西穂山荘冬山安全登山講習会

2019年02月09日(土) 〜 2019年02月11日(月)

• GPS: 56:00
• 距離: 3.6km
• 登り: 295m
• 下り: 296m

コースタイム

1日目1405ロープウェイ西穂高口駅ー1540西穂山荘
実技講習：アイゼンワーク・ピッケルワークの基本
机上講習：冬山の基本と安全対策、ビーコン
2日目
実技講習：雪洞・ラッセル歩行訓練・滑落停止・ビーコン救出
3日目
机上講習：冬山の気象・遭難事例
実技講習：イグルー作り
1105西穂山荘ー1200ロープウェイ西穂高口駅

天候

ほぼ雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

前夜0100広島発〜仮眠休憩取りつつ1200新穂高温泉着
冬は一番奥に駐車できます（無料）
ロープウェイは往復2,900jro割引300＆6キロ以上の荷物往復600で計3,200円

コース状況／危険箇所等

【ウェア】
上：アンダー、ベース、ウィンドストップジャケット、
　　ペラジャケット（講習）、ハードシェル、ダウン（未使用）
下：裏起毛タイツ、ボードパンツ
アクセ：ビーニー、バフ、ネックウォーマー（未使用）、
　　　　冬用グローブ＆フリース手袋かボードグローブ、
　　　　サングラス（未使用）、ゴーグル
　　　　ソックス、冬用登山靴、ゲイター（未使用）
装備：ストック、アイゼン（下山）、
　　　ピッケル（講習）、スノーシュー（講習）

写真

山荘アレコレ　全食撮ってなかったので雪洞のような山荘入口

掘った雪洞の中、5人入れました

2/10 8:22

自分がやるならこれかな

2/10 8:41

2日目、つかの間の晴れ

2/10 17:38

つかの間の晴れ間で白山

2/11 10:27

イグルー天井も中からふさぐんだって

2/11 10:49

講師陣とNHK長野の取材

2/11 11:36

なんでスノーシューで下らなかったのか・・・

撮影機器：

サイバーショット DSC-TX30 SONY

感想

mayapon

最後までぐずぐずたいぎいな・・・と思っていた冬山講習。何と募集開始から10分で募集打ち切りになるほどの人気だそうな。
いつものことですが行ってみれば、同じ班の方や同室の方がいい人ばかりで想像以上に楽しめました。
楽しかったのはラッセル歩行訓練と滑落停止。
ラッセルするほどの雪がなかったので、ワカン推奨の訓練だったのですが、スノーシューは平地歩き用！と豪語していた講師の思惑を外し、ワカンを持たない私は新雪パウダーで坂滑りを楽しんだ後は、急坂もスノーシューで登り切ってやりました。
滑落停止では、下から見てこんなとこ落ちるの？と思うような角度で数日前の雨が凍ったガリガリの斜面でしたが、滑ってみたら案外平気で、膝やら肘にあおじを作ったり、顔も雪面で擦ったりしつつも面白かったです。
雪洞とビーコンではヤル気なくでくのぼうと化していました。どちらも掘り出すのが疲れる疲れる・・・上半身の筋肉痛が半端ない。
2日目にありがたい指摘を講師の方に受けてからは、我がB班は素晴らしいチームワークを発揮し始め、本当に楽しくなりました。
天気が微妙だったこともよかったかな・・・天気が良かったら講習どころじゃなく、歩きたくてウズウズするでしょうから。
講習後、ついアイゼンで下山してしまいましたが、せっかくの新雪で、スノーシューで下りなかったことがたった一つ著しく後悔することでした。
講習、一度受けなければいつまでも心が定まらなかったと思うので、この講習を受けてよかったです。満足しました。もう受けなくていいと決意できました。
西穂山荘は暖かく、とても快適！また行きたいです。