佐屋街道番外編 三里の渡しを歩いてみた

2019年02月23日(土) [日帰り]

• GPS: 06:28
• 距離: 21.4km
• 登り: 8m
• 下り: 4m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:25
• 休憩: 0:03
• 合計: 6:28

8:29 名鉄佐屋駅
13:54 13:57 桑名宿
14:57 桑名駅

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車

In:名鉄佐屋駅
Out:JR桑名駅

コース状況／危険箇所等

最初のうちは田んぼの中の用水路の横を歩くが、結構車の量は多い。
木曽三川を渡る二つの橋（尾張大橋、伊勢大橋）は、歩道が狭く、水面からの高度感もあり怖い。自転車や歩行者が通るので、対向時には注意したい。
川の堤防の上を歩く所はのんびり歩けてよいのだが、風が強いので、帽子や地図などを飛ばされないようにしましょう。

その他周辺情報

コンビニは、佐屋の国道、国道１号線付近、長島の鎌ケ地にあった
尾張大橋を渡った所にはモスバーガーがあり、終点の桑名ははまぐりで有名
自販機は適度にある

写真

2/23 8:32

名鉄の佐屋駅からスタート
まずは三里の渡し址に戻ります

2/23 8:37

目の前の道が巡検街道
少し高い所（おそらく自然堤防）にあるのがわかります

2/23 8:41

三里の渡し址
ここから再開

2/24 9:44

この辺になります
左側の地図は明治の地図

2/23 8:47

佐屋交差点から南下を開始

2/23 8:57

コンビニの所で国道横の農道に入ります
地形図上では特に標高の低い地域で、旧河道でもあったのだろうと推測できる地域です

2/24 9:50

このあたり

2/23 9:08

海部幹線水路
ここにそって歩くと、何となく旧佐屋川の中を歩いている漢字になります（笑）
佐屋側が残っているというよりは、農地のために引いてきたというイメージです

2/23 9:10

本当は管理用の道なので、一般車は「ご遠慮ください」なんですが、どんどん車は入ってきます

2/23 9:16

東側佐屋側は土台が低く、新しい家が目立ちます
伊勢湾台風の際は被害を受けた地域です

2/23 9:16

一方西側は土台が高く、古めの家が多い、いわゆる輪中集落
こちらは伊勢湾台風でも大丈夫だったそうです

2/23 9:20

6％という急坂です（笑）

2/23 9:34

海部幹線水路
わかりにくいんですが、水面にかなりの高低差があります

2/23 9:44

右側から木曽川の堤防が近づいてきます

2/23 9:53

木曽川河川総合管理所弥富管理所

2/23 9:54

東名阪道をくぐります

2/23 9:57

このSTA154終点の看板のあたりが、旧佐屋川の終点で、木曽川との合流点でしょうか？

2/24 10:00

このへん

2/23 9:59

土台の高い家
この辺は海抜マイナスの地域です

2/23 10:07

五明公園
ここに三角点があるはずだったんですが発見できず
標高はマイナス0．6m
山頂など目立つ場所に設置される三角点の中では異色なものですが、異色だけに4等三角点
だだっぴろい濃尾平野ですから、高い場所がないんですけれどもね

2/23 10:27

左が近鉄
右がJR

2/23 10:34

国道1号線を尾張大橋方面へ
歩道がない・・・

2/23 10:36

尾張大橋
木曽川を渡ります　全長878.8m
この橋ができる前は、ふたつやの渡しという無料渡船がありました（という情報は出発前に調べておけよ。。。）

2/23 10:37

1m少ししかない狭い歩道で、水面との高度感もあり、怖いです

2/23 10:39

木曽川

2/23 10:41

木曽川

2/23 10:43

後ろから自転車が来た・・・
抜いてもらうのも怖いです
足を止めると、隣の車道を走る車の揺れが伝わってくるんですよ

2/23 10:44

それでも写真を撮る
木曽川

2/23 10:50

わたりきりました
11分かかりました
わたったところでへなへなと休憩

2/23 10:54

反対側からみた尾張大橋は美しい橋です

2/23 10:56

堤防の上を鼻歌まじりに南下

2/23 10:57

中央が藤原岳
左が御在所岳

2/23 11:22

三里の渡しで確実に陸路でたどれる所が、桑名市鎌ケ地の鰻江川旧河道です
三里の渡しの船は、この鰻江川を使い、木曽川から長良川、揖斐川方面へ抜けました
中央の道路（もしくはその右側）が旧河道にあたります

