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Yamareco

記録ID: 1729310
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無雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

甑岳

2012年05月26日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.0km
登り
685m
下り
685m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車

感想

村山市にある甑岳に登りました。

最初は植林地の中を行きます。
最近では荒れるに任せた植林地が目立ちますが、ここは下草狩り、枝打ちなど丁寧に手入れがなされており気持ちよく歩けます。

しばらく歩くと馬立沼への分岐に到着します。
…なんだか「にょろにょろ」の気配を感じます。
というわけで馬立沼はパス! まっすぐ山頂を目指すことにします。

分岐をすぎると一旦傾斜は緩くなり、明るい雑木林の中を歩きます。
若葉の季節…森が一番明るく華やかな季節ですね。
お花の姿も見かけるようになりました。
ニリンソウは今が盛りのようで、登山道脇にたくさん咲いていました。

一登りして稜線に出ます。ここで右からハチカ沢コースが合流してきます。
まだ行程の半分も来ていないわけですが、すでにやられています…。
いや、とにかく暑いんですよ。

とりあえず稜線に出たことによって見晴らしが良くなり山頂らしきピークも見えてきました。
先が見えてくるとちょっと元気になれます。
稜線は稜線で、先ほどとは違う花が咲いていて目を楽しませてくれます。

道は緩急をつけながらも登り一辺倒で山頂を目指していきます。
すると唐突に「徳内坂」という看板がありました。
姫神山の「ざんげ坂」しかり、わざわざ名前が付けられている坂っていうのは急坂と相場が決まっているわけですが…

やっぱりだよ!
ここに来てコース中最大の急勾配が目の前に立ちはだかってきました。
くは〜、すでに暑さにやられつつあるというのにキッツいなぁ。

しかし、この徳内坂は山頂(広場)手前の最後の難関。
登り切ると一気に視界が開け、周辺の山々や麓の平野が見渡せるようになります。

そして山頂(広場)到着!
なんだか居心地が良さそうなところですね。

山頂(広場)には、「青雲の志」と書かれた立派な碑が鎮座しています。
最初はなんのことやら意味がわからなかったのですが、どうやら村山出身の最上徳内という人を顕彰した碑のようです。
この最上徳内という方、地方の一農家の出でありながら立身出世を果たし探検家としても大きな功績を残している方だそうで。

さて、先ほどから山頂(広場)という書き方をしてきました。
なぜかと言いますと厳密にはここが山頂ではないからなんですね。
三角点のある山頂はもう少し先になるようです。

三角点があるのに頂を踏まないで帰ったのではすっきりしないのでもちろん三角点山頂へと向かいます。

急に道が藪っぽくなってきました。
山頂広場まではよく整備されたとても歩きやすい道だったのですが広場から先、三角点山頂に向かう道はどうにも頼りない道になってしまいました。

倒木やらツタやら残雪やらで歩きにくいこと。
ガイドブックには三角点山頂は眺望がない…とありましたので実質的に山頂広場が山頂扱いされ、ここまで入ってくる人は少ないようです。
東根山の山頂みたいですが、あっちよりもないがしろにされているような気がします。

…というわけで三角点山頂です。
うん、確かに眺望無し。
記念写真もあまり絵になりませんなぁ。
撤収!

山頂広場からは北側はあまりよく見えないのですが、南側の麓の景色や東側に広がる御所山山塊、西側の葉山などなどが見えます。
最初は月山かと思ったのですが、次の日に見た月山はもっと残雪が多かったので…。
さすがにこのあたりの地理には不案内なので、山座同定も難しいです。

山頂広場でランチをいただき、下山します。
下山は往路を辿ります。
てってって〜と下り、1時間ほどで登山口へ。
若干、装備に不安があったものの何事もなく無事帰還!

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