足もとのお悪い中、高尾、景信
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- GPS
- 05:20
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 881m
- 下り
- 780m
コースタイム
8:20 薬王院 8:35
8:50 高尾山頂 8:55
9:50 小仏城山 9:55
10:40 景信山頂 11:30
12:38 小仏バス停
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
到着:小仏バス停→JR高尾駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪が残るところも少しあるが、雪が解けた跡のむかるんだ泥状態のところが多い。 |
写真
感想
<テーマ>
先週はあつまりがあって山歩きできず。今週はどうしようか奥多摩の山を物色したが、ちょっと雪が多そうで自信なし。しかし雪は踏んでみたいので、「景信山まで行けば雪があるかも」と思って出かけた。結果はちょっと残念なことに。
<道すじ>
高尾山口駅から、稲荷山コースを行こうかと思ったが、そういえばはんこを押さねば、と思い直し健康登山の印をもらうために薬王院へ。病院わきの上り口から霞台に上がる。雪はないが足元がだいぶ湿っている。
ヤマレコのレポートに高尾山頂と城山の間はぬかるみがひどい、となっているので、少し上がったところでスパッツを着用。ザックをおろして足に捲いていると前をおばあちゃんがひとり通過。健康登山のグループとお見受けする。スパッツはなかなか手間がかかるがようやく整えて出発。ここの登りは高尾エリアではなかなかの急坂、朝一ということもあるのか、いつも相当息が切れる。こののぼりの半ば過ぎでおばあちゃんに追いつく。「早いですね」といって道を譲ってもらった。
そのまま霞台まで登って少し休んで写真を撮っていると、ふと気がつくとおばあちゃんが先を行く。あれれ、と思って歩き出す。
男坂女坂の分岐の手前で追いついて、「また追いつきました」「コンパスが違うからね」といわれたが、どうもあまりスピードに差はないようだ。結局社務所ではんこを待つ間(8:30から)このおばあさんに花のいい所の話など教えてもらった。
<高尾山頂から>
9時前に高尾山頂に着いたが、人影はまばら。天気予報が曇り、先週央の雪のあとの懸念などか。高尾といえば、の名物富士山も残念ながら雲の中。そそくさと先に進む。
高尾山頂から奥に下りる階段は氷結したようになってアイゼンなどがないと危ない状況だったがこの日はきれいになくなって問題なし。その先は南側の捲き道を行ったが少し足元がゆるい程度で問題なし。晴れていれば早春の雰囲気だが空がどんよりではいまいち壮快とはいえないか。
向こうから元気のよさそうな大柄の男性が歩いてきた。「イノシシ来ませんでしたか?」「え?」「さっきイノシシがこっちに走っていったんですわ。結構大きいのが。下に下りたんかな。」「きませんでしたね。そりゃ見たかったな。」そのあと少し歩いて行くと舌のほうでガサゴソ音がする。これは下のほうにいるのかと見てみたが、見つけることは出来なかった。しかし見てみたかったとは言ったが、向こうからイノシシが突進でもしてきたらどうすればいいのか、悩ましいところだ。高尾山で熊よけの鈴を付けて歩いている人がいるが、「高尾山に熊がいるのかい」と内心ツッコんでいたが、さてイノシシをよけるにはどうするのだろう。
さて、捲き道から本道に戻るとだんだん足元が泥沼化してきた。朝早めに来ればまだ固まっていてそうでもないだ労と予測していたが甘かったようだ。中には沼田という感じに耕されているところもある。一丁平手前の休憩所は雪が残っていたが、道はほぼ泥の道である。
<小仏城山から>
城山山頂も閑散。いつもの賑わいはない。それにしてもここは新しいベンチがずいぶん出来て、茶屋のまわりのだいぶぼろくなったベンチは稼動が悪くなっている。店の売上げにも響くかもしれないな、と思いながら新しいベンチに座る。ただ、富士山が出れば店の方がS席になるが。
城山も小休止で景信に向かう。いつも気を遣う城山からの下りはシャーベットの雪が残っている。スパイクをつけようかとも思ったが、峠までだろうと思い、カチカチでもないのでつけずに降りた。ここは意外に滑らず問題なし。しかし、影信への登りはまた泥の道で、傾斜があるところは滑って上りにくい。景信山頂に着いたころには靴も相当泥だらけである。
<景信山頂から>
景信山頂もいつもの人ではどこへやら。着いたときは店の人以外は3〜4人だろうか。ここでこれほど人がいないのは初めてかもしれない。この日は始めからなめこ汁を食べるつもりで店の前に席を取った。すると途中で前後した同年輩の人が来て少し離れて隣に座る。この方が「なめこうどん下さい」と頼むのを聞いて、それはうまそうだな、と。後追いは好むところではないが、何やら後から思い出しそうで、意地を張らずに小生も注文した。ボリュームたっぷりのなめこうどんに持参したパンとおにぎり、ややカロリーオーバーかもしれないがおいしくいただいて、コーヒー飲んで幸せである。
これまで地図は道を確かめるために見ていたが、ふと思い立って風景と地図と磁石を見比べることを恥ずかしながらはじめてやって見た。比べてみるとなるほど良く分かる。なるほど山に登って山頂で地図を広げる人が多いのは当たり前だと、いまさらに認識した。
さてこの日は足元悪く、景色も悪く、しかもちょっと左のひざが痛い。早めに帰る用事もある、ということでここから小仏バス停に下りて帰ることに。しかし、この下りの道は前に一度下りたが台風の後だったか道がV字溝になって歩きにくかった記憶がある。泥道の問題もある。堂かな、と思いながらトイレのわき辺りを下っていくとやはり相当泥が深い。しかしバスの時間もあるな、と思ってトントンと下っていった。ところが少し下ったところに泥の斜面というべきところがあって、不用意に足を乗せたところ見事に転んでしまった。尻は泥だらけである。カッコワルい。
そこから降りる道すがら、もっと慎重に歩けばよかったと反省しきりである。途中であった10人ほどのグループのおじさんには目ざとく見つけられ、「あそこは良く転ぶんですよ」と慰められた。年末に小仏峠下で氷に乗って転んで以来である。
車道に出てズボンを雨用に穿き替えたが時間を見るとバスの発車にい間に合うかきわどい。小走り煮がこれでバス停に急いだがこれで乗り遅れたら踏んだりけったりだ、と思って走った。しかし思っていたより最後は近く何とか2分前にバス停到着。増発で2便あるものの一位でなく閑散の2台目に乗って高尾駅に。
<帰宅後>
大学入試を終え結果待ちのわが長男。受験前の自信はどこへやら、すっかり悲観的になり、一縷の望みに願いを託す日々。その息子に一言。
「おい、お前の身代わりになって、俺が思いっきり滑ってきてやったぞ。安心しろ。」
私も先々週の金時山から明星ヶ岳のぬかるみでひざを痛めてしまいました。
今週はリハビリも兼ねて奥多摩のケーブルカーで登れる山でも行ってみようかな?と考えています。
ご子息の無事の合格祈念しております。
合格祈願ありがとうございます。しかしながら合格の可能性は極めて低そうなので、浪人となりましたら一緒にどこかへ上りに行こうかな、と思っております。
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