岳方面がちらり
2018年12月16日 09:10撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/16 9:10
振り返ると戸隠西岳方面がちらり
米子川に沿って岩峰が現れました
2018年12月16日 09:11撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 9:11
米子川に沿って岩峰が現れました
左から飯縄、黒姫、妙高
2018年12月16日 09:12撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/16 9:12
左から飯縄、黒姫、妙高
黒姫と妙高の間に白く端正な焼山
2018年12月16日 09:12撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/16 9:12
黒姫と妙高の間に白く端正な焼山
絶壁
2018年12月16日 09:12撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 9:12
絶壁
振り返ると五竜
2018年12月16日 09:13撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 9:13
振り返ると五竜
岩峰の上に小さくお堂が見えます。懐かしい「みのどう」
2018年12月16日 09:15撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/16 9:15
岩峰の上に小さくお堂が見えます。懐かしい「みのどう」
目を惹く岩稜♪いつ見てもわくわくします!
2018年12月16日 09:15撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 9:15
目を惹く岩稜♪いつ見てもわくわくします!
左から五竜、唐松、不帰、白馬三山
2018年12月16日 09:23撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/16 9:23
左から五竜、唐松、不帰、白馬三山
米子瀧山不動寺に到着
2018年12月16日 09:28撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 9:28
米子瀧山不動寺に到着
昨日降った雪で、薄っすら白くなっていますが、思った程積もっていなくて、ひと安心
2018年12月16日 09:29撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 9:29
昨日降った雪で、薄っすら白くなっていますが、思った程積もっていなくて、ひと安心
参拝
この後、近くの動物除け柵ゲートから尾根を目指そうとしたのですが、ゲートを開けられず、諦めて豊丘ダム手前の林道から登ることにしました
2018年12月16日 09:30撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/16 9:30
参拝
この後、近くの動物除け柵ゲートから尾根を目指そうとしたのですが、ゲートを開けられず、諦めて豊丘ダム手前の林道から登ることにしました
印象的な断崖
豊丘ダムのある谷間の入り口
2018年12月16日 10:00撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/16 10:00
印象的な断崖
豊丘ダムのある谷間の入り口
以前はこの分岐にゲートと進入禁止の看板があった気がしたのですが?
2018年12月16日 10:17撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 10:17
以前はこの分岐にゲートと進入禁止の看板があった気がしたのですが?
ゲートは奥に移動していて、車道から見えなくなっていました。林道歩き開始です!
2018年12月16日 10:18撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 10:18
ゲートは奥に移動していて、車道から見えなくなっていました。林道歩き開始です!
堂々と連なる北信五岳の三山
2018年12月16日 10:27撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 10:27
堂々と連なる北信五岳の三山
焼山の白さに惹かれます。今も登山禁止のまま?
2018年12月16日 10:27撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/16 10:27
焼山の白さに惹かれます。今も登山禁止のまま?
この稜線を歩いて来る予定でした。計画を二案作っておいて大正解(^.^)
2018年12月16日 10:32撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/16 10:32
この稜線を歩いて来る予定でした。計画を二案作っておいて大正解(^.^)
未舗装林道、全く車の通った形跡なく、積雪2cm
2018年12月16日 10:37撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 10:37
未舗装林道、全く車の通った形跡なく、積雪2cm
米子側からの合流点
送電鉄塔巡視路の標識があるので登山道はしっかりしていると思います
2018年12月16日 10:38撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 10:38
米子側からの合流点
送電鉄塔巡視路の標識があるので登山道はしっかりしていると思います
大きくカーブし尾根の南側へ
2018年12月16日 10:38撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 10:38
大きくカーブし尾根の南側へ
キツネの足跡?
2018年12月16日 10:41撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 10:41
キツネの足跡?
カモシカの足跡
いずれも新しく、今朝付けられたよう!朝帰りですか?いや皆さん夜行性なので当たり前ですよね(^^ゞ
2018年12月16日 10:44撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 10:44
カモシカの足跡
いずれも新しく、今朝付けられたよう!朝帰りですか?いや皆さん夜行性なので当たり前ですよね(^^ゞ
唐松、白馬三山
2018年12月16日 11:07撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 11:07
唐松、白馬三山
林道栃平線
古びた標識!
2018年12月16日 11:13撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 11:13
林道栃平線
古びた標識!
動物の足跡賑やか
2018年12月16日 11:22撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/16 11:22
動物の足跡賑やか
ゆるゆる歩きます
2018年12月16日 11:26撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 11:26
ゆるゆる歩きます
曇ってきました
2018年12月16日 11:34撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 11:34
曇ってきました
五竜〜白馬三山
2018年12月16日 11:40撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/16 11:40
五竜〜白馬三山
妙徳山
2018年12月16日 11:40撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 11:40
妙徳山
読めない標識
ここで林道を離れ、尾根に取付きます。林道歩きおよそ1時間半でした!
2018年12月16日 11:41撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/16 11:41
読めない標識
ここで林道を離れ、尾根に取付きます。林道歩きおよそ1時間半でした!
雲が空を覆いだし、寒くなってきました。天気は下り坂のよう('_')気が急きます。雪もちらついてきました。
2018年12月16日 11:47撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 11:47
雲が空を覆いだし、寒くなってきました。天気は下り坂のよう('_')気が急きます。雪もちらついてきました。
まず唐松の植林帯
2018年12月16日 11:48撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 11:48
まず唐松の植林帯
笹薮が出現
2018年12月16日 11:54撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 11:54
笹薮が出現
最初は膝下でしたけれど、その内に身の丈ほどになり一歩毎に密な笹薮と格闘しながら進みました
2018年12月16日 11:54撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/16 11:54
最初は膝下でしたけれど、その内に身の丈ほどになり一歩毎に密な笹薮と格闘しながら進みました
貴重な目印発見
