最高の青空・天狗岳

2019年01月13日(日) 〜 2019年01月14日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 10.1km
• 登り: 904m
• 下り: 896m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:16
• 休憩: 0:15
• 合計: 2:31

11:36 渋御殿湯
12:13 12:20 八方台方面・渋の湯方面分岐
12:47 12:55 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
14:07 黒百合ヒュッテ

2日目

• 山行: 4:37
• 休憩: 1:03
• 合計: 5:40

7:03 黒百合ヒュッテ
7:10 7:11 中山峠
7:57 7:57 天狗岳分岐
8:13 8:13 天狗の鼻
8:18 8:24 東天狗岳
8:50 8:55 天狗岳
9:12 9:13 東天狗岳
9:13 9:13 天狗の鼻
9:18 9:19 天狗岳分岐
10:03 10:03 中山峠
10:08 10:56 黒百合ヒュッテ
11:31 11:31 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
11:52 11:53 八方台方面・渋の湯方面分岐
12:42 12:42 渋御殿湯
12:43 ゴール地点

天候

二日間とも快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き…茅野駅 10:25発のバス→渋の湯
帰り…渋の湯 14:55発のバス→茅野駅

コース状況／危険箇所等

渋の湯の登山口からしばらくは歩き固められていて若干滑りやすいので、チェーンアイゼンが有効そうでした。少し上がった箇所〜黒百合ヒュッテは締まった雪で歩きやすかったです。
登りはアイゼン使用、下りは未使用にしました。
黒百合ヒュッテ〜天狗岳は、序盤の凍った岩が露出している箇所は登り下りで若干気を使いましたが、それ以外は歩きやすい雪でアイゼンが良く効き、快適でした。

写真

渋の湯駐車場のお手洗いは冬季でも使えます。
とてもありがたい。

出発〜
ですが、1月半ばなのに山肌が緑色。

序盤は油断すると滑りそうで、しばらく頑張ったけど結局アイゼンつけました。

うっかり落として、蓋が割れてしまった。
うえー
ショック。

高見石との分岐。
高見石小屋にも泊まってみたいなぁ。

少し登れば歩きやすい雪。

唐沢鉱泉との分岐。
広々としているので、ザックを下ろしておやつ休憩。

青空が嬉しい。

網の橋。
アイゼン引っかけそう。

射し込む柔らかい光が気持ちよいですが、木々が緑色…
先月の方が白かったような。

それでも、ぎゅうぎゅうと雪を鳴らして歩く道のりは楽しい。

空〜

黒百合ヒュッテに到着。

小屋の受付を済ませてから、天狗の奥庭の方へ少しだけ登ってみました。

目の前にどーんと天狗岳の雄姿。
風が穏やかだったので、見とれ放題。

中山方面を振り返ると…うーん、緑色。

戻ります。

晩ごはんの時間まで、のんびり至福の時間。

ごうごうと暖かい薪ストーブ。

晩ごはんはハッシュドビーフっぽいのとアルファ米のピラフにしました。
大特価で購入した牛バラ肉がうまうま。

翌朝です。
外の温度計は氷点下15度くらいですが、ほぼ無風のおかげであまり寒く感じない。

出発〜

中山峠。

元旦の塔ノ岳で会えなかった、「今年初の山日の出」に会えました。
嬉しい。

少し進んだ所から。
本当にきれい。

朝陽の東天狗岳。

眼前にどっしり天狗岳

がしがしと登ります。

振り返ると、蓼科山の向こうに北アルプスがずらーっと並んでいます。

すごいー

北八ヶ岳

おお、御嶽山

天狗のお鼻がだいぶ近くなりました。
山頂まであとちょっと。

西天狗も見えてきた！

東天狗岳に到着。
最高の青空です。

南八ヶ岳の向こうに南アルプス。

西天狗岳に向かいます。

ちょっとだけシュカブラ

シャクナゲの葉かな？
満開の時期に来てみたい。

空に向かって登ります。

西天狗に到着。

無風に近い穏やかな山頂で、青空と大パノラマに見とれ放題。

南八ヶ岳。
きれい。

仲良さそうに肩を並べる北岳、甲斐駒岳、仙丈ケ岳。

わしゃわしゃ

東天狗へ戻ります。

足跡？

下りた所から振り返って。
さっきまであそこに居たんだなと思うと、嬉しくてたまらない。

下りが下手くそで、凍った岩を通過するのに気を使う。

今夏はシャクナゲの季節に合わせて来てみよう。

黒百合ヒュッテに戻りました。

だいぶ気温が上がってる。

締まった雪をぎゅうぎゅう鳴らしながら渋の湯を目指します。
アイゼンをはずした足が軽くて嬉しい。

怖！
夕暮れ時に出会ったら本気で驚くやつ。

こちらはかわいい。

まん丸。
よく出来てるなぁ

単調な樹林帯の下りは飽きてしまう事が多いのですが、この日は穏やかな雪道が嬉しくて、あっという間の下山でした。

最後の方はやはり、つるりんと行きそうな気配。
でもあと数十分のはずなので、アイゼンなしでふんばる。

堰堤に小さな氷瀑

登山口に戻りました。

登山口の眼鏡ダルマが一晩でバージョンアップしていました。
話しかけてきそう。

渋の湯バス停に到着。

12時台と13時台のバスないよねと思ったけど、やっぱりなかった。

寒いのでお風呂！

お風呂でほかほかになったのに、ロビーで飲んだ缶ビールであっという間に冷えました。

感想

suitosuito

真っ青な空にほぼ無風の、とても贅沢な冬の天狗岳へ出かけてきました。
辺り一面真っ白！とはいきませんでしたが、青空と雪の積もった登山道、雄大な景色と美しい日の出、何もかもが嬉しい二日間となりました。