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Yamareco

記録ID: 1727754
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
芦別・夕張

大夕張八百五十

2019年02月11日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:41
距離
5.8km
登り
559m
下り
553m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:42
休憩
0:00
合計
4:42
6:44
282
スタート地点
11:26
ゴール地点
かつて炭鉱町と学校があり、スキーゲレンデとして使われていたという849.6mのピーク、標高をそのままの名前として八百五十と呼ばれている。晴れれば夕張岳の展望が得られるはず、と登ってみることにした。数年前に登ろうとしたことがあるのだが、登山口を間違えて山頂に到達しなかった。http://tiroro.haru.gs/850/850.htm を参考にさせていただいた。

林道以外は樹木が濃い山だろうから、足は100cmの幅広ショートスキー改造の自家製スキーシュー、テレマークビンディング付きを選んだ。靴はスカルパT4。

雲がかかって夕張岳の姿は見えなかったが、ときおり見渡せるシューパロ湖のめったに見えない角度からの展望は素晴らしい。

12日追加、7年前に、訪れていて、ほぼ同じルートをたどっていたようだ。そして、同じようにアイスバーンとクラックで苦労して退散していた。https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1830608455&owner_id=5412090
過去天気図(気象庁) 2019年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
携帯電話基地局のたま?の除雪スペースあり。3台ほど止められるが、止めて良いものかはよくわからない。出かけに開発局の除雪車が入り、挨拶しておいたが・・
コース状況/
危険箇所等
上部の雪庇、クレバス、風上側のアイスバーン
その他周辺情報 三笠の桂沢スキー場でファットバイク試乗会をやっていた。
除雪スペース。通行は多くないので、路肩に止めるほうが良いのか?
2019年02月11日 06:56撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
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2/11 6:56
除雪スペース。通行は多くないので、路肩に止めるほうが良いのか?
開発局の除雪車。作業員のお兄さんに挨拶しておいた。気をつけてね、とのやさしい言葉。
2019年02月11日 06:57撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
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2/11 6:57
開発局の除雪車。作業員のお兄さんに挨拶しておいた。気をつけてね、とのやさしい言葉。
びっくりした。トレースがある。トレース外だと脛の半分ぐらい埋まるので、ずいぶん楽をさせてもらった。
2019年02月11日 06:57撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
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2/11 6:57
びっくりした。トレースがある。トレース外だと脛の半分ぐらい埋まるので、ずいぶん楽をさせてもらった。
振り返るとシューパロ湖の向こうから日が昇る。
2019年02月11日 07:20撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
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2/11 7:20
振り返るとシューパロ湖の向こうから日が昇る。
作業道もけっこうやばい斜面の下を通っている。
2019年02月11日 08:05撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
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2/11 8:05
作業道もけっこうやばい斜面の下を通っている。
標高700mあたり。ここから左の尾根に取り付くはずだったが・・
2019年02月11日 08:34撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
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2/11 8:34
標高700mあたり。ここから左の尾根に取り付くはずだったが・・
トレースは右側の斜面をほぼダイレクトに上がっている。
2019年02月11日 08:34撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
2/11 8:34
トレースは右側の斜面をほぼダイレクトに上がっている。
斜面上部、やっぱり雪庇が待ち構えている。そーと通過。
2019年02月11日 08:49撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
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2/11 8:49
斜面上部、やっぱり雪庇が待ち構えている。そーと通過。
北側ピークを右側から回り込むと快適な斜面。なるほど、これを滑りに来た人たちだね。
2019年02月11日 09:09撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
2/11 9:09
北側ピークを右側から回り込むと快適な斜面。なるほど、これを滑りに来た人たちだね。
北側ピークに到着。
2019年02月11日 09:25撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
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2/11 9:25
北側ピークに到着。
短かくて平坦なはずの849.6mの山頂への道は簡単ではなかった。東側(左)に寄ると雪庇がずれるクラックに落ち込む。右側はアイスバーン。幅広ショートスキーでは抵抗できない。滑ると結構落ちそうだ。
2019年02月11日 09:40撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
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2/11 9:40
短かくて平坦なはずの849.6mの山頂への道は簡単ではなかった。東側(左)に寄ると雪庇がずれるクラックに落ち込む。右側はアイスバーン。幅広ショートスキーでは抵抗できない。滑ると結構落ちそうだ。
山頂から北側ピークへ慎重に戻る。
2019年02月11日 10:04撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
2/11 10:04
山頂から北側ピークへ慎重に戻る。
安全な北側ピークでシールをはずす。
2019年02月11日 10:19撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
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2/11 10:19
安全な北側ピークでシールをはずす。
北側ピークから846m山頂を望む。見た目、大したことはないのだが。
2019年02月11日 10:26撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
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2/11 10:26
北側ピークから846m山頂を望む。見た目、大したことはないのだが。
100cmの板、それなりに滑ります。
2019年02月11日 10:31撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
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2/11 10:31
100cmの板、それなりに滑ります。
作業道に戻る。
2019年02月11日 10:58撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
2/11 10:58
作業道に戻る。
むこうに見えるのは石炭カスでできたズリ山。登ってスノーボードで降りてくる一団がいた。
2019年02月11日 11:00撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
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2/11 11:00
むこうに見えるのは石炭カスでできたズリ山。登ってスノーボードで降りてくる一団がいた。
ダム嵩上げで面積の増えたシューパロ湖
2019年02月11日 11:04撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
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2/11 11:04
ダム嵩上げで面積の増えたシューパロ湖
本日のスタッフ。ラッセルフラップはつけっぱなしになっている。シールは細板用のを2本並列して貼っている。インサートビス加工し、ビンディングをジルブレッタ125に載せ替え、普通の登山靴でも使える。でもT4で使う方が楽だ。https://www.flickr.com/photos/threepinner/32124642362/
2019年02月11日 11:21撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
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2/11 11:21
本日のスタッフ。ラッセルフラップはつけっぱなしになっている。シールは細板用のを2本並列して貼っている。インサートビス加工し、ビンディングをジルブレッタ125に載せ替え、普通の登山靴でも使える。でもT4で使う方が楽だ。https://www.flickr.com/photos/threepinner/32124642362/
帰り道、三笠の桂沢スキー場ではファットバイク試乗会をやっていた。
2019年02月11日 12:23撮影 by  arrowsM03, FUJITSU
2/11 12:23
帰り道、三笠の桂沢スキー場ではファットバイク試乗会をやっていた。