2018年12月16日 12:06撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/16 12:06
貴重な目印発見
正に獣道を歩いている感じ!でも藪を分けるより疲労感が全く違います。
2018年12月16日 12:12撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/16 12:12
正に獣道を歩いている感じ!でも藪を分けるより疲労感が全く違います。
ほんの時々古いテープ
来る人がいるんですね(*_*)
2018年12月16日 12:15撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/16 12:15
ほんの時々古いテープ
来る人がいるんですね(*_*)
新し目の境界標
心細さから救われます
2018年12月16日 12:38撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 12:38
新し目の境界標
心細さから救われます
急坂、激藪、しかも笹に雪が付き、全身びしょ濡れ(T_T)尾根に取り付く前にレインウェアで武装するべきでした。大した距離ではないし、と甘く見ていたことを反省。
2018年12月16日 12:41撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/16 12:41
急坂、激藪、しかも笹に雪が付き、全身びしょ濡れ(T_T)尾根に取り付く前にレインウェアで武装するべきでした。大した距離ではないし、と甘く見ていたことを反省。
下山時、標識を見落とさないようにしないと、と思いながら登ります
2018年12月16日 12:47撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/16 12:47
下山時、標識を見落とさないようにしないと、と思いながら登ります
ピンクテープと石柱発見
2018年12月16日 12:54撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 12:54
ピンクテープと石柱発見
三等三角点でした
2018年12月16日 12:54撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/16 12:54
三等三角点でした
展望なし!山頂標識なし!なぜこんな山にと笑われそうな、予想通りの超マイナーな山に来てしまいましたけれど、長年気になっていた頂に自己満足♪
2018年12月16日 12:59撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/16 12:59
展望なし!山頂標識なし!なぜこんな山にと笑われそうな、予想通りの超マイナーな山に来てしまいましたけれど、長年気になっていた頂に自己満足♪
風が冷たくて長居はできず、即下山開始
2018年12月16日 13:01撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 13:01
風が冷たくて長居はできず、即下山開始
境界標識を見失い、急斜面を巻き気味に下っていると林道が見え、そのまま直に下りました。
2018年12月16日 13:30撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/16 13:30
境界標識を見失い、急斜面を巻き気味に下っていると林道が見え、そのまま直に下りました。
林道合流
地図にない林道です(*_*)果たして自分の歩いてきた林道に合流できるのか?
2018年12月16日 13:36撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/16 13:36
林道合流
地図にない林道です(*_*)果たして自分の歩いてきた林道に合流できるのか?
こんな笹薮を掻き分けて下ってきました(/_;)喜んだのも束の間、どうやら南の谷間に降りていく林道の様子を見て引き返し、適当な場所で再び笹薮に突入!
2018年12月16日 13:36撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/16 13:36
こんな笹薮を掻き分けて下ってきました(/_;)喜んだのも束の間、どうやら南の谷間に降りていく林道の様子を見て引き返し、適当な場所で再び笹薮に突入!
樹間を白く横切るガードレールが見え、自分の歩いてきた林道と確信!獣道か作業道かわからない細く危うげな踏跡でしたが、助けられました!
2018年12月16日 14:16撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/16 14:16
樹間を白く横切るガードレールが見え、自分の歩いてきた林道と確信!獣道か作業道かわからない細く危うげな踏跡でしたが、助けられました!
あと少しで林道
この急斜面からするとやはり獣道を歩いて来たのかもしれません
2018年12月16日 14:21撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/16 14:21
あと少しで林道
この急斜面からするとやはり獣道を歩いて来たのかもしれません
自分の足跡の残る道ほど安心はなく、生き返った感じ♪
2018年12月16日 14:22撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/16 14:22
自分の足跡の残る道ほど安心はなく、生き返った感じ♪
やれやれ、ようやく本来のコース
2018年12月16日 14:22撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 14:22
やれやれ、ようやく本来のコース
天気が回復、再び青空が見え始めました
2018年12月16日 14:23撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 14:23
天気が回復、再び青空が見え始めました
靄に包まれ、幻想的な里の風景
2018年12月16日 14:24撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 14:24
靄に包まれ、幻想的な里の風景
暖かな日差しが嬉しいです
2018年12月16日 14:29撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 14:29
暖かな日差しが嬉しいです
古い林道の標識迄帰還
2018年12月16日 14:40撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 14:40
古い林道の標識迄帰還
右に見えているのは悪婆山と奈良山?山腹を横切る道は県道破風高原線。今年は思い付いた時、既に県道が冬季閉鎖でした(/_;)来シーズンこそは登りたい悪婆山。
2018年12月16日 14:52撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/16 14:52
右に見えているのは悪婆山と奈良山?山腹を横切る道は県道破風高原線。今年は思い付いた時、既に県道が冬季閉鎖でした(/_;)来シーズンこそは登りたい悪婆山。
悪婆山と奈良山?アップで!
2018年12月16日 14:59撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 14:59
悪婆山と奈良山?アップで!
静まり返った林道
2018年12月16日 15:04撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 15:04
静まり返った林道
黒姫と妙高
手前は妙覚山の尾根
2018年12月16日 15:05撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 15:05
黒姫と妙高
手前は妙覚山の尾根
山の間に斑尾山
2018年12月16日 15:07撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 15:07
山の間に斑尾山
遠ざかった奈良山
2018年12月16日 15:14撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 15:14
遠ざかった奈良山
奈良山には二回登りましたが、今も何故か惹かれる奥深い山。山頂からの展望はありませんけれど、もし間伐していただけたら、大展望の山になる筈…
2018年12月16日 15:14撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 15:14
奈良山には二回登りましたが、今も何故か惹かれる奥深い山。山頂からの展望はありませんけれど、もし間伐していただけたら、大展望の山になる筈…
山肌を黒く埋める植林帯はクマスギ
2018年12月16日 15:17撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 15:17
山肌を黒く埋める植林帯はクマスギ
豊丘ダム入り口の断崖
2018年12月16日 15:20撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/16 15:20
豊丘ダム入り口の断崖
無事下山しました
一時はどうなるかと思ったものの、獣道に助けられました(*_*)有難うございました。
2018年12月16日 15:28撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/16 15:28
無事下山しました
一時はどうなるかと思ったものの、獣道に助けられました(*_*)有難うございました。
撮影機器:

