春のような陽気の中檜洞丸で霧氷を堪能してきました
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- GPS
- 06:39
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,257m
- 下り
- 1,238m
コースタイム
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 6:39
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
つつじ新道から用木沢出合まで一部若干の泥濘あり、凍結なし積雪ゼロ。 |
写真
感想
入っている山の会で、低山のスノーハイクを目的に毎年この時期に行っている山行に今年も参加しました。
低山とはいえ雪が深かったり凍結したりすると大笄小笄あたりではロープを出すこともあり、雪が多かった昨年は人数を絞るために下山ルートを犬越路と石棚山稜の二手に分けたところ、案の定ロープを張って通過するのにそこそこ時間が掛かり、ロープを使わなかった石棚山稜パーティーと犬越路パーティーがビジターセンターで丁度合流できて、二手に分かれたのが大正解でした。
さて、今年はかねてからの暖冬でビジターセンター前で準備をしていてもほとんど寒さを感じることもなく、つつじ新道入口の沢の水も全く凍っていないどころか、ゴーラ沢出合までの登山道はパサパサに乾いていて霜が下りた気配もないくらいでした。
年末以降まともに雨が降っていないということもあってか、ゴーラ沢出合の水量はいままで見たことがないくらい少なく、渡る場所を選ばすにどこでも一跨ぎできるほどでした。
高い気温のせいか出発時に見上げると大室山の方にはガスがかかっていて天気は晴れているはずなのに見通しが利かず、展望台のベンチから富士山を望むこともできません。
ところが、標高1,400mを超えるあたりから周りの木々の枝が心なしか白っぽく見えてきて、はじめのうちは朝露かと思っていましたがだんだんと枝の白さがはっきりとしてきたので手を触れてみると霧氷でした。
更に石棚山稜分岐を過ぎる頃には周りを覆っていた真っ白いガスもだんだんと薄くなり、山頂手前では霧氷をまとって真っ白い枝を広げる木々の背景に真っ青な青空が広がり、富士山もくっきりと姿を現しました。
青空を背に日の光を浴びて白く輝く霧氷は儚く、気温が上がるとあっという間に溶けてしまうので山頂で休憩する時間を惜しみ、ノンストップで犬越路への階段を下って霧氷に彩られた尾根歩きを楽しみ、熊笹ノ峰で昼食を兼ねて休憩を取りました。
檜洞丸の頂上手前と日の当たる尾根上で多少の泥濘はあったものの、凍結も積雪もない行程は当初の目的からはちょっと期待外れでしたが、美しい霧氷を頭上に見ながら、まるで春のような穏やかな気候の中をハイキングしてきました。
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