装備

個人装備
スキーシュー 長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター 毛帽子 予備靴ひも ザック 行動食 コンパス ヘッドランプ GPS カメラ

感想

この辺りから登れば一番近いな、という所に除雪スペースがあり、駐車させてもらう。びっくりしたのは、こんな有名でない山なのに、昨日付いたと思われるスキーのトレースがあったこと。まだ植林してまもない斜面を登ると思惑どおり作業道があり、それをたどっている。

計算違いは作業道を外れたところから。標高700mあたりから、南側に折れて、山頂南側のピークから東に出る尾根をたどるつもりだったのだが、トレースは山頂北側のピークを目指してまっすぐ上がっている。おそらく山頂を狙うのでなく、思いの外快適な斜面で滑走するためのトレースだったようだ。

せっかくなのでトレースを辿った。ところが、予想どおり雪庇が上で待ち構える急斜面で怖い思いをした。それでも北側ピークまではまだましで、そこから849.6mの山頂に到達するには、右はアイスバーン、左は雪庇がずり落ちるためにできたクラック、という恐ろしいルートだった。

スキーを外せば安全かもしれないが、ズボズボと時間がかかるので、スキーで行く。山頂には長くとどまらず、シールつけたまま、慎重に北側ピークへ戻る。ここからシールを外して滑降開始。板が短いため、前後方向に振られると弱く、3回ほどしょうもない所で転倒した。

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