感想

米子山は、山腹を一文字に貫いて走る県道から
豊丘ダムを見下ろした折、谷向こうに連なる尾根上で頭角を現す、
端正な形の美しさに見とれた山。
いつか登ってみたいと思ったのは、その印象がきっかけでした。

それから何年か機会がなく(忘れてもいました)、
やっと最近、登山を決意し、計画を二通り立案。
第一案は、米子不動尊里見屋近くの登山道から尾根伝いに歩く計画。
第二案は豊丘ダム手前の林道を歩いて、尾根に取り付く計画です。

以前登った「みのどう山」の尾根の南側の麓は
動物除けの柵が隙間なく施され、知っている限りゲートが殆どなく
入山できるか不安があり、今回はその不安が見事的中!
頑張って力を籠めればゲートの扉を開けられたかもしれませんが
第二案があるので、早々に諦めて豊丘ダムへ向かいました。

林道栃平線は、みのどう山の帰り道、時間があったので
ついでに米子山に寄ってみようと話がまとまり
林道分岐迄行ってみると、予想外に車両通行止め!
その記憶がはっきり残っており、下見不要の登山口です。

延々と緩やかな未舗装林道を歩くこと一時間半。
退屈な林道も、雪上に残った動物たちの今朝の足跡を目で追い
動物たちが、走り回る姿を想像していると楽しくなります。
一旦車道に出て、斜め横断後、急斜面を覗き込んでは
下るのをやめ、しばらく道路に沿って谷側を歩いている足跡には
なんだかカモシカの微笑ましさを感じます。
急斜面が得意でも、やはり降り易い場所を選んでいるのでしょうか?

