御在所 2ルンゼ奥又
天候 | 曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
➡14:00 2ルンゼ奥又上部➡14:30頂上➡16:00藤内小屋➡16:30御在所下ゲート |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎この時期のアイスの参考になればと思い、アップさせていただきました。 ・藤内小屋まで雪はなく、アイゼンは不要。 藤内小屋から一壁への分岐までも略雪はなく、アイゼン不要。 分岐からは雪がある為、アイゼンが無難。 ・奥又左ルートはかなりアイスの溶解しているが、登攀可能。 氷柱直下はかなり雫があり。 アイス自体も柔らかくなっているので、刺さりやすい一方、 崩れやすくもあり、リードではかなり緊張するかと思う。 ・滑滝から頂上へ抜けるルートのアイスも溶解が始まっているが、登攀可能。 山頂直下の雪は若干腐っているが、登攀可能。 《参考1:2/19〜2/24の天気概況》 2/19に降雨(気温は低い)➡2/20 気温上昇(東京では20℃)。 2/23:晴れ(最高気温13度;夕方時点で12℃)。 ただし、本州南岸を東進する低気圧の影響で終日冷たい強い風が吹く。 2/24(当日):高気圧の谷間に入り、曇り。 出発時(5:30)で3℃。最高気温13度程度と思われる。 《参考2:2月の天気概況とアイス状況》 ・2/10は2/6の降雨の為、アイスが溶解。 この時(2/10)はマイナスの滝は登攀困難、 2ルンゼ奥又はアイスが溶解して雫が落ちている状況であった。 ・2/17は2/16〜2/17にかけて冬型の気圧配置となり冷え込んだ為、 アイスが若干成長。 マイナスの滝は登攀可能、2ルンゼ奥又も若干アイスが成長していた。 ・今週(2/25〜)は降雨が多く、温かい予報の為、アイスが溶解する懸念がある。 |
写真
感想
・奥又左ルートを3回登攀後(トップロープ)、
上部滑滝を登攀し、頂上へ抜けました。
滑滝から頂上へ抜けるルートは眺めがよく、
アイスや雪が締まってと気持ちの良いルートだと思います。
今回は雪が若干腐ってはいましたが、楽しく登攀できました。
頂上から裏道も雪が腐って滑りやすい状況です。
スキーの要領で滑って行ったところ、
ストックのバスケットがなくなっていました。
あまり調子に乗らないほうが良いかと反省です。
・奥又左ルートはかなりアイスの溶解が進んでいますが、登攀は可能です。
氷柱直下はかなり雫があり、ハードウェアが濡れました。
アイス自体も柔らかくなっているので、刺さりやすい一方、
崩れやすくもあり、リードではかなり緊張するかと思います。
・アックスはクォークを使用しました。
よく刺さりますが、石突がアイスにあたり若干降りにくく感じました。
その点はノミックの方が良いかなと感じました。
・2本爪のサルケンを使用しましたが、
私はあまり氷に刺さずに足を乗せて登攀していることが多いようで、
1本爪のダートとの違いをそこまで実感できていません。
ただし、アイスがさらに硬くなったり、ハングとなると
1本爪ダートの方が良いかもしれません。
・今回はベースに食料を出したままで登攀した為、
カラスに全て食べられてしまいました。
友人の食料が運よく余っていた為、助かりましたが、
非常に悔しい思いをしました。
あの後、ずっとカラスが偵察に来ていました。
今後は絶対、食料はザックの中に入れておこうかと思います。
【装備】
アイゼン:ペツル/サルケン(アプローチ/アイスクライミング用)
※ダートは持っていくも使用せず。
アイスアックス:ペツル/クォーク
厳冬期用登山靴(ボリエール/G1)
ザイル:ベアール/バイラス60メートル ドライ加工無し
トップロープの場合, クライマー側は50メートルザイル,
確保側は60メートルザイルを使用。
シュリンゲ・ヌンチャク(60cmシュリンゲ+カラビナ+管付カラビナ)×3
シュリンゲ・カラビナ(120cmシュリンゲ+カラビナ)×3
ハーネス, ヘルメット, コッフェル, 火器, ガスカートリッジ, ストック
【着衣】
上:アクティブスキン(ファイントラック), R1フーディー(パタゴニア),
ハードウェア(モンベル),
ナノエアジャケット(パタゴニア;登攀中に使用)
下:アクティブスキン(ファイントラック), ハードウェア(パタゴニア)
他:手袋(ソロイスト/ブラックダイヤモンド
+ドライレイヤーグローブ/ファイントラック)
(アプローチで手が冷えた為、オーバーミトンも使用)
毛帽子、厚手靴下、テムレス(予備手袋),
バラクーバ/スクリュー(使用せず)
飲料水:紅茶0.1ml(紅茶0.75Lを携帯),
食料:(パン2ケ持っていくもカラスに食べられた為、摂取できず)
※またしてもアックス用のホルダーを考慮し忘れた(ナス管付カラビナ?)。
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