雲竜渓谷

2012年02月12日(日) [日帰り]

• GPS: 04:39
• 距離: 10.9km
• 登り: 750m
• 下り: 732m

コースタイム

0700雲竜渓谷登山口駐車場　-　0820舗装路エンド　-　0930雲竜瀑　-　1130雲竜渓谷登山口駐車場

天候

薄曇り時々雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

朝6時半頃到着。
林道ゲートまでは路面に積雪なし。
林道ゲート前の駐車スペースは既にいっぱい。
ゲート近くは二駆の普通車でも停められそうな林道の路肩も9割方埋まっている状況。
(四駆の方はガツンと雪に乗り上げて停めてました)
ゲートから100mほど下の林道の路肩が広くなっている部分に駐車。

コース状況／危険箇所等

数回ある渡河と雲竜瀑直前の登りはちょっと危険かも。
トイレは無いのでコンビニ等で済ませてきましょう。

写真

2/12 6:59

2/12 7:16

2/12 7:34

2/12 7:50

2/12 8:20

2/12 8:21

2/12 8:23

2/12 23:30

2/12 8:28

2/12 8:29

2/12 8:33

2/12 8:41

2/12 23:30

2/12 8:44

2/12 23:29

2/12 8:46

2/12 9:00

2/12 9:06

2/12 9:07

2/12 23:28

2/12 23:28

2/12 23:27

2/12 23:27

2/12 23:27

2/12 23:26

2/12 9:14

2/12 23:31

2/12 23:24

2/12 9:25

2/12 9:33

2/12 23:32

2/12 9:35

撮影機器：

DSC-TX5 SONY

PENTAX Optio W90 PENTAX

感想

zi-ken

さてさて今日は氷を見に雲竜渓谷へ。

7時を過ぎると車が多くなって、、、というレコを見て、早めに出発、途中で仮眠してから現地へ。
6時過ぎぐらいに付いたけど、その時点でけっこ車止まってて、人影も結構。
やっぱ人気あんだなぁ。


前日も雪降ってないみたいだったので、今日はスノーシューなし。アイゼンだけ持って出発。
(実際スノーシューを担いでる人は何人かいらさりましたが、履くポイントなし。シーズン入って前日に降りでもしなきゃいらないカモ。)


暫くは舗装路ウォーク。
んー、雪、薄い。大丈夫かね、氷は。

つづらおれの道を登って行くにつれて、路面の凍結が気になりだします。
んむー、滑る。。。
つってもアイゼンはくにはちょっとなぁ、と。てふてふ歩きます。
こういうときチェーンスパイクとかあると良さげですなぁ。

つづら折れを終えてしばらく行くとちっさいけど展望台があったので立ち寄り。
双眼鏡がありますね、、、ココは覗くしか!
・・・左右で見るポイントがズレてない?コレ。なんだかチラチラするので片目ずつで使用。

んむー、赤薙山山頂はガスに巻かれております。残念。

ま、ま、気にせず先へ進むぜ!
しばしうっすら登って、下りにさしかかったかなー、と思ってると、停車してる車が2台+みなさまアイゼン装着中。。。

んむ、僕らもここでつけてきますか。
・・・川を覗くと、お、氷がチラ見え。や、テンション上がるなぁ。

ここから川原へおりてきます。
いやー、昨日とかもみなさま歩いてるんでしょうなぁ。
トレースというか、もう道ですね。アイゼンがサクサクささって気持ちいいです。

しばし行くと、第一氷塊発見。
やー、でかい。かっくいーなぁ。

近寄ると下の方には折れて落ちた塊がゴロゴロ。
うひー。
当たりゃ死ねるな、コレ。

ちょこっと川を渡ったり登ったりしつつ次の氷へ。
川を渡るトコはちょっと緊張しますなぁ。
カメラ担いだ長靴派の方々がいらさりましたが、コレか。
川はさすがに長靴派有利そうだな。

んやー、しかし氷が蒼い。
かっくいーなぁ。
川を渡ってペタペタ触ると、表面はちょっと濡れてる感じ。
川を遡って行くと、砂防堤に阻まれます。
んむ、撤退!

