丹生帝釈山系 三津田〜シビレ山ルート探索その3
- GPS
- 02:13
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 191m
- 下り
- 97m
コースタイム
- 山行
- 2:15
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 2:56
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
丹上帝釈山系の衝原ダム湖岸からシビレ山へ登るルート探索その3回目。
今回は、ダム管理事務所の西、三津田の滝の上流の沢沿いに道が地形図に描かれているので、そのルートを探るのが目的です。
入口には自然歩道の大きな看板があります。暫くは舗装道路が続きます。
突き当り一つ手前を右に曲がり最奥を目指したが、廃品処理施設でその先へは進めませんでした。一つ戻って突き当りまで行くとその先の道路が山へ登って行く様です。
舗装道路は、水利ダムの堰堤(広ノ池)で終わり、いよいよ笹や羊歯の薮漕ぎかと思いきやダム湖に沿って杣道の笹を刈り込んでいました。これは有難い事です。
奥へ進むと赤い椿の花が落ち笹の中から鶯の鳴き声まで聞こえてきます。
ダム湖のバックウオーターが無くなり沢のせせらぎが聞こえてくると赤いテープが二本巻いてあります。
昔からの山のルールで分岐点には赤テープ二本、ルートは一本。
沢へ降りる右ルートを選択し、沢を少し進むと左山側から杣道が合流します。どうやら分岐で左へ分かれた道は、高巻ルートの様です。
渡渉にて対岸へ上がると立派な指導標(<丹上山・シビレ山 広ノ池・万願寺>)が建っています。
一本立てて更に進むと地形図も尾根を目指す様で少しづつ標高を上げ斜面のトラバースが続き小さいが落差のある滝を越えて登り切ると自然と緑の道に合流します。
ここから先は既に歩いたコースなので、お昼を食べるには最高の展望台地まで登り、日差しも暖かく御握りとトマトスープのポッチ飯。
今日も誰も来ないと思っていたが、突然外国人のマウンテンバイク男が現れ道を尋ねられた。
彼は、シビレ山から鉄塔沿いの尾根を降り沢を渡ってここまで来たと言う、凄いパワーです。ダム湖迄降るコースを尋ねられたので三角点のピークでコースは左右に分かれる。左コースは坂を降り沢へ降りて沢沿いの道自転車では厳しい。右コースは尾根上の上り下りのルートで最後は湖岸道の支線に降りられるとスマホアプリの「国土マップR」を見ながら伝える。彼もiPhoneを持っており、このアプリを欲しいとの希望で、その場でアプリをダウンロード。これさえ有れば全国いつでもどこでも国土地理院の地形図とGoogleMapを重ねてGPSで現在地が解る優れものなので大喜びして出発した。
私も遅れて出発したが、今度はトレランの男性が走ってきた。挨拶だけ交わし次のルート探しにCa230へ向かう。
ピークで振り返ると送電線鉄塔の右隣のピーク、シビレ山もハッキリと望める。ここからは、地形図には破線が描かれています。地形図とコンパスでルートから外れない様に確認を繰り返しますが、サルトリイバラや針のように尖った樹木を右や左に避けながら進むもコースから外れその都度修正する。遂にシダ薮まで加わり進退窮まりギブアップ。戻るにも同じくらいの時間が掛かり元の位置へ戻る。
ここからは一度通ったルート、赤テープも有り湖岸道路支線に出てGPSを止める。GPS記録はここまで。
この後ダム湖から歩いて車へ戻り、次の自然歩道も有るか無いかのススキやシダ薮を掻き分け辿りましたが、用水路の様な杣道もサルトリイバラとシダ薮に笹薮も加わり遂に諦めました。
地形図には破線道が描かれていますが、誰も訪れない道は数年で自然に帰ります。
車社会で自分の足で歩かなくなったら、山奥の里山の道も同じ運命を辿るのでしょうね。
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