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Yamareco

記録ID: 1703795
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
アジア

キナバル山〜マレーシア国ボルネオ島北部サバ州の名峰〜

2019年01月11日(金) 〜 2019年01月12日(土)
 - 拍手
rin その他7人
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
20:24
距離
25.7km
登り
3,618m
下り
2,767m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:24
休憩
0:24
合計
6:48
距離 6.2km 登り 1,455m 下り 25m
9:46
6
9:52
9:56
68
11:04
11:05
28
11:34
154
14:08
36
14:43
14:54
49
15:43
15:46
30
16:16
16:17
8
16:25
4
16:29
16:34
1
16:36
2日目
山行
10:30
休憩
2:54
合計
13:24
距離 19.5km 登り 1,029m 下り 2,591m
2:31
1
宿泊地
2:31
34
4:02
4:17
61
5:18
5:19
50
6:09
6:32
18
6:50
23
7:13
7:37
21
10:37
10:41
1
10:42
10:58
0
10:59
11:10
6
11:16
11:18
4
11:22
11:23
6
11:30
17
12:29
82
13:51
13:52
26
14:18
14:19
60
15:19
15:27
4
15:32
16
15:47
15:48
9
15:57
ゴール地点
天候 第1日目 ガスのち快晴
第2日目 快晴のち雷雨
過去天気図(気象庁) 2019年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 飛行機
成田空港〜コタキナバル空港間直行便。コタキナバル市内からキナバル公園までは約2時間、ツアー会社のワゴン車で公園まで行った。
コース状況/
危険箇所等
ルートは非常に良く整備されており緊張するような所はない。
但し、段差のある階段が多く、我々のような高齢登山者にとって登り下りでの足への負担は大きい。ストックを使用したが、かなり重宝した。
サヤッサヤハット(標高3,668m)からの上部は、巨大な花崗岩の一枚岩の上を歩くようになる。急斜面には要所要所に、太いロープが張られている。岩が濡れると滑るので、適宜ロープを掴んで登下降すること。
山頂からの帰り、私も含めて4人で、ヴィアフェラータという岩場での登下降に参加。ハーネス、ヘルメット装備で、サヤッサヤハットのちょっと下(標高3,520m)からスタートし、約2時間岩場のアクティビティを楽しむ。吊り橋、梯子などかなりの緊張感。

