子連れで雪の大山 アイゼン訓練その2


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 1,025m
- 下り
- 1,000m
コースタイム
男坂女坂分岐8:00
阿夫利神社下社9:00
富士見台10:27
山頂阿夫利神社本社11:00
(大休憩)
見晴台13:30
(昼食)
阿夫利神社下社14:40
ケーブルカーで下山
※登山ルート図は参考(下山時には下社よりケーブルカーで下山)
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
バス 大山ケーブル行き(大人300円)子供は土日50円です |
コース状況/ 危険箇所等 |
バス停降りるとすぐ近くに大きな公衆トイレあり 阿夫利神社下社付近の登山道途中にトイレあり、山頂にもトイレあり 見晴台にはトイレありません 山頂から見晴台途中に鎖場があると情報があり心配してましたが、 実際は難所というほどの鎖場ではなく、小学校1年でも手を使わず 通過することができる鎖場でした。 ただし山頂〜見晴台の一部(数十メートル) 見晴台〜下社(全区間) は荒れてはいませんが登山道の幅が狭く谷側はかなりの 急斜面ですので小さい子供(幼稚園児)などには大変危険 と感じる登山道です。 見晴台〜下社間のルートはピクニック気分で行く 方も多いかもしれませんが、完全な登山ですのでご注意ください。 ※登山ルート図は参考(下山時には下社よりケーブルカーで下山) |
写真
感想
17日夜より川崎は雨で夜中には雪になりそうとの予報を聞き、
前回の高尾山での第1回アイゼン練習に続いて2回目を行ってきました。
今回の山行は私と2号(小1)の二人。1号(小3)はまたもやドタキャン。
伊勢原駅を降りると意外にも川崎よりも雪が少なかったが、
バスで大山ケーブル駅につくと、積雪は3〜4センチくらい。
これであれば山の中腹、山頂はかなりの雪が期待できます。
まずは参道を通り女坂へ。
女坂はコースタイム40分を60分かかり下社へ
女坂は工程のほとんどが石段、階段でしかも勾配もかなり
急。足元は雪なのでかなり気を使います。
女坂を上っている段階でも足元は完全な積雪状態ですが、
昨晩降ったばかりの雪なので、アイゼンをつけなくとも
滑ることは無い。登りに関しては雪が雪の状態のまま
登山道に残っているので山頂までアイゼンはつけませんでした。
下社までの女坂は石段が多く非常に疲れましたが、
下社から山頂に向かう本坂に入ると石段は相変わらず多いものの
登山道らしくなってきてかなり登りやすくなってきました。
本坂に入ると積雪はさらに多くなり踏まれていないところでは
7〜8センチといったところでしょうか
本坂の登山道上には道標がいくつも立っていて1丁目からスタートして
28丁目が頂上なので、どこまで来たかの目安になり子供も
楽しんでいました。
20丁目が富士見台といって、富士山の見える好ポイント。
この日は快晴だったので、大きな富士山がくっきり見えました。
この富士見台で鹿さんと遭遇。なぜか草を食べるでもなく
登山者をジッと見ていました。
2号は山登りで鹿に会うのは初めて、「触ってみたい」と
犬か猫のような感覚で言ってました。「たぶん頭突きされるよ」
と脅かしておくと「角がないから大丈夫」と不思議な回答。
まあ最終的には5mほどまで近づき見てました。
この鹿不思議なことに2号を見ているようで、数名の登山者が
いるも、2号が右に歩けば右を向き、左を歩けばやはり2号だけを
ジーと見ている。背の低い子供が気になるのか??
さて20丁目を超えれば28丁目まではすぐそこ。雪は積もっていますが、
アイゼン無しでもズンズン登っていきます。
山頂についた時点でも天気は快晴。無風。日差しが強く暖かい。
お昼には少し速かったのでパン、テルモスに入れたスープなどで
軽い昼食を取り下山開始。次は見晴台を目指します。
山頂で私も2号もアイゼン装着。
登山道に雪がしっかり積もっているところ程、アイゼンがよく効いて
歩きやすい。
山頂〜見晴台の登山道は上ってきた本坂とは異なり、
くねくねと折り返しが多い→傾斜が緩やかなので、
アイゼンを使って子供と一緒に降りてくるには良いルートでした。
見晴台の手前で2箇所の鎖場があります。
鎖場があることは情報として知っていました。
この2箇所難所といわれるほどの鎖場ではなかったので、
2号も問題なくスムーズに通過することができました。
見晴台には10以上のテーブルが設置されていて、今日はここで
待望のカップラーメンタイム。
見晴台では登山会の集まりが行われており、何でもメンバーの喜寿の
お祝いだとか、近くにいた私達もお菓子や羊羹などご馳走になりました。
2号はお返しにスッパイマン(乾燥ウメボシ)を配ってました。
2号がこのような気配りができるとは、私わが子ながら感動してしまいました。
見晴台から下社までは勾配は少ないですが、登山道の幅が狭く谷側は
かなりの急勾配なので、うっかり落ちよう物なら命の危険があるルートなので
緊張しながらの歩きです。
ルート途中に【滑落死亡事故発生場所】なんて看板まで出てきて、
谷側には鎖が張ってありました。この鎖があるのでかなり恐怖心は
緩和されますが、これが無かったらたしかに怖いルートです。
大人では何てことない登山道でも子供はちょっとした拍子にコケますので、
このような登山道を歩くときはホント目が離せません。
結局下社までアイゼンを装着したまま無事に到着。
下社からはケーブルカーを使って下山をしました。
今回の大山登山ですが、アイゼンの練習は十分行えました。
雪山登山の経験はほとんど無かったので良い経験となりました。
また大山の感想ですが、場所も近く標高もそれなりにあり良いのですが、
女坂、本坂は子連れ特に小さい子供には階段、石段が多く少し登り辛い
登山ルートです。
今回2号も登山用グローブをつけて、手を使い、膝をつけて登るような
所が何箇所も出てきました。大人では一足の段差も小さい子供には
大変です。 次来るならヤビツ峠方面から登ろうと思っています。
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