阿蘇山

2013年05月03日(金) [日帰り]

• GPS: 05:41
• 距離: 8.1km
• 登り: 880m
• 下り: 869m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:30
• 休憩: 1:08
• 合計: 5:38

5:50 仙酔峡登山口
7:41 7:50 仙酔尾根分岐
7:57 8:02 阿蘇山
8:22 8:28 中岳
8:51 9:23 月見小屋
9:50 9:50 天狗の舞台
9:55 9:55 仙酔尾根分岐
11:10 11:26 仙酔峡登山口
11:28 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

まだほとんど車も人もいない仙酔峡駐車場。

仙酔峡つつじ祭りというのぼりがはためいていますが、残念ながら花の方はまだあまり咲いていません。

途中までは舗装された遊歩道ですが、尾根筋にとりつくあたりから本格的な登山道となります。

「呼吸器に異常がある人は登山をひかえてください。命にかかわります。」という、なにやら恐ろしげな看板が立てられています。

恐竜の背中を思わせるゴツゴツとした尾根筋を登って行きます。

時々漂う硫黄の臭気。どうもこの臭気がただよってくると息苦しくなって咳が出たりします。ツートンは平気なようなので、風邪で喉を痛めた私のみに顕われる症状のようです。呼吸器に持病は無いと思い登って来ましたが…まずかったかな？

日が昇ってきました。
荒涼とした阿蘇の風景が全貌を現します。

やっと半分？？？

半分を過ぎると、追い打ちをかけるように斜度が増します。

一部ロープが張られているような区間もあります。
それほど危険というわけでもないですが注意は必要です。

どこまで行ってもガレ場が続きます。

あれは久住かな？

ガレ場を登りきると火口壁の縁に躍り出ます。

見晴らしの良い火口壁の縁をたどり…

5分で高岳山頂に到着です。
ここが阿蘇五岳の最高峰となります。

噴煙がもくもくとわき上がっています。

本来ならば、あそこのロープウェイ山頂駅を経由しての周回コースになるはずだったんですが…。

中岳へ向かって歩いている途中、突然スピーカーを通してなにかを呼びかける声が聞こえました。風の音でよくわからなかったのですが、どうも「火山活動が活発になり……危険………ただちに避難してください」と聞こえるような気がします。

ところが、後続の登山者は、なんの躊躇もなく先へ進んでいきます。よく見ると中岳山頂にも人影があり、まったく避難する様子もありません。

…とりあえず、先行する登山者が倒れたら全力で逃げよう！（笑
君たちは鉱山のカナリヤだ！（←ひどい）
で、恐る恐るながらも中岳山頂に到着です。

中岳山頂からは、今も噴火活動を続けている火口の様子がよく見えます。

さて、中岳まで来れて満足したので引き返しますか。

高岳へ戻る道と、月見小屋に向かう道の分岐があります。

月見小屋は、古い火口の中にあるようですが実に荒涼とした風景。

月見小屋に到着。

近くの水場。

天狗の舞台というらしい。

天狗の舞台からは、根子岳がよく見えます。

天狗の舞台からの景色を堪能したのはいいのですが、舞台から降りる道がわからなくなりました(^^;

結局のところ、舞台の下を通ればいい事に気づきました。

今回の登山コースで、ほとんど唯一と言っても過言でない「植物の間」をくぐり…

さっき通った火口壁分岐から下山を開始します。

登りと同じく、下っても下っても景色が変化しません…。

やっとゴールです。山行時間の割に長く感じました。

感想

ちゃってぃ

九州の山4座目、阿蘇山ですが無事に登頂できました♪
ロープウェイがあり、周遊コースなどと紹介されていたので、もっと簡単な山かと思っていましたが、いやいや、なかなかどうして結構登り応えのある山でした。
活きた火山を間近に感じられる、これが一番の魅力ですね。