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Yamareco

記録ID: 171972
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雪山ハイキング
比良山系

蓬莱山【サカ谷道】

2012年02月26日(日) [日帰り]
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jurakusui その他2人
GPS
--:--
距離
5.5km
登り
847m
下り
141m

コースタイム

9:45坂下→9:50登山口10:00→(昼食休憩)→13:35小ピーク13:40→14:35小女郎ヶ池14:40→14:50小女郎峠→15:20蓬莱山15:30→15:45笹平→15:55打見山ゴンドラ山頂駅

*トレースは手入力です。坂谷からの登りについては適当ですので信頼性は低いものと思ってください。
天候
過去天気図(気象庁) 2012年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:JR堅田駅より江若バス 堅田駅8:45発→坂下9:30着(860円)
  ・坂下のバス停は軒先にあり小雨程度ならしのげます。

帰り:びわ湖アルプスゴンドラ 山頂駅→山麓駅(片道1000円)。
  ・料金は乗車直前に職員に手渡します。アイゼンは乗車前に外すこと。
  ・スキー場の終了時間前は混雑し待ち時間が発生します。この日は30分待ち。待っている間が一番寒かった。。
  ・最終時刻は17時台だったと思いますが、確認してください。

   山麓駅からJR志賀駅まではバス(320円)。
コース状況/
危険箇所等
【サカ谷道 登山口〜小女郎峠】
*危険箇所:サカ谷両岸は倒木などで足場が悪く、木橋(後述)とともに転倒注意。小ピーク以降の稜線一部に雪庇あり。

*サカ谷からの登りの取り付きは発見できず(後述)。また、テープがまばらな区間もありますのでルートファインディングが必要です。

*トレースはない可能性があります。雪は概ね膝下までですが、はまると太ももまでいきました。また、稜線では風でトレースが消えやすく、遅くとも1時間以内の先行者の踏み跡(ワカン)が一部消えていました。

*小女郎ヶ池の手前の稜線は眺望抜群。蓬莱山や京都北山がよく見えました。なお、小女郎ヶ池は雪に埋まりまったく見えず。


 坂下バス停から登山口へはバス道を堅田方面へ戻り、カーブ手前の分かれ道を直進、川(安曇川)へ向かいます。分岐手前に登山コースの案内板が目印になりそうです。すぐ「葛川橋」という橋があり(雪の山が立ちはだかり最初なにか分からず)、渡った先の左に道標があります。サカ谷はまず左岸、堰堤を越えた先の木橋で右岸に行きます(木橋には雪が積もり一目では何か分からず)。その後にある登りの取り付きは発見できませんでした。出会った方によると目印の木(?)が倒れていたとのこと。結局、しばらく右岸を進み、右から落ち込む谷に出合い見落しと判断し、戻りながら登れそうな斜面を探して尾根を目指しました。
 尾根で登山コースと合流、以降はテープを頼りに針葉樹の中を行きます。エアリアにある「広葉樹林帯で大きく右にカーブ」は、確かに広葉樹(大半は落葉していますが、一部葉が残っています)の一帯を前にして転回点がありました。ポイントの木に矢印やテープが設置されていますが、近くに来たら辺りの木を慎重に探してください。
 
