蓬莱峡〜座頭谷〜ナガモッコク尾根〜岩原山〜エデンの園【東六甲、兵庫県】
- GPS
- 02:31
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 506m
- 下り
- 512m
コースタイム
座頭谷BS 1034 ― 入り口 1037 ― ブルートレインの下 1039 ― 道間違い ― 蓬莱峡への道 1048 ― 蓬莱峡の広場 1053/1055 ― 座頭谷の水流超越え1106 ― 座頭谷道合流 1108 ― 長モッコク尾根入り口 1110 ― 岩原山下の分岐 1143 ― 岩原山 1154― 東六甲縦走路 1159 ― 一旦西へ 1200/1210 ― 縦走路からナダウラ尾根への下降路分岐点 1215 ― 昼食(シャカ谷道との分岐点)1221/1234 ― ナダウラ堰堤の上 1241 ― 堰堤下の舗装路 1244 ― エデンの園BS 1247 ― 宝塚西高校BS 1300
● 行動時間 2:26
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
12/24 : (家 = 宝塚駅 = 座頭谷BS) 座頭谷BS ― 蓬莱峡広場 ― 座頭谷道 ― ナガモッコク尾根 ― 岩原山 ― エデンの園 ― 宝塚西高校BS (宝塚西高校BS = 逆瀬川駅 = 家) ●登山口へのアクセス ○蓬莱峡 ・阪急宝塚駅前から、阪急バス95系統有馬温泉方面行きに乗り、約15分。「知るべ岩」「座頭谷」「蓬莱峡」とバス停が並んでいる。「知るべ岩」は座頭谷へと続く通称“万里の長城”への入口。「座頭谷」は蓬莱峡への入口となる施設入り口に近い。「蓬莱峡」バス停から斜面を下降すると、蓬莱峡の奥地へと続いている ・バスは、夏場は1時間に1本だが、冬場は2時間に1本しかないので注意が必要 ・料金は、いずれのバス停までも230円 (いずれも2018.12現在) ○エデンの園 ・阪急逆瀬川駅前から阪急バス104系統にて約15分。休日は30分に1本。料金は220円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○蓬莱峡広場から座頭谷へと直接に向かう道 ・蓬莱峡の広場にて、岩稜に向かって左脇、東側への道が一本あるので、それを進む。テープの誘導や踏み跡をたどると座頭谷へと続いている。座頭谷道からの分岐点は、万里の長城側から来ると、廃作業道と川沿いのハイキング道が合流する地点から約60m上流側にある ・全般に明瞭だが、小刻みなアップダウンが続く。入口や出口には何の案内標記もないので注意を要する ○ナガモッコク尾根(座頭谷〜岩原山) ・ほぼ一方的に登り続ける尾根道。全般に急登だが、最初にとりわけ急登がある ・岩原山頂直下には分岐点がある。下から来た場合には、左手へと続く道は岩原山山頂を迂回する道のようだ。右手へと進むと、一旦鞍部へと下降の後、岩原山への一気の登りとなる ○全山縦走路〜ナダウラ堰堤(エデンの園上部) ・斜面を直線的に下降する道。踏み跡は辛うじてたどれるが、途中に一箇所を除き特段の標記は見当たらなかった。唯一の標記は、シャカ谷沿いの道への分岐を示すものであった。ナダウラ堰堤の上部では、細ヶ谷方面への分岐となっていたようだが、いっぽうで細ヶ谷道の上部側(縦走路)は、藪に埋もれて道は発見できなかった |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ・蓬莱峡側は、宝塚駅までに準備する必要がある ・エデンの園側についても、逆瀬川駅までで準備するべき ●日帰り温泉 ・温泉地である、有馬や宝塚には日帰り利用の出来る温泉もある。また芦屋、西宮、宝塚などには多数の日帰り温泉、スパ等がある (いずれも2018.12現在) |
写真
感想
約7年前に毎月1山に行こうと決めて以来、なんとかマイ・ルールを保ってきたのだが、今月はピンチであった。何らかの仕事などが入って空き日がなく、唯一の登山予定であった22日の山の会も雨で中止となってしまった。ほんとうは、別の予定もある24日に無理やり半日ハイキングに行くこととした。
前から気になっていた、蓬莱峡から座頭谷への短絡道を明らかにすることを目指した。それだけでは何なので、ナガモッコク尾根を登り、岩原山近辺から表側への下降路を探ることにした。
宝塚駅1020の阪急バスは、おそらく温泉へと向かうのであろうお客以外に、山へと向かいそうな数人でいっぱいになった。知るべ岩を過ぎ、座頭谷で下車しようとすると、先に2人連れが降りようとする。
下車しようとすると、運転手氏が「お気を付けて」と声をかけてくれた。
下車後は、ブルトレのある施設を目指す。先に下車したお二人を追い越し際によく見ると、持ち物からはロッククライミングのようだ。お一人は西洋人のように見えた。
フェンスをくぐり、ブルトレを見上げつつ進む。それらしい分岐をたどるが、クライミングの上部に出てしまった。入口を見逃したのであろうかと、右往左往。ブルトレよりもやや戻ると、きちんとした川への下降口が見つかった。右手のブルトレに気を取られて気づかなかったようだ。
川を渡って、蓬莱峡の広場へ。再び追い越された先ほどの二人を含め、いかにもクライミングをしそうな方々が多数。
唯一、毛色の違うこちらは、静かに座頭谷への入口へと進む。見ると、やや右手の岩を登って同様に広場の裏側へと回ろうとしている一群が見えたが、わざわざ子連れで難度の高い岩越えをしなくても、広場左手の道を進めば、岩場の裏への回ることが出来る。そこからは、淡々とアップダウンの続く道を行くが、やがて、小さな堰堤で枯れ沢を越える。座頭谷の本流の水音も聞こえ始め、すぐに本流が現れる。左岸のまま一旦上流側へと進むと、石飛にて対岸に渡ることが出来る。そのまま河岸の藪へと進み、ほどなく座頭谷道へと到着する。
座頭谷道を少々下降すると、すぐに川沿い道と廃作業道の分岐点が現れる。川沿い道へと進めば、鎧積み堰堤の説明書きがあるはずだ。
廃作業道を進むとナガモッコク尾根への入口が現れる。今日はそちらへと進む。
ナガモッコク尾根は、いきなりの急登で始まる。降りるならばかなり気を遣うだろうな、と思う歩きにくい斜路を登り続け、約100m登ったところで振り返ると、先ほどのブルトレが樹間に見えた。しかし、途中の眺めはあまり利かない道だ。
途中にやや緩斜面はあっても踊り場は全くといっていいほどにない。小ピークが二度あるがその一つ目で分岐する道がある以外には顕著な分岐もない。目指す岩原山が見え、その分岐を右手へと進むと鞍部の後に最後の一気の登りとなる。やがて、かつて見覚えのある岩原山山頂に到着。今日は肌寒い日だ。山頂で昼食という気分にはならない。日差しを求めて、表側へと進む。
まもなく縦走路へと顔を出すが、まずは細ヶ谷と名のついた道を目指す。縦走路を“逆走”すること暫くで分岐と思しき場所に着くが、テープはあるものの、その方面は倒木で先へと進める感じがない。仕方なく、元来た道を引き返す。ハイキングのメッカ、六甲縦走路ではあるが、すれ違う人も少ない。冬だなぁ、と思う。先ほど岩原山から出てきたNo.33を過ぎ、西峰を横に見ながら進んでいくと、エデンの園への直線的な下降点付近でテープ誘導が見えた。そこから谷筋へと進む。
テープ等は全くないのだが、踏み跡は顕著に続いている。心配にはなるが、25,000分の1にも里道の標記があるのでそれを心の拠り所に進む。ようやく分岐らしき標示が現れ、道だろうと認識する。樹木に巻き付けたテープ、それに書き付けただけの標示だが、あるだけでなんとなくほっとする。
木漏れ日の暖かさを頼りに、昼食にする。ところがインスタントラーメンを拡げ始めて気がついたのだが、お湯がない。どうやら家で水筒を入れ忘れたようだ。仕方がないので、おにぎりだけ食べてさっさとその場を跡にする。
しばらく下ると、早くも堰堤下の設備が目に入る。もう人里に来てしまった。ナダウラ堰堤の下に降りると、車道となり、さらにその先からは普通の対面道となる。エデンの園というのは介護施設のようだが、バス停の名前にもなっている。バスは30分に1本で、次まではまだ15分以上ある。じっとしていると寒いので、先のバス停まで歩くことにする。川沿いの車道を行くうちに、エデンの園行きのバスとすれ違う。やがて、諭鶴羽橋を渡ると宝塚西高校前のバス停に到着。
ずいぶん多様なところを歩いたような気がするが、とっても短いハイキングだった。
今年はこれにて終了。
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