春の妖精たちに魅了されて脚が退化してしまう裏山散歩

2019年03月05日(火) [日帰り]

• GPS: 04:09
• 距離: 10.0km
• 登り: 304m
• 下り: 290m

天候

晴れ

アクセス

自宅から徒歩にて周遊

写真

今日は春の妖精を中心に裏山散歩です　シジュウカラ(四十雀)がいたと思ったらあっと言う間に飛び去ってしまいました

クロモジ(黒文字)は蕾の期間が長くなかなか咲いてくれません

平山城址公園猿渡の池周辺のアセビ(馬酔木)が見頃です

ヤマガラ(山雀)が一生懸命何かの実を突っついています

珍しく東京薬科大学構内にいたアオゲラ(緑啄木鳥) 見つけた時には木に垂直に掴まっていたのに残念！

あっと言う間にアオゲラは遠くに飛んでしまい代わりにやって来たのはコゲラ(小啄木鳥)

さあ春の妖精を期待して薬用植物園へ入園です　黄色のクロッカスが満開です

その傍に咲いていたのはスノードロップ

こちらはフキタンポポ　ユーラシア大陸に分布する多年草で普通のたんぽぽとは少し違う様です

やっと咲いたキクバオウレン(菊葉黄連)　黄連には色々ありますが小芹葉と芹葉、菊葉はその字の通り葉の形が違います

花を撮影したくて忘れてしまいがちな葉の撮影

こちらは何とか菊の葉に似たものが写っています

咲いた！咲いた！　チューリップではなくキクザキイチゲ(菊咲一華)　薬科大は白よりもこの青味がかった薄紫色の方が多いです

ミスミソウ(三角草)の開花が増えて色々な色合いの花が見頃になってきました

花弁の様に見える萼片は白、紫、青、ピンクなど色々有り蕊の色も色々でその組み合わせは多様であるがこれは萼片も蕊も白です

ピンクにピンク　少し形が乱れている気もしますが蕊を見て欲しかったのでしょうか

白い顎片にはこの紫色とかピンクが似合う気がします

こちらはこの花の名前の由来が良く理解出来る葉の形が確認出来ます

こちらは葉が綺麗です

ブルーのミスミソウが好きな方も多いですね

ミスミソウは未だ観察路から離れた場所にしか咲いていませんのでどれも望遠撮影です

こちらは葯が赤紫で妖艶な感じがします

ミスミソウは本当に何時まで見ていても飽きない花ですが少し足を進めます　薬科大のミツマタがやっと開花です

こちらは黄花節分草　昨年は無かった筈ですが今年はNew Faceが増えそうで楽しみです

自然観察路にもスノードロップが咲いています

セリバオウレンなどが多い場所に圧倒的に多いミスミソウですが3年前までは立ち入り禁止になっていて昨年新たな観察路が延長された場所にもミスミソウが咲いています

こちらは比較的近くに咲いているミスミソウ

微妙に葯の色が異なります　本当に色々と綺麗な色合いを楽しめる花です

後で北門の守衛さんに聞いた話では埼玉から36名の団体さんが来園だったとのこと　混乱を避けて奥の池の方へ退避するとフキ(蕗)の花が咲いていました

ヒメリュウキンカ(姫立金花)はあっと言う間に花の数が増えました　その内一帯がこの花で黄色く染まることでしょう　

しばらく音沙汰のなかったコスミレ(小菫)が再度咲き始めました

なかなか雰囲気が良いです

枝垂れ梅も見頃です　混雑を避け一旦外を歩いてきます

堀之内の谷戸にてセイヨウスイセン(西洋水仙)

ムスカリの花も増え大きさも僅かではありますが大きくなりました

この虫は初めて見ました　コガタルリハムシの様です　ギシギシ、スイバなど雑草を食べつくすので雑草駆除にも用いられるとか

薬科大へ戻って来て学食のお世話になりました　かき揚げ蕎麦 312円　

当然薬用植物園へ戻ります　飽きもせずミスミソウの撮影です

撮影する時間が変わると花の様子も変わる様です

このミスミソウは先程撮影した様な気がします

本日最後のミスミソウ　白いのはキクザキイチゲの蕾かも知れません

バイカオウレン(梅花黄連)は未だ健在でした

キクザキイチゲ(菊咲一華)も再度撮影です

ユキワリイチゲ(雪割一華) 朝の時点では寒いのでこの様に花が開ききらない状態でした

昼の時点でのユキワリイチゲ　綺麗に開花していました　

節分草はもう終盤ですが葉だけは緑色になりました

平山城址公園の猿渡の池での鳥の水浴び　今日はウグイスかルリビタキを期待していたのですがヒヨドリでした

ニュースでカラスが自分で蛇口を開けて水浴びをする様子が伝えられていましたがここにいるとどの鳥も水浴びが好きだと実感出来ます

一旦潜ってその後水面に顔を出します　カワセミの様に餌を取るのではなく水浴びです

そして飛び立ちます　見ていただけでも5回はこの動作を繰り返しました

こちらは多分ヒヨドリが来る前に水浴びをしたジョウビタキのお嬢さん　何かみっともないのですが...

本日最後は金属製の鳥　尾翼のYJは 374th Airlift Wing Yokota AB, Japan（横田基地）これから自宅上空を飛んで横田基地へ向かうところです

感想

ランツベルク

今週は雨の日の方が多い天気予報、今日は珍しく晴れなのですが未明まで降り続いた雨の為何時もより遅い出発です。

先週の様に多くの欲を持たずに裏山を超えて何時もの東京薬科大学へ春の妖精たちに逢うことを一番の目的にしました。
自宅から近い所なので恵まれた環境ではあります近過ぎて脚が退化してしまうという欠点はあります。(笑)

今回は菊咲一華(きくざきいちげ)や雪割一華(ゆきわりいちげ)の台頭です。
一華とは1本の花茎の茎頂に一つだけ花をつけることらしく菊咲一華は別名で菊咲一輪草とも呼ばれているそうです。何故一輪草に一華の字を付けた花名にしなかったのかは謎です。

久し振りの晴れ間で気持ちの良い日でした。キクイタダキは2羽程何時もの木に入りました。撮影しようと出て来るのを待ち構えていましたが何時の間にか出てしまった様で今回も残念でした。

Landsberg