引き返してちょこっと登って砂防堤をやりすごすと、平らなポイントが。
を、テント張ってる。
広い川原の先に幅が狭まっていく、渓谷って感じの地形が見えます。んむー、やっと来たゼ、雲竜!て感じ。

この辺から人が多くなってきました。
観光地だな、こりゃ。

や、もう氷だらけ。
もう壁ですな、ここまで来ると。

さ、渓谷へ入りますと、、、んやー、なんか世界が違うなぁ。人気があるのも分かります。
名物?裏側へ入れる氷柱のあたりで、アイスクライマー発見。

良くあんなの登ろうと思う、、、、やー、楽しそー。
かっくいーなぁ。
・・・しばし見とれてました。

さて先へ。
滝の直前あたりで急登。切り立ってるしここは慎重に。。。今日初めてぐらいの山感。
滝付近はメシ食ってる人も居るし写真撮ってる人も居るし、な感じでしたが、まあここまでの方が氷の感じとかも自分は好きかなぁ。

さて退却。
渓谷に思いを残しつつ、テントが張ってあった平らポイントへでメシを喰いつつ、帰りも川原経由で。
ここからの帰りがけにも結構団体さんとすれ違い。
みなさま大勢でいらさるのね。。。

最後は舗装路をてふてふ。


・・・大半が舗装路+人も多いのでなんだか観光地気分。
川を渡るトコさえ気ぃつければ、距離もそんなにないし、氷はかっくいーので、普段冬山行かない人にも断然オススメですなぁ。

takezo

去年の山渓の表紙を見て以来行きたかった雲竜渓谷へ。

人が多く、遅くなると車を停めるスペースがないとの事だったので、
始発集合をやめて終電集合+車中仮眠で。

深夜1時過ぎに東京を出発し、仮眠、朝食、買い出しと済ませてから東照宮方面へ。
雲竜渓谷へ向かう細い林道を登ると
ゲートに着く前に路肩に駐車した車が見えてきました。
これ以上先に進んでも駐車スペースは無さそうなので、
路肩の空いたスペースにさくっと駐車。
この時期だとこの時間でもううっすら明るくなってますね。
この日は気温も思ったより寒くなかったです。

準備万端、早速出発。初めはひたすら林道歩きです。
広場に出たと思ったら稲荷川展望台。
ここから路面の凍結部分が増えてきます。

さらに林道を進んで洞門岩に到着。
みなさんここでアイゼンを装着しているので自分らも倣います。

ここからは登山道になるのでサクサクとアイゼンの爪を効かせて歩きます。
朝早いせいか、雪も締まって歩きやすいですね〜。
川まで降りるとさっそく左右にツララがちらほら。
そのまましばらく進んで行くと、渡渉箇所がいくつか現れます。
大きなツララが現れテンション↑↑
が、渡渉の連続に?と思っていると、砂防堤で行き止まりとなってしまいました。

道を間違えたかな?と元来た道を引き返してみます。
最初、川沿いに右に行ってしまったのですが、左に高巻くトレースがありました。
高巻くルートの急斜面を上がると広くなったところへ出ます。
黄色いテントが一張り。泊まった方がいらっしゃるんですねぇ。

河原に下りる階段を下りるとさっきの砂防堤の上に着きました。
ちょっと進むと壁一面氷結した友知らずが見えてきます。
ここが写真でよく見る雲竜渓谷(ツララで出来た神殿)の入り口ですね〜。
ガチガチに凍った青白いツララの壁。いや〜見事です。

さて、氷結した斜面に唯一付けられた細いステップを辿ったりして先を進むと

!?

デカい!、デカすぎる!!
やっぱり肉眼で見ると迫力が違いますなぁ。
ツララでアイスクライミングしてる人もいます。凄いなー。
一番大きなボスツララの周りをうろついて写真を撮りまくります。

ツララの裏に回って見上げると、無数のトゲトゲが岩盤からぶら下がってます。
見てるとポタポタと水が滴り落ちてきますねぇ。
今にもツララが、ゲームみたいにプルプルって震えて落ちてきそうで怖い。。。

さて、ツララはたっぷり堪能したので雲竜瀑に向かってみます。
急斜面を登ると、上から下までガッチガッチに凍った滝の全貌が見えてきました。
見事です。

ツララも滝も堪能し、さくっと引き返しますが、
帰りはトレッキングツアー系?の集団さんとたくさんすれ違いました。
人気スポットなんですねぇ。
混雑する前の早めの時間に行って良かった。

大迫力で大満足の雲竜渓谷でした。

最後に装備等について書いておきます。
よっぽどの大雪が降った後でなければ、ワカン、スノーシューは不要と思います。
(急斜面、足1つ分の幅のステップを辿る場所、渡渉があるのでスノーシューのみでは逆に危険)
アイゼンは必須です。
軽アイゼンの人もいましたが、10本爪以上の方が楽だし安全です。
(雲竜瀑まで行くなら10本以上必須)
渡渉が多いのでピッケルよりはストックが便利だと思いました。