2/23 11:24

明治20年の改修（明治改修）で木曽川から切り離されました

2/24 10:19

現在の地図でもはっきりと旧河道がわかります
赤丸が写真を撮影した場所

2/23 11:34

何気なく道ばたにあるお地蔵様ですが、土台には25名の方の名前と昭和34年9月26日とあります
　
伊勢湾台風です
　
この地域は伊勢湾台風で大被害を受けた地域でもあります
合掌

2/23 11:48

集落の中の道
この道は、若干標高が高いので、旧河道というよりも鰻江川の自然堤防と考えた方がよいかもしれません

2/23 11:56

地蔵堂
少しチベット的？

2/23 11:56

かわいい猫と、上の神様？は何でしょう？
お相撲さんという意見もありましたが。。。

2/23 12:05

長良川にでました
揖斐川もほぼ合流した地点です
向こう側が桑名です
三里の渡しは船で長良川と揖斐川を横断するのですが、ここに橋はないので、上流へ迂回します

2/24 10:55

このあたり
明治の地図では、現河口はだいぶ内陸側ですが、明治改修でこれより先が河敷側になってしまったからです

2/23 12:12

長良川河口堰が近づいてきました

2/23 12:14

大島神明社
慶安2（1649）年に流されてきた社を祀ったのが始まり
そのご、明治改修で内側に移設され、空襲や伊勢湾台風の影響をうけたりと、数々の試練を乗り越えた神社だったようです

2/23 12:24

なばなの里

2/23 12:26

なばなの里の富士山は上下します

2/23 12:27

僕より低くなった

2/23 12:28

長良川河口堰

2/23 12:31

アクアプラザながら
長良川河口堰の紹介施設でトイレがあります
ダムカードがいただけます

2/23 12:31

展望台からみた長良川河口堰

2/23 12:35

伊勢湾台風時の浸水領域
佐屋街道やこの付近の被害がひどかったのがわかります

2/23 12:38

ダムカードをいただきました
水郷カードなんてのも配っていた

2/23 12:40

長良川をわたりますよ
661m

2/23 12:42

長良川河口堰

2/23 12:42

落ちませんように

2/23 12:48

反対側まできて、、、、人もダメなようです
戻ります

2/23 12:48

本来ならここから中堤におりて、伊勢大橋の向こう側から橋に上がれるはずでした

2/23 12:51

伊勢大橋は新橋を建設中なため、中堤の一部が通行不能になっているのです

2/23 12:53

これからわたる伊勢大橋
川は長良川です

2/23 12:58

うっすらと御嶽山

2/23 13:00

長良川河口堰

2/23 13:03

伊勢大橋がちかついてきました

2/23 13:04

また通行止めかよ〜
本日2回目

2/23 13:08

伊勢大橋では、長良川と揖斐川を一気にわたります
昭和9年にできた全長1105.8mの橋

2/23 13:11

隣には新橋が建設中

2/23 13:13

で、ここも狭い
第二の試練です
幸い、誰ともすれ違いませんでした
結局、長良川部分7分
中堤部分1分
揖斐川部分5分でした

2/23 13:23

橋は渋滞気味で、途中でバスが隣に止まったので、風よけにして揖斐川を撮影

2/23 13:30

わたりきって反対側から長良川河口堰

2/23 13:30

こちらは伊勢大橋

2/23 13:30

長良川河口堰と青空

2/23 13:35

長良川河口堰

2/23 13:36

ほぼ真横から長良川河口堰

2/23 13:48

住吉神社
この鳥居は終点ではありません

2/23 13:49

住吉神社
元旦には、鳥居の間から初日の出が上がってくるそうです

2/23 13:53

対岸の水門のあたりが、鰻江川の河口部分です

2/23 13:56

伊勢国一の鳥居
七里の渡しも三里の渡しもここが終点
ここから東海道は四日市や京都方面に向かいますし、お伊勢参りで栄えた場所です

2/23 14:04

桑名市のマンホールには七里の渡し

2/23 14:04

同じく蛤も

2/23 14:18

海蔵寺
宝暦の治水でなくなった薩摩藩士の墓があります

2/23 14:25

はまぐり食道でお昼

2/23 14:36

はまぐりセット
2500円なり
高いですが、おいしいです

2/23 14:54

桑名駅から戻りました

撮影機器：

EOS Kiss X9i ボディ CANON

感想

faroe

佐屋街道で佐屋までついたあとは、船で桑名へ向かいました
これを三里の渡しと言います
河川上を進むので、七里の渡しよりも揺れが少なく、時間も短く、安定した運用ができるので好まれたルートでした
　
船の道を完全にたどるのは難しい訳ですが、鎌ケ池の旧河道など名残を感じさせてくれる部分もあります
　
ゴールの桑名でははまぐりがまっています！