ログは、はっきり表示されていない。また、ゴール地点は、ティンポホンゲート。
コースタイムの表示は、時差の関係で実際には、1時間早い。
その他周辺情報 下山翌日は、テングザルリバークルーズ&ホタル観賞ツアーに参加。
ティンポホンゲート(標高1,890m)ここで、公園事務所が発行した登山IDのチェックを受ける。登山は、ここからスタート。ガス。
2019年01月11日 09:38撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/11 9:38
ティンポホンゲート(標高1,890m)ここで、公園事務所が発行した登山IDのチェックを受ける。登山は、ここからスタート。ガス。
カンディスシェルター(標高1,980m)。概ね0.5kmから1kmおきに、このようなシェルターがあり、水洗トイレも完備。トイレの床は、水浸しになっている所が多い。
2019年01月11日 10:15撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/11 10:15
カンディスシェルター(標高1,980m)。概ね0.5kmから1kmおきに、このようなシェルターがあり、水洗トイレも完備。トイレの床は、水浸しになっている所が多い。
真ん中に写っているのはリス。かなりずうずうしく、登山者の食料やお菓子を狙ってくる。ザックをいじっていたら、手を引っ掻かれた。要注意。
2019年01月11日 10:16撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/11 10:16
真ん中に写っているのはリス。かなりずうずうしく、登山者の食料やお菓子を狙ってくる。ザックをいじっていたら、手を引っ掻かれた。要注意。
ガスの晴れ間から、上部を見る。
2019年01月11日 10:54撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/11 10:54
ガスの晴れ間から、上部を見る。
ラヤンラヤンハット(標高2,702m)。ここでは、登下降の両方の登山者が憩う。我々もここで昼食。
2019年01月11日 13:27撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/11 13:27
ラヤンラヤンハット(標高2,702m)。ここでは、登下降の両方の登山者が憩う。我々もここで昼食。
食虫植物のウツボカズラ。ラヤンラヤンハットからの標高差300mの間で数多く見ることができる。
2019年01月11日 13:43撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/11 13:43
食虫植物のウツボカズラ。ラヤンラヤンハットからの標高差300mの間で数多く見ることができる。
次第にガスが取れてくる。ゴム管は、トイレ用。
2019年01月11日 14:30撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/11 14:30
次第にガスが取れてくる。ゴム管は、トイレ用。
快晴となる。山頂(ローズピーク)は、ここからは見えない。岩が圧倒的迫力で迫ってくる。
2019年01月11日 14:37撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/11 14:37
快晴となる。山頂(ローズピーク)は、ここからは見えない。岩が圧倒的迫力で迫ってくる。
ビロッサシェルター(標高2,960m)。山頂部の高峰群が良く見える。
2019年01月11日 14:46撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/11 14:46
ビロッサシェルター(標高2,960m)。山頂部の高峰群が良く見える。
元気なウツボカズラ。
2019年01月11日 15:17撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/11 15:17
元気なウツボカズラ。
ランの一種。
2019年01月11日 15:17撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/11 15:17
ランの一種。
翌日。
小屋を2時30分に出発し、ゆっくりとしたペースで登る。後から後から、ヘッドランプの灯りが続く。急斜面は、ロープに頼る。空は満天の星。
標高4,095mキナバル山最高峰ローズピークの標識。山頂はとても狭く、写真撮影の順番待ち。ネズミ?が何匹もいた。絶景。日の出を見る。
2019年01月12日 06:12撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/12 6:12
翌日。
小屋を2時30分に出発し、ゆっくりとしたペースで登る。後から後から、ヘッドランプの灯りが続く。急斜面は、ロープに頼る。空は満天の星。
標高4,095mキナバル山最高峰ローズピークの標識。山頂はとても狭く、写真撮影の順番待ち。ネズミ?が何匹もいた。絶景。日の出を見る。
山頂部から東側を見る。
2019年01月12日 06:13撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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山頂部から東側を見る。
山頂の北西側スタンドリューズピーク。
2019年01月12日 06:13撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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山頂の北西側スタンドリューズピーク。
南西側セントジョーンズピーク。右斜面は、ゴリラフェイスと呼ばれているらしい。
2019年01月12日 06:28撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/12 6:28
南西側セントジョーンズピーク。右斜面は、ゴリラフェイスと呼ばれているらしい。
下山途中、尖峰は、キナバルサウスピーク。ロープが延々と張られている。これは、ガス時の道しるべ。
2019年01月12日 06:47撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/12 6:47
下山途中、尖峰は、キナバルサウスピーク。ロープが延々と張られている。これは、ガス時の道しるべ。
ドンキーイヤーズピーク。岩が崩壊し、耳には見えない。
2019年01月12日 06:52撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/12 6:52
ドンキーイヤーズピーク。岩が崩壊し、耳には見えない。
ローズピークを振り返る。
2019年01月12日 06:52撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/12 6:52
ローズピークを振り返る。
屹立した岩峰が幾つも連なる。
2019年01月12日 06:58撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/12 6:58
屹立した岩峰が幾つも連なる。
巨大な一枚岩を下って行く。
2019年01月12日 06:59撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/12 6:59
巨大な一枚岩を下って行く。
ヴィアフェラータ(ショートコース)のスタート地点の岩壁の下り。この後、カラビナを付け替えながら、ロープ1本の吊り橋や垂直の梯子を緊張しつつ楽しむ。2時間弱かかった。
2019年01月12日 08:20撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/12 8:20
ヴィアフェラータ(ショートコース)のスタート地点の岩壁の下り。この後、カラビナを付け替えながら、ロープ1本の吊り橋や垂直の梯子を緊張しつつ楽しむ。2時間弱かかった。
我々のガイド。終了地点。スタートした所に戻った。緊張感から解放される。携帯電話を置き忘れてしまって、このガイドが、ペンダントハット小屋まで届けてくれた。感謝、感謝。
2019年01月12日 09:44撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/12 9:44
我々のガイド。終了地点。スタートした所に戻った。緊張感から解放される。携帯電話を置き忘れてしまって、このガイドが、ペンダントハット小屋まで届けてくれた。感謝、感謝。
撮影機器:

感想

会社の旧山岳部OBと家内の計8人でマレーシア国サバ州のキナバル山に登ってきた。初日は、標高3,290mのペンダントハットに宿泊。空いていて、14人部屋に9人が寝る。食事(夕食)は、ちょっと下のラパンラタ小屋で食べるが、ビュッフェ形式でとても美味しかった。ビールも少し飲んだが、高い。
2日目は、1時30分に起床、軽食後、2時30分に小屋を出発、ヘッデンを点け、山頂でのご来光を目指す。後から後からヘッデンの灯りが続く。コタキナバル市内の灯りも良く見える。
このキナバル山は、世界自然遺産で1日の入山者が厳重に管理されているため混雑することはないが、皆、ご来光を見るために夜中から頑張っている。
山頂からの絶景は、まるでどこかの別の星の世界のよう。とにかく、巨大な一枚岩が凄かった。熱帯の赤道に近いボルネオ島の山は、素晴らしい満足感を我々に与えてくれた。
帰りに、物凄い雷雨に会い、全身ビショ濡れになったがこれも一興、旅の良い思い出になった。
この山では、多くのガイド(登山者5名に対して必ず1名ガイドを付けなければならない)、ポーター、ボッカが働いており、彼らに感謝です。
海外登山は、台湾の玉山に続いて2山目。

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