地図上で取付こうと決めた場所は唐松の植林帯に始まり
すぐに背丈を越える程の笹薮に覆われ、踏跡も覚束ない有様。
密薮、そして藪が寝る程でない中途半端な雪と格闘し続けていると、
最悪の全身雪まみれ、びしょ濡れ(/_;)

植林帯の中で点々と付けられていた境界標識が頼りになり
(背丈を越える笹薮の中は、急斜面直登以外はすぐ方向を見失います)
何とか米子山山頂に飛び出しました。
山頂は三角点の周りだけ笹藪の刈り払われた全く視界のない松林の中。
吹き抜ける風が強く、冷たく、いたたまれず、即下山開始。

下山開始後、あっというまに境界標識を見失い、
下りの怖さを嫌というほど実感しました(/_;)
南にずれて下っていると意識し、北へ巻いていると
目の下に、雪が付いて白い帯のように目立つ林道を発見!
やれ嬉しやと、遮二無二直下降し、林道に降り立ちましたが
地理院地図には載っていない林道ですから、訳が分らず
歩くうちにどうも南の谷に降りていくような雰囲気に慌てました。

やむを得ず、林道を引き返し、再び笹薮に突入!
地図上で自分の歩いてきた林道の大カーブとほぼ同じ等高線まで下り
その後は水平に巻いて突き進むしかないと決め
獣道を頼りに少し尾根を下り、植林帯の急斜面を巻き始めると
幸運なことに自分の願っていた巻道に合流しました。
それは林業の作業道か獣道か見当もつかない細い踏跡だったものの
とにかく、植林帯の木々の隙間にガードレールが見え、
スムースに辿り着けたと知った時は、自分の幸運に感謝しました。

雪の中途半端についた激藪を、一時間程なら大丈夫だろう、
とそのまま入ったのは甘かったと、反省です。
見通しの効かない平坦な密藪で怪我とか、GPSの電池切れとか
何かアクシデントに見舞われたら命取りになるかもしれません。
米子山はやはり残雪期に登るべき山でした。
もし登ろうと思っている方には、五月頃をお薦めします。

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コメント

これはまた厳しい山を
kyom4 さん、こんにちは

前回、北海道旅行のレコが上がったので、「あ〜 kyom4 さんも雪の山はあきらめて 冬ごもりだ 」と思っていたら、なんのなんの これまた厳しい山あるきを
さぞかし不安だったでしょうね
文章からよく伝わってきます

無理をせず、根を詰めず、ゆっくり 山 を楽しみましょう

と、人に言いつつ自分は、何とかもう一回 戸隠 に入れないものかと毎日ライブカメラで確認してました
でも現実は日に日に積雪が濃くなって、私の熱もグングン冷めて行ってます

山、 無理せず 楽しみましょう
2018/12/18 1:16
Re: これはまた厳しい山を
yamabujioriruさま
コメント有難うございます

ずっと気になっていた近所の里山でしたので
現場の状況をしっかり予測せず、お気楽に出かけてしまい
自分の迂闊さに、あれこれ反省しきりです
でも、今後に繋がる経験もできたように思います。
(一歩間違えば、お騒がせしていたかも、と思うとぞっとしますが)

積り始めの雪が、やはり一番厄介なのかもしれません。
今回、藪山でそれをしっかり教えてもらった気がします。
積もった雪が締まっていて、踏み抜く嫌らしさのない日に
鳥居峠〜角間山を実行する積りで、今から心待ちにしています。

高妻と黒姫の間にある佐渡山(夏道がありません)へは
3月頃、ワカンを履いて何回か行っていますが
冬山の面白さを初めて知った山でした。
ワカン(古いと笑われそうですが)、スノーシューでの
戸隠の雪原歩き、佐渡山はお薦めです
雪屁を眺めて楽しみ、両脇に見上げる名山の展望を楽しむ
ゆるゆるの歩きなので物足りないかもしれませんが
2018/12/18 9:36
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