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Yamareco

記録ID: 171699
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雪山ハイキング
北陸

夫婦山 〜小井波から松瀬峠を越えて〜

2012年02月27日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
2.6km
登り
373m
下り
363m

コースタイム

09:45 小井波登山口
11:10 松瀬峠
11:45 夫婦山男峰山頂  12:30
13:05 小井波登山口

【登り時間:02:00】
【下り時間:00:35】
【休憩時間:00:45】
【総行動時間03:20】
天候 【富山県富山の当日天気】
天  気:曇り
最高気温:2.8℃
最低気温:-1.9℃
露点温度:-7.1℃
湿  度:56%
風  向:東
風  速:1m/s
降 水量:0.0mm
積 雪深:41cm
日 の出:6:26
日の入り:17:43

【現地天候】
小雪が静かに降っていました。
気温は-2から0度
風は無く身を切る寒さ無し。
過去天気図(気象庁) 2012年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【アプローチ】
八尾町から県道198号線を桐谷へ向けて走って
『あげみはし』を右折し小井波へ
【道路状況】
小井波には『株式会社シムコ八尾育種改良センター』があり
しっかり除雪されているので安全運転で登れました。

【駐車場】
邪魔にならないように『株式会社シムコ八尾育種改良センター』の養豚場近くに駐車
コース状況/
危険箇所等
【登山ポスト】
なし

【トイレ】
周囲に無し

【登 山 道】
小井波の養豚場標高460m地点から歩く。はじめ夫婦山男峰北東尾根から取り付こう
と考えていたが、想像以上の急登に断念し正攻法で松瀬峠から登ることに変更。
樹林帯を歩き松瀬峠へ向かう。しかしまた峠直下から急傾斜。松瀬峠に着き男峰へ
しかし、またまた急峻。取り付きから急登急登で灌木に掴まりながら登る。
中腹から巨大岩が現われて積雪期でもあり、とにかく歩き難い。固定ロープは雪の下。
アイゼンとピッケルを忘れた事を後悔。細尾根の岩溝を避けて巨大岩を南に巻きながら
スリリングな急斜面を雪稜線へ。
下山は、男峰東北尾根を一気に尻制動で駆け下りる。

【雪  質】
スノーシューで樹林帯を歩いている時はパウダースノーでよかったのですが・・・
急登斜面ではザラメ雪の上に乾雪が積雪している状態でスノーシューで表層滑る。
スノーシューでキックステップを繰り返してしかり足場を作って登っていく。

【夫婦山について】
富山県八尾小井波地区の西に位置する双耳峰。戸田峰から北に延びる尾根の末端のお山。
昔、山名は伊豆部山(いべつやま)と呼ばれていたと
『いべつ』とは祭壇に祀る神酒を盛る瓶。
その姿が似ていたのでこのように呼ばれていたそうです。
尾根の東に別荘川、西に野積川がありいずれも井田川の支流です。
双耳峰の北峰は女山。南峰が男山と呼ばれています。
女山(740m)は展望はないそうです。男山が夫婦山の山頂とされ二等三角点があります
男山は山頂遮るものが無く展望が良いとのこと。眼前に祖父岳。南後方に戸田峰。
白木峰や金剛堂山も展望できて立山連峰・剱岳・薬師岳が遠望できて富山平野を隔てて
穏やかに広がる富山湾も見渡せえるそうです。