【小女郎峠〜蓬莱山〜打見山】
*危険箇所:蓬莱山までは琵琶湖側の雪庇に注意。

*トイレ:笹平、ゴンドラ山頂駅にあり。

*蓬莱山から打見山まではスキー場の敷地外にある登山道を通りますが、笹平でスキー場内に入る際はコントロールを失ったスキーヤーらが突っ込んでくることがあるかもしれませんので一応注意。
坂下バス停より。頂上はおそらく白滝山。
2012年03月01日 21:04撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
3/1 21:04
坂下バス停より。頂上はおそらく白滝山。
安曇川にかかる葛川橋。雪が小さい丘のように積み上げられていました。
2012年03月01日 21:04撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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安曇川にかかる葛川橋。雪が小さい丘のように積み上げられていました。
渡って振り返ったところ。
2012年03月01日 21:04撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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渡って振り返ったところ。
登山口。写真、右中ごろに道標あり。
2012年03月01日 21:04撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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登山口。写真、右中ごろに道標あり。
坂谷沿いの道には倒木が多いです。何度もまたがないといけません。
2012年03月01日 21:04撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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坂谷沿いの道には倒木が多いです。何度もまたがないといけません。
尾根に出て登山道に合流。しばらくすると標識がありました。
2012年03月01日 21:04撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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尾根に出て登山道に合流。しばらくすると標識がありました。
エアリアの転回点と判断したポイント。木に赤矢印がうっすらと。ここを直進したら大変ですので注意。
2012年03月01日 21:04撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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エアリアの転回点と判断したポイント。木に赤矢印がうっすらと。ここを直進したら大変ですので注意。
同じくポイントにて。右の木に複数のテープがあり強調されているようです。
2012年03月01日 21:04撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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同じくポイントにて。右の木に複数のテープがあり強調されているようです。
レスキューポイントがありました。ここが小ピーク?
2012年03月01日 21:04撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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レスキューポイントがありました。ここが小ピーク?
この辺りは樹氷エリア。
2012年03月01日 21:04撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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この辺りは樹氷エリア。
稜線に出ると風雪でトレースが消えてゆきます。先行者のワカンがうっすらとなっています。
2012年03月01日 21:04撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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稜線に出ると風雪でトレースが消えてゆきます。先行者のワカンがうっすらとなっています。
一部に雪庇あり。
2012年03月01日 21:04撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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一部に雪庇あり。
日差しのない薄暗い風景につぼみの赤が映えます。
2012年03月01日 21:04撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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日差しのない薄暗い風景につぼみの赤が映えます。
小女郎ヶ池の手前の稜線は展望良好。京都の北山方面。深山の趣きあり。
2012年03月01日 21:04撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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小女郎ヶ池の手前の稜線は展望良好。京都の北山方面。深山の趣きあり。
落ち込んでいるところが小女郎峠。
2012年03月01日 21:04撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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落ち込んでいるところが小女郎峠。
蓬莱山。
2012年03月01日 21:04撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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蓬莱山。
峠から蓬莱山への尾根。
2012年03月01日 21:04撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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峠から蓬莱山への尾根。
小女郎ヶ池にて標識が肩まで埋まっていました。お風呂だったら暖かそう。
2012年03月01日 21:04撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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小女郎ヶ池にて標識が肩まで埋まっていました。お風呂だったら暖かそう。
峠方面に雪原が広がります。
2012年03月01日 21:04撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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峠方面に雪原が広がります。
池はおそらくこの下に。
2012年03月01日 21:04撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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池はおそらくこの下に。
案内板を発見。伝説などについていろいろ。
2012年03月01日 21:04撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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案内板を発見。伝説などについていろいろ。
小女郎峠から蓬莱山へは琵琶湖側の雪庇に注意。
2012年03月01日 21:04撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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小女郎峠から蓬莱山へは琵琶湖側の雪庇に注意。
雪紋というようです。この日は他のところでもこのような風の芸術が見られました。
2012年03月01日 21:04撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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雪紋というようです。この日は他のところでもこのような風の芸術が見られました。
ガスで琵琶湖はうっすらと。それでも高度感があります。
2012年03月01日 21:04撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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ガスで琵琶湖はうっすらと。それでも高度感があります。
蓬莱山頂上の直前より来し方を振り返る。この付近もなかなかの展望です。
2012年03月01日 21:04撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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蓬莱山頂上の直前より来し方を振り返る。この付近もなかなかの展望です。
山頂にて。石碑、展望案内のほかお地蔵さんもあります。
2012年03月01日 21:04撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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山頂にて。石碑、展望案内のほかお地蔵さんもあります。
笹平から打見山への途中にもお地蔵さん。だんだん雪に埋もれていくのが面白い。
2012年03月01日 21:04撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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笹平から打見山への途中にもお地蔵さん。だんだん雪に埋もれていくのが面白い。
撮影機器:

感想

 坂谷からの登りが見つけられず、登山道から外れた登りには苦労が多かったです。そういうわけでクライマックスは前半に訪れて終わり、後はゆったりとした気持ちの良い雪山になりました。天気が悪かったのが残念なものの、薄暗い雪の風景がおごそかに感じられ、果てが霞んで見えない山々にこれまた魅力を感じてしまいました。北山の方も行ってみたいです。

 ただ、前が見えないほど天気が悪かったらルートの発見が大変だったでしょう。このコースは人が少なく、踏み跡を期待できません。好天時に入る方が安全だと思います。

 あと、小女郎ヶ池があるところの上にトレースがありましたが、これから気温が上昇するにつれリスクは高まるでしょう。落ちたら大変です。もし通行される場合は十分に注意してください。

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コメント

サカ谷道
こんばんは。
また、比良に行かれたのですね。

サカ谷道
けっこう分かりづらいルートですね。
秋に小女郎池から下りで使いましたが、ぼーっと歩いてると何度かルートを見失いました
ぼーっと歩いてる奴が悪いですけどね
2012/3/1 22:47
こんばんは
tomokikiさん、また行ってきました。

サカ谷道は分かりづらかったです。
でも、登りより下りの方が難儀する気がします
私の場合、さくさく歩いて気持ち良くなって、ついルートを外すことがあります

比良は登り甲斐があっていいですね。いろいろもぐり込みたくなります
2012/3/1 23:41
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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利用交通機関:
技術レベル
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体力レベル
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