愛鷹山(蓬莱山〜黒岳) 〜帰省途中登山その1〜 [静岡県 裾野市]
- GPS
- 05:46
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 994m
- 下り
- 974m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 5:41
天候 | 曇時々小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
蓬莱山周辺は切れ落ちてるので注意が必要。 鋸岳は熟練者以外は近寄ってはいけない。 |
その他周辺情報 | 富士遊湯の里『大野路』の500円券が置いてあるので、浸かるべし。 |
写真
感想
年始なので、関東に帰省することに。
だが、ただ帰省するのではなく登山を経て帰省するという。
なかなか関東に近い山は遠いので、こういうときにしか登れないからね。
また静岡県内の山になるが愛鷹連山を選び、より一層近くから富士山を眺めようとする魂胆だ。
早速十里木の駐車場に着くと結構車が停まっており、殆どが地元あるいは関東ナンバーばかりで、西日本のナンバーは俺だけだった。
ルート選びだが、位牌岳〜蓬莱山までが難所らしいが時間もあまりないのでそのルートは選ばず、とりあえず沢詰めコースで石割峠を目指す。
コース上に雪が被っているが、うっすら程度なので夏装備で十分歩ける。
だらだらと長い沢コースは最後の方になれば石ゴロゴロになり、更にうっすら雪が着いているので気を付けて登り詰めれば石割峠だ。
石割峠は目の前に岩が割れている、まさに石割峠か。
ここでそのまま越前岳に行きたいところだが、やはり鋸岳が気になるので、左に折れて登る。
ロープ付きの急坂だが短いので問題なく登り詰めれば、位牌岳を筆頭に鋸岳の切れ落ちた稜線が目の前に現れ驚かせる。
その切れ落ちた稜線はもちろん今居る場所も含まるので、スリルを味わいながら蓬莱山にたどり着くと、注意書がかいてある看板がある。
どんなに危険なのか確かめようと先に進むと、まさに蟻の戸渡と言った感じだ。
雪があるなかでこの稜線に踏み入れるのは間違いなので、ここで引き返し再び石割峠に。
石割峠から呼子岳までは片側切れ落ちた小刻みなアップダウンで退屈はしない。
呼子岳は展望はないが、雰囲気的には好きな山頂だ。
驚いたのは呼子岳から越前岳へのコースだ。
今まで険しいアップダウンが続いてたのが嘘みたいになだらかな稜線に変化したことだ。
1つの山の連山でこんな変化があるものなのか。
暫く歩いて越前岳の直下を登りきると、雪解けのぐちゃぐちゃな地面の山頂がお出迎えだ。
展望も辛うじて富士市内が見えるくらいで、田子の浦からの南風による上昇気流で山頂目掛けて雲が作り出されているせいで寒いだけだ。
人もそれなりに多く落ち着かないので山頂を後にする。
とりあえず黒岳を目指すも、だらだらと長い尾根はなかなか標高を落とさないので退屈だ。
展望があれば退屈しないのだが、あいにく樹林の中だし、雲ってるので尚更だ。
そんな中で更に追い打ちをかけるかのような下からの鳴りやまない銃声。
どうやら自衛隊じゃなく、そういった施設があるみたいだが、どちらにしても耳障り極まりない。
だらだらと富士見峠までたどり着き、今度は黒岳を登る。
登り返しはそれなりだが、すぐに登りきるとあとは平坦になり、山頂まで平坦だった。
山頂に着くと大家族が占領しており、山頂での記念撮影も躊躇して出来なかったし、富士山も雲に隠れて見えない始末。
更に相変わらずの銃声で山頂に長居することなく引き返す。
あとは富士見峠に戻り、十里木の駐車場まで降りきり、おしまい。
富士山をより一層近くから拝めるつもりだったが、天気を良くみてなかったのがいけなかった。
ここら辺は富士山特有の気候で、駿河湾からの暖かく湿った南風が吹けば上昇気流で雲が涌き出るのだ。
次登るときは風向きもしっかり見とかなければなるまい。
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