【他登山者】
な し

【日帰温泉】
八尾おわら風の盆 八尾ゆめの森 ゆうゆう館
場所:富山県富山市八尾町下笹原678-1
電話:076-454-3330
営業:水曜(祝日の場合は翌日休) 9:00〜21:30(閉館22:00)
交通:JR高山本線越中八尾駅から八尾町コミュニティバス環状線左回りで17分
    ゆうゆう館前下車すぐ 駐車場あり(無料)
料金:大人600円、小学生300円
http://www.uukan.yad.jp/
国道198号線桐谷地区から御鷹山を望んで
2012年02月27日 09:17撮影 by  CX3 , RICOH
2/27 9:17
国道198号線桐谷地区から御鷹山を望んで
久婦須川あげみ橋を渡って小井波へ
2012年02月27日 13:33撮影 by  CX3 , RICOH
2/27 13:33
久婦須川あげみ橋を渡って小井波へ
小井波に右折して久婦須川ダムを望んで
2012年02月27日 09:17撮影 by  CX3 , RICOH
2/27 9:17
小井波に右折して久婦須川ダムを望んで
小井波への車道積雪状況
2012年02月27日 09:23撮影 by  CX3 , RICOH
2/27 9:23
小井波への車道積雪状況
小井波の
株式会社シムコ八尾育種改良センター
2012年02月27日 09:38撮影 by  CX3 , RICOH
2/27 9:38
小井波の
株式会社シムコ八尾育種改良センター
養豚場を横を通って
2012年02月27日 13:07撮影 by  CX3 , RICOH
2/27 13:07
養豚場を横を通って
養豚場も雪の中
2012年02月27日 09:46撮影 by  CX3 , RICOH
2/27 9:46
養豚場も雪の中
目指す夫婦男峰
2012年02月27日 13:06撮影 by  CX3 , RICOH
1
2/27 13:06
目指す夫婦男峰
ありゃやや
想像以上の急登で断念
正攻法で松瀬峠から登る事に
2012年02月27日 10:16撮影 by  CX3 , RICOH
2/27 10:16
ありゃやや
想像以上の急登で断念
正攻法で松瀬峠から登る事に
雪の蜜
2012年02月27日 10:35撮影 by  CX3 , RICOH
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2/27 10:35
雪の蜜
大岩からビックな氷柱ララララ
大岩の牙みたいです
2012年02月27日 10:46撮影 by  CX3 , RICOH
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2/27 10:46
大岩からビックな氷柱ララララ
大岩の牙みたいです
松瀬峠
2012年02月27日 11:08撮影 by  CX3 , RICOH
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2/27 11:08
松瀬峠
峠からまたまた急登
2012年02月27日 11:37撮影 by  CX3 , RICOH
2/27 11:37
峠からまたまた急登
大岩が多く
岩溝に嵌り込まない様に
2012年02月27日 11:40撮影 by  CX3 , RICOH
2/27 11:40
大岩が多く
岩溝に嵌り込まない様に
急登が少し緩やかななると山頂近し
2012年02月27日 11:41撮影 by  CX3 , RICOH
2/27 11:41
急登が少し緩やかななると山頂近し
山頂手前
絵になる木
2012年02月27日 11:46撮影 by  CX3 , RICOH
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2/27 11:46
山頂手前
絵になる木
山頂到着。
山頂は南北に小さなプチ雪原
2012年02月27日 11:49撮影 by  CX3 , RICOH
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2/27 11:49
山頂到着。
山頂は南北に小さなプチ雪原
男峰山頂から双耳峰の
女峰を望んで
2012年02月27日 11:49撮影 by  CX3 , RICOH
1
2/27 11:49
男峰山頂から双耳峰の
女峰を望んで
展望は北に
富山平野そして
富山湾は見渡せます
2012年02月27日 11:52撮影 by  CX3 , RICOH
3
2/27 11:52
展望は北に
富山平野そして
富山湾は見渡せます
東は少し雲は晴れて
笹津山・大乗悟山・御鷹山そして西新山
奥に小佐波御前山
今日は、立山連峰・剱岳・薬師岳は望めず
2012年02月27日 11:58撮影 by  CX3 , RICOH
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2/27 11:58
東は少し雲は晴れて
笹津山・大乗悟山・御鷹山そして西新山
奥に小佐波御前山
今日は、立山連峰・剱岳・薬師岳は望めず
南の奥に戸田峰
2012年02月27日 12:18撮影 by  CX3 , RICOH
2/27 12:18
南の奥に戸田峰
南西の白木峰や金剛堂山は雲の中
2012年02月27日 12:11撮影 by  CX3 , RICOH
2/27 12:11
南西の白木峰や金剛堂山は雲の中
西は祖父岳は望めましたが
牛岳や大寺山などは望めず
2012年02月27日 12:11撮影 by  CX3 , RICOH
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2/27 12:11
西は祖父岳は望めましたが
牛岳や大寺山などは望めず
麓の
養豚場をズームで
2012年02月27日 11:58撮影 by  CX3 , RICOH
2/27 11:58
麓の
養豚場をズームで
今日のアイテム
ミニソリっす。
2012年02月27日 12:30撮影 by  CX3 , RICOH
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2/27 12:30
今日のアイテム
ミニソリっす。
急斜面の北東尾根を尻制動
プチ表層雪崩れて
大量の雪塊と共に落ちていきました。
2012年02月27日 12:53撮影 by  CX3 , RICOH
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2/27 12:53
急斜面の北東尾根を尻制動
プチ表層雪崩れて
大量の雪塊と共に落ちていきました。
無事下山
2012年02月27日 13:11撮影 by  CX3 , RICOH
2/27 13:11
無事下山
下山時は少し晴れて青空に
今日もイイ雪山行でした。
ありがとうございます
夫婦山男峰さん
2012年02月27日 13:34撮影 by  CX3 , RICOH
1
2/27 13:34
下山時は少し晴れて青空に
今日もイイ雪山行でした。
ありがとうございます
夫婦山男峰さん
撮影機器:

感想

ちょいと時間が空くので
日中に雪山へ

八尾の夫婦山へGO!!
地図である程度で急峻なことは覚悟してましたが
想像以上に急斜面にちょっとスリリングでした。

少々の藪漕ぎを想定内に夏道ではなくて積雪期ならではの
北東尾根からの登りを考えたのですが
想像以上の斜面で表層はパウダースノーでスノーシューの効きもイマイチなので
これではかなり時間が掛かると思い
正攻法で松瀬峠から登る事に
それでも松瀬峠からの男峰への登りも急斜面な上に
雪の下は岩場があり
西斜面は傾斜もあって滑落したら止まれないぞ!!ッて思うほどでスリリング
アイゼンとピッケルを持ってこれば良かったぁ〜って思うほどで
とにかく、とにかく登り難く難儀致しました。
それでも
山頂は気分爽快。
南方向は雲が厚く展望は無かったのですが
北方向の富山平野は展望良く富山湾まで見渡す事ができました。

下山は新アイテム
ミニソリを使って急斜面の北東尾根を一気に尻制動。
ってこれが間違いでした・・・
急斜面で方向を変える事ができず、駆け下り落ちる落ちる
途中で表層の雪が一斉に雪崩れて雪塊と共に転がり落ちました。
そして灌木に左胸を強打!!!
一瞬息ができないほど強打してしまいました。ヤマレコ記載中も左胸が痛い
登りに2時間を要したのに
下りは35分と一瞬に感じるほどでしたが
急斜面過ぎる尾根での尻制動は考えものです・・・反省・・・


そんなこんなで
今回も楽しい雪山行でございました。
スリリングな山行を
ありがとうございました
夫婦山男峰さん

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