【笠森作戦】笠森観音〜笠森グリーンルート〜権現の森【己22.5】


- GPS
- 05:09
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 536m
- 下り
- 470m
コースタイム
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 5:09
天候 | 雲の多い晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:六地蔵局前バス停〜茂原駅南口(490円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
笠森グリーンルートは細かいアップダウンあり。 笠森〜六地蔵間の関東ふれあいの道は、交通量の少ないルートを選んではいるが、車には要注意。 |
その他周辺情報 | 六地蔵の近くに道の駅ながら |
写真
感想
平成30年。残りの日々をどう過ごそう。残りの期間でどの山に行こうと思う余裕も無く、北陸のように曇天続きで気持ちも沈む。
しかし、待てば山路の日和あり。ようやく晴れ間が巡ってきた。え?クリスマス・イヴ?何それ?
丹沢にももう一度行きたいし、新装なった七ツ石神社に挨拶にも行きたい。最近混んでいるらしいが浅見茶屋にも行きたいし。
しかししかし、そう言えば千葉の山に今年は一回も行っていない。何回か行こうとはしたが、気持ちが高ぶらなかったり寝坊したりでずっと足を運ばずじまいだったのだ。これが今年最後の山行になるかもしれないと考えたら、千葉山行以外の選択肢は無かった。
【山行の参考】
新・分県登山ガイド[改訂版]11 千葉県の山
45笠森グリーンルート
46権現の森・笠森
関東ふれあいの道 千葉県
11森と森をつなぐみち
12観音様のみち
【笠森南道】
日本では初詣には大勢人が押しかけるが、締め詣を行う人は少ない。辞書にも「締め詣」なる用語は載っていないだろう。私も普段は初とか締めとか気にしないのだが、これが今年最後の山行になるだろうと考え、それならどこか参詣できる所をメインにしようとしたところにちょうどよく笠森観音があった。
茂原駅から乗客として私だけを乗せたバスは狭い住宅地を抜け、山奥の笠森に着く。剥き出しの地層と巨木群に圧倒されながら階段を上っていくと四角く高い観音堂が現れた。
拝観料200円というのはどこで払うのだろうと思いながら階段を上っていくと、上に受付があった。
大昔にこれほどの高い観音堂を建立したのは、観音様の御陵威が周囲の木々に遮られること無く四方八方に行き渡るようにという趣旨なのかもしれないが、確かに登りきったでは視界が広がり爽快である。その内、朝の読経が始まったので、終わるまで手を合わせる。締め詣でにはちょうど良いタイミングだった。
観音堂の裏手から、これまた地層剥き出しの切通しを抜けて笠森グリーンルートへ。
最初は平坦な道で、これなら楽に歩けると思いきや、段々と尾根が波打ち始め、昇ったり降りたりの連続で意外と疲れる。そして、途中で車道を横切る時には大きく下る。
最終的にダム湖を最南到達点と位置づけていたのだが、観湖台からの展望無く、また、湖をぐるっと回るつもりが、あちこち立入禁止となっており、来た道を引き返すこととなった。このように展望は望めないが、道上には多くの落葉が落ちており、新緑・紅葉の季節には心地良い木漏れ日山歩を楽しめると思われる。
【笠森北道】
笠森南道が木漏れ日の道だとすると、笠森北道は田園の道。青い大空に長閑な田んぼが広がっている。交通量が少ない道を選んでいると思われるが、それでも車が通らないことは無いので、私のようにフラフラ歩いていると危ない。
その最後の締めが権現の森。案内標識を無視してショートカットできそうな道を進むと谷戸田に出て行き詰まる。しかし、その先ピンクテープが点々と続いている斜面をよじ登ると正規の道に出、無事権現の森に到達することができた。
年の最後によくないことをしたようでバツが悪いが、本年何とか無事に歩ききったことについて武峯神社を通して八百万の天神地祇に感謝申し上げる。
【総括】
山を歩くと大地を感じる。大空を感じる。その片鱗に触れることのできるありがたさ。歩けば英気湧き、立ち止まれば滋養を得る。そしてまた先へと歩いていくことができる。
年の終わりに安穏とレコを書いていられることに感謝。フォロアーの皆様他、御覧いただいている方々に深く感謝。そして山々には大いに深謝し申し上げて本年の締めとする。
〜平成30年